2014年11月18日火曜日

趣味程度のランニングは変形関節症を増加させるどころか、リスク軽減の可能性あり

レクレーションのランニングによる変形性関節症リスク増加の懸念・・・それは杞憂かもしれない

むしろ、変形性関節症の発症抑制的に働く可能性がある。






Habitual running at any time in life is not detrimental and may be protective of symptomatic knee osteoarthritis: Data from the Knee Osteoarthritis Initiative
Source reference: Lo GH, et al ACR2014; Abstract 2895.
Press Release:http://www.medscape.com/viewarticle/835005

エリートアスリートでの検討から危惧されたが、娯楽的ランニングの検討、ここでは地域コホート、2683名のOAI( Osteoarthritis Initiative)登録者、平均年齢 64.5歳、BMI 28.6、女性 56%、 特定の期間だけランナーだったという被験者は29%。全例膝X線、症候アセスメント施行。Lifetime Physical Activity Questionnaireというアンケートで、12-18歳、19-34歳、35-50歳、50歳以上での3つの身体活動性チェック。

OAI登録後4年間で、X線評価にて変形性関節症評価。レントゲン的変形性関節症評価分類にてKellgren-Lawrence段階 2以上を分類都市、疼痛も4年後評価。レントゲン的変形性関節症と頻回の膝痛共に、すくなくとも1関節にある場合を症候性変形性関節症とする。


全年齢層において、膝痛罹病は非ランナーより、ランナーの方が少ない  (35.0% vs 41.6%)、同様に、レントゲン上の変形性関節症も少ない  (53.7% vs 60.3%) 、そして症候性変形性関節症も少ない (22.8% vs 29.8%)
年齢、性別、BMI補正後も同様。

ただ、ランナーはより健康的であるので、バイアスを含む可能性のある報告と・・・




ランニング継続中の私としては、勇気づけられる報告・・・ 膝を悪くしたとの賜るランニングをやめた先輩方が多く辟易してたところ・・・

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