"Respiratory tract illnesses during the first year of life: effect of dog and cat contacts"
Bergroth E, et al.
Pediatrics online
Children With Early Contact With Dogs and Cats Are Healthier 7/9/2012 For Release: July 9, 2012
Medpage: http://www.medpagetoday.com/Pediatrics/GeneralPediatrics/33659
フォローアップ合計17124週で、発熱71.8%、中耳炎 39.5%、鼻炎 96.7%、咳嗽 84.4%、喘鳴 32.2%の報告、抗生剤全身投与47.6%
後顧的アンケートで、自宅犬暴露無しは65.2%、猫暴露無し75.5%
生まれたばかりの時、犬と一緒に過ごすと健康的 (OR 1.31, 95% CI 1.13 to 1.52, P<0.001) で、かつ、耳感染症罹患リスク少ない (OR 0.56, 95% CI 0.38 to 0.81, P=0.002)と フィンランドの大学の研究者
耳炎への抗生剤投与数減少(OR 0.71, 95% CI 0.52 to 0.96, P=0.03)
犬居宅内滞在時間を6時間未満、6-16時間、16時間超で比較
6時間未満で最も関連性が有り
包括的健康度 OR 1.25 (95% CI 1.04 to 1.50, P=0.02)居宅内に犬滞在時間が短いほど良いのはなぜか?屋内に泥を持ち込み、居宅環境の細菌学的多様性と関連し、子供の免疫系成熟と、気道感染に影響を与えているのではないかという仮説。
発熱 OR 0.63 (95% CI 0.41 to 0.97, P=0.04)
抗生剤使用 OR 0.54 (95% CI 0.34 to 0.87, P=0.01)
耳炎 OR 0.38 (95% CI 0.18 to 0.82, P=0.01)
猫に関しては、単変量解析では予防的だったが、多変量解析では全般健康度有意差消失 (OR 1.06, 95% CI 0.88 to 1.29, P=0.53)