A brief olfactory test for Alzheimer's disease.
Stamps JJ, Bartoshuk LM, Heilman KM.UF researchers find that ‘peanut but
J Neurol Sci. 2013 Oct 15;333(1-2):19-24.
アルツハイマー病では、嗅覚皮質において、右半球より左半球の変性が早期に生じることが多く、同側嗅覚皮質へ投射される嗅覚上皮の刺激の反応を反映する。
アルツハイマー病18名、MCI24名、他の原因認知症26名、マッチ化対照26名の検討
アルツハイマー病患者の平均嗅覚検出距離は右鼻腔 17.4cmで有意ではなく、左鼻腔に近づけての検出平均距離は他の群より有意に短い(・・・すなわち、鈍感である)
左右差平均
アルツハイマー病 -12.4 ( -15.0 〜 -9.8 )
MCI -1.9 ( - 4.2 〜 0.4 )
他原因認知症 4.8 ( - 2.6 〜 6.9 )
対照 0.0 ( - 2.2 〜 2.1 )
'Peanut butter’ test can help diagnose Alzheimer’s disease
http://news.ufl.edu/2013/10/08/alzheimers-test/
嗅覚感度を調査するため、ピーナッツ・バターを用いたアイディアが浮かんだ。嗅覚と認知症早期検出の関連性は以前から指摘されていたが、ピーナッツバター14g(さじ一杯に相当)する。眼を閉じ口を閉じ、1鼻腔をブロックする。ピーナッツバター容器を開け、被験者に1cmずつ近づけ、匂い検出するまで続ける。90秒後片方の鼻でも行う。
アルツハイマー病患者では嗅覚検出距離の左右差著しく、右より左の鼻では10cm平均以上では嗅覚を感じない。他のタイプの認知症ではこの現象がなく、疾患特異的であった。
パーキンソン病も、嗅覚障害にて早期発見? 2008年 03月 24日
“チューリッヒ嗅覚スクリーニング・キット”
「ヨーロッパじゃピーナッツバターを食べないって本当なの?」
http://blog.livedoor.jp/drazuli/archives/6680562.html
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