ラベル 視力 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 視力 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2018年10月29日月曜日

2型糖尿病・黄斑浮腫・睡眠時無呼吸:nCPAPにて視力回復認めず

12ヶ月間では、OSAへのCPAP治療は通常治療ケア比較で2型糖尿病・DMO患者の視力改善認めず


Continuous positive airway pressure effect on visual acuity in patients with type 2 diabetes and obstructive sleep apnoea: a multicentre randomised controlled trial
Sophie D. West, Benjamin Prudon, Joan Hughes, Rajen Gupta, Seid B. Mohammed, Stephen Gerry, John R. Stradling
European Respiratory Journal 2018 52: 1801177; DOI: 10.1183/13993003.01177-2018
http://erj.ersjournals.com/content/52/4/1801177

2型糖尿病患者・黄斑浮腫(diabetic macular oedema (DMO))の閉塞型無呼吸へのnCPAP療法

ランダム化研究:登録  131 、30–85 歳、UKセンター 23ヶ所
 DMO causing visual impairment (LogMAR letters identified ≥39 and ≤78, score 0.92–0.14) plus severe OSA  on screening to either usual ophthalmology care (n=67) or usual ophthalmology care plus CPAP (n=64) for 12 months.


平均年齢 64歳、男性 73%、平均BMI 35.0、平均4%ODI 36 events/h

12ヶ月後の視力に有意差なし  (mean LogMAR 0.33 (95% CI 0.29–0.37) versus 0.31 (95% CI 0.27–0.35); p=0.39)、LogMARと平均CPAP使用と有意関連性認めず


1日CPAP使用 中央値±SD (range)  3ヶ月で 3.33±2.25 (0–7.93) h、6ヶ月で 3.19±2.54 (0–8.07) h 、12ヶ月で 3.21±2.70 (0–7.98) h






高血圧でもnCPAP療法効果今ひとつ
視力障害まで生じてしまうと、夜間の胸腔圧力増加・酸化ストレスなどの影響緩和してもなかなか改善までは困難

2013年4月4日木曜日

加齢黄斑変性症:マクロファージ内「コレステロール引き出し能」機能障害が一因? ・・・ 治療戦略へ

Impaired Cholesterol Efflux in Senescent Macrophages Promotes Age-Related Macular Degeneration
Cell Metabolism, Volume 17, Issue 4, 549-561, 2 April 2013


眼球脈絡叢血管内マクロファージ内コレステロール過剰は、血管新生のトリガーとなり、"wet"となり、AMD発症リスクとなる。
マウスの実験シリーズで、高齢マウスマクロファージのコレステロール値が高いのは、ABCA1のコレステロール引き抜き能 (cholesterol efflux)機能異常による

また、T0-901317、LXR(liver X receptor)アゴニストで高齢マウス全身処置にて、ヒトのレーザー誘発モデルでの 脈絡叢血管新生の減弱が示された。

Apleらは、ヒトの末梢血単核球細胞が、加齢に伴うABCA1異常・コレステロールbuildup異常をもたらすことと確信。

コレステロール効果治療との関連性はまだあきらかでないと筆者等



「HDL善玉説」への疑念、「"瀕死のアクトス"の宣伝切り札」でも使われる「コレステロール引抜き能」だが・・・



コレステロール引抜き能,高比重リポ蛋白の機能,アテローム性動脈硬化
 (N Engl J Med 2011; 364 : 127 - 35.)

HDLは、脂肪蓄積マクロファージからのコレステロールを受け取り、コレステロール逆輸送促進、すなわち、「コレステロール引き抜き能」(cholesterol efflux capacity)が主と考えられていたが、この論文で、HDLコレステロール値と無縁に「コレステロール引き抜き能」が存在することが示された。

動脈硬化のパズルでは、HDL、コレステロール引き抜き能をどう扱うかが課題になっている現状・・・治療に関するパズル部分の解はどうなるのだろう・・・

2013年3月9日土曜日

視力障害に関わるうつへの影響は、客観的視力障害にあらず、本人の視覚障害自覚に依存

うつスケール(9項目・Patient Health Questionnaire)によるうつ指標と、アンケート視力機能評価、実際の視力検査との関連性

視力障害に関わるうつへの影響は、客観的視力障害にあらず、本人の視覚障害自覚に依存

Association Between Depression and Functional Vision Loss in Persons 20 Years of Age or Older in the United States, NHANES 2005-2008
Xinzhi Zhang, et. al.
JAMA Ophthalmol. 2013;():1-9. doi:10.1001/jamaophthalmol.2013.2597. Published online March 7, 2013
 2005-2008年、9項目PHQ(10点以上)のうつの粗発生頻度は11.3%
視力障害自己報告有る場合 11.3% (95% CI, 9.7%-13.2%) 、 無い場合 4.8 (95% CI, 4.0%-5.7%)   

測定視力障害例(良視力眼球側 20/40より悪化)では、10.7%(95% CI, 8,0%-14.3%) 、正常では6.8%(95%CI, 5.8%-7.8%)

年齢、性別、人種/民族、結婚状態、独居/非独居、教育、収入、雇用状況、保険状況、BMI、喫煙、飲酒、一般的健康状況、視力への苦悩、重大慢性疾患補正後、
自己報告視力機能障害は、有意にうつと関連(包括オッズ比、 1.9 [95%CI, 1.6-2.3)持続、一方、実際の検査場の視力障害とうつは統計学的に有意差認めず
 

HPVワクチンをめぐる日本の"失われた8年"と、私たちが検証すべきこと

「子宮頸がんワクチン」という呼び方に、以前から違和感があります。 HPVワクチンが子宮頸がん予防に重要であることは間違いありません。日本では女子への定期接種として導入され、子宮頸がん予防を中心に説明されてきたため、この名称が広まった経緯も理解できます。 しかし、このワクチンが...