2013年8月19日月曜日

多施設RCT:ヨガは、がん生存者の睡眠の質改善し、睡眠薬依存軽減

Mustainらのグループは、ASCO2010年に早期報告をしている。
URMC(University of Rochester Medical Center)で開発された方法でヨーガ:Hatha yogaと、restorative yoga、stressing mindful breathing、瞑想、gentle stretchingを要素とする。


睡眠障害を合併するがん生存者でヨガ・プログラムで、睡眠の質改善し、睡眠薬依存を減少させる

75分、低強度ヨガセッション週2回参加者では1ヶ月で、標準治療群に比べ睡眠薬使用21%減少する。対照では、週ごと5%ずつ薬物使用増加するのと対照的。
両群とも、包括的睡眠の質は改善するが、ヨガ群では、入眠の遅れ、睡眠時間、睡眠効率、睡眠障害、主観的睡眠の質、日中機能障害を改善する

"Multicenter, randomized controlled trial of yoga for sleep quality among cancer survivors"
Mustain KM, et al
J Clin Oncol 2013; DOI: 10.1200/JCO.2012.43.7707

がん生存者30%〜90%で治療後”睡眠の質”の障害し、合併症死亡率増加に関わるほど重度である。運動などのライフスタイル介入が、薬物・認知行動療法とともに推奨されている。ヨガ 、すなわち心身的実践と運動形式は、がん生存者の睡眠を改善するという予備的研究結果がある。それで、410名の中等度以上の睡眠障害例、手術・化学療法・放射線治療の治療後2−24ヶ月間例
Yoga for Cancer Survivors (YOCAS) プログラム(pranayama (breathing exercises)、 16 Gentle Hatha and Restorative yoga asanas (postures)、瞑想 ) 
95%女性、平均年齢 54歳、乳がん 75%のがん生存者で、ヨガ実践で、全般的睡眠の質改善、セカンダリ的には、主観的睡眠の質 (P<0 .01="" i="" nbsp="">P
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  • 入眠遅延 (P<0 .01="" li="">
  • 睡眠時間 (P<0 .05="" li="">
  • 睡眠効率 (P<0 .01="" li="">
  • 睡眠障害 (P<0 .05="" li="">



【誤報?世論誘導記事?】【でっちあげ病名】毎日新聞によると、「ネット依存症=病気」だそうです。






毎日新聞 2013年08月19日 02時32分
http://mainichi.jp/opinion/news/20130819k0000m070117000c.html
 2年前からネット依存の専門外来を設けている国立病院機構「久里浜医療センター」(神奈川県横須賀市)では、これまでに約150人が受診し、今年11月まで初診の予約が埋まっている。
 今回の研究班メンバーでもある樋口進院長によると、患者の50%弱は中高生で、当初はオンラインゲームにのめり込む男子が多かったが、最近はスマートフォンでの友人との言葉のやりとりがやめられない女子が増えてきた。依存のために心に深いダメージを受けた子もいるという。
 ネットは情報収集にも、コミュニケーションにも、便利な道具だ。ネットから離れた生活は今や考えにくいだろう。だからこそ、多方面から、この問題を考える必要がある。
 家庭で話し合って、深夜の使用を禁止したり、ネット使用の制限時間を決めたりするなど、ルールをつくることは有効だ。子供の変化に気づいたら、早めに専門医の治療を受けることが望ましい。

米国:肥満の死亡率寄与度過小評価され、従来よりさらにその重要性増加

米国において、肥満の死亡率寄与はよりその重要性が増している。

1980年代全年齢層に始まった肥満疫学調査で、肥満関連早期超過死亡の継続的増加が確認され、飲料サイズは大きくなり、着衣サイズはでかくなり、子供の友達の肥満数増加する現状。一度肥満になると、それを打ち消すのは大変難しい。子供世代が高齢となるまで、疫学的には最悪とならないのかもしれない。
白人男性米国高齢者では、肥満増加は既に明らかで、 BMI30〜35比率は、1915−1919年生まれで3.5%。10年下の世代で肥満原因死亡率 5%。それ以下の世代では7%となる。
米国南部・中西部住居アメリカ人は他の州より肥満が多く、電話調査では13州において30%超が肥満となっている。アラバマ、アーカンソー、インディアナ、アイオワ、ケッタッキー、ルイジアナ、ミシガン、ミシシッピー、オハイオ、オクラホマ、南カリフォルニア、テネシー、西バージニア州


米国の以前の調査では、肥満の米国内死亡率に関するインパクト過小評価されていた可能性が示唆された。

The Impact of Obesity on US Mortality Levels: The Importance of Age and Cohort Factors in Population Estimates.
Ryan K. Masters, et. al. (2013).
American Journal of Public Health. e-View Ahead of Print.
doi: 10.2105/AJPH.2013.301379

1986年から2006年の過体重、肥満による成人死亡推定比率は、
黒人・白人男性 5.6%、15.6%、黒人白人女性 26.8%、21.7%

加齢とともに肥満と死亡率の関連性は強くなり、誕生コホート横断的にみれば肥満寄与死亡率は以前増加している

noteへ実験的移行

禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note