180の慎重規定遺伝子変異を用い、身長と冠動脈疾患(CAD)の関連性を遺伝しアプローチで検討。
結論としては、遺伝的に規定されている低身長は、冠動脈疾患リスク増加と関連し、この関連性は一部低身長と脂質特性の悪質さの関連性で説明される。
身長を規定する生物学的プロセスと動脈硬化発症規定生物学的プロセスに共通した何かがある。 (Funded by the British Heart Foundation and others.)
Genetically Determined Height and Coronary Artery Disease
Christopher P. Nelson, et. al. ; for the CARDIoGRAM+C4D Consortium
N. Engl. J. Med. April 8, 2015DOI: 10.1056/NEJMoa1404881
1SDである6.5cmの遺伝的変化とCADの関連性
症例 6万5千66名、 対照 12万8千383名
1万8千249名のindividual-level genotype データから、身長関連Alleleの種々数の存在との関連を検討
遺伝的規定身長1ーSD減少毎CADリスクは 13,5% (95% 信頼区間 {CI]、 5.4 〜 22.1; p< 0.001)
身長増加関連変異数多数存在とCADリスク減少との段階的相関性あり (身長4分位オッズ比 1.074; 95%CI、 0.68 〜 0.84 ; p< 0.001)
検討12リスクのうち、 LDLコレステロール、TGのみ有意な関連性あり ( 関連性のうち、約30%関与)
進呈発達成長と動脈硬化に関連する、互いにオーバーラップする遺伝子関与経路があると思われる
低身長の傾向の地方で生まれ育ったが、さほど冠動脈疾患リスク多い方では無いと思う。
日本の都道府県別傾向に反映してるのだろうか?年齢補正してないからざっくり過ぎるが・・・
男性高身長都道府県関係ないみたいだけど・・・
青森、鳥取、秋田、山形、石川
男性低身長都道府県
沖縄、広島、高知、鹿児島、岡山
http://paro2day.blog122.fc2.com/blog-entry-952.htm
だが、青森、秋田、鳥取の虚血性心疾患死亡率は高い
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/other/10sibou/dl/hyo1.pdf