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2018年10月23日火曜日

癌予防のためオーガニック食品促進を・・・ という報告

”オーガニック”の定義をはっきりさせないと、へんな宣伝に使われたり、へんな概念に凝り固まった・・・”ロハス”的のような曖昧さを具有する事となる。それが信念となり、なんらかの凝り塊、プロパガンダとなる・・・そういうのを毛嫌いする私としては、オーガニック・ロハスというのには個人的に距離を置いているのだが・・・


この論文は、殺虫剤残留物がテーマの書き出し・・・

殺虫剤濃度は低濃度であっても毒性増加示唆。オーガニック食品マーケットはヨーロッパ各国で急激に広がり、合成肥料・殺虫剤、さらには、遺伝子操作食品使用を許容せず、さらには医動物薬物使用も制限するような許容性の狭い状況となっている。結果的にはオーガニック製品は通常食品より殺虫剤残留物少ない状況となる。
2018  2018 European Food Safety Authority reportによると、製品サンプルにて1つ以上の定量可能な残留物存在は44%、即御低可能な殺虫剤残留物存在は6.5%。
米国観察研究で、ジアルキルリン酸塩濃度がオーガニック食品非使用者は 163 nmol/gCr vs 使用者 106 nmol/gCrといおう観察研究結果。オーストラリア・ニュージーランドの研究ではオーガニック食品使用者は90%程減少した成人報告。

殺虫剤残留物が少ないため、オーガニック食品嗜好頻用者は発癌リスクが少ないという仮説 その検証のための報告というのだが・・・


EU認可の有機農法としてのnatural pesticideの存在は残留農薬少なく、また、今まで非ホジキンリンパ腫で発癌リスク報告ある程度しかない。また、オーガニック食品嗜好性は健康的なライフスタイル嗜好性の高い人が多く、交絡要素となり得る。従って病因論的な解釈は慎重になされるべき。


そのような前置きが書かれている。

Association of Frequency of Organic Food Consumption With Cancer Risk
Findings From the NutriNet-Santé Prospective Cohort Study
Julia Baudry, et. al.
JAMA Intern Med. Published online October 22, 2018. doi:10.1001/jamainternmed.2018.4357

目的 オーガニック食品摂取と癌リスクをフランス成人大規模コホートにおいて前向きに検討

デザイン・セッティング・被検者 住民ベース前向きコホート(フランス成人ボランディアにおいて、データはオーガニック食品摂取頻度、食事摂取量の入手情報利用可能者から)。16製品に対しては、ラベルオーガニック職員の摂取回数報告(never、時々、ほとんど)、オーガニックスコアを計算(range 0-32点)
The follow-up dates were May 10, 2009, to November 30, 2016.


68,946名、女性 78.0%、ベースライン平均[SD]年齢 44.2 [14.5]歳フォローアップ

フォローアップ期間中 初回のがん発症 130
多くは 乳癌 459、前立腺癌 180、 皮膚癌 135、直腸結腸癌 99、 非ホジキンリンパ腫 47、他リンパ腫 15

オーガニック食品スコアは、がん包括リスクと逆相関(最大4分位 vs 最小4分位 ハザード比  0.75 ; 95% CI, 0.63-0.88 ; p for trend 0.001; 絶対的リスク減少 0.6% ; ハザード比 5-point増加  0.95; 95% CI, 0.88-0.96)



結論・知見:オーガニック食品摂食回数増加と、癌リスク減少は相関する
確認が必要だが、やはり、一般に対しオーガニック食品促進は癌予防に対して効果ありそう





オーガニック食品促進報告の結論になっているが・・・


序文をみる、本質は、食品中の殺虫剤残留物の危険性であり、決して、遺伝子組み換えなんちゃらなどではないはず。だが、オーガニック食品全般促進を結論づけている。

序文には「EU認可の有機農法としてのnatural pesticideの存在は残留農薬少なく、また、今まで非ホジキンリンパ腫で発癌リスク報告ある程度しかない。また、オーガニック食品嗜好性は健康的なライフスタイル嗜好性の高い人が多く、交絡要素となり得る。従って病因論的な解釈は慎重になされるべき。」としているのに・・・

違和感をもつ報告!


一方で、一般的にEU基準は日本に比べてかなり厳しい
日本の食は世界一安全とは言いがたい・・・という事実

日本の残留農薬基準は国際的比較でどうなのか?
http://www.maff.go.jp/j/export/e_shoumei/zannou_kisei.html





2013年12月11日水曜日

オーガニック牛乳は通常のよりω6/ω3比良好 ・・・ 全般的健康への影響としてはさほどの効果無い

こういう記事だと、まるで、オーガニック製品を全面的肯定的であるかのよう・・・
マスゴミって奴は、西東を問わず・・・ロハスとか、オーガニックとか軽薄雰囲気納得馬鹿大量存在。大量のゴミ情報の原因を考察すれば、彼らの収入源として、一見まともなで表層的な情報を垂れ流す必要がある、それが理由だろう。


以下の論文引用3次情報が、世界のマスゴミさんたちを介して、全世界に誤ったメッセージが伝わらないことを願う


米国内科学会系雑誌(Ann.Int.Med.)に関する総説も合わせ参照いただきたい

Ann Int Med.誌:オーガニック食品 栄養面で優秀性認めず(vs 通常食品) 危険な面も多い 2012/09/04

Organic whole milk provides best heart-health benefits, study says
http://www.latimes.com/science/sciencenow/la-sn-organic-milk-20131210,0,908353.story#ixzz2n7beIugl

牛乳は一部健康に関わり良好な性質をもつが、食事全体として評価すべきである。食事内容全体でω3/ω6増加、この報告ではω6/ω3が用いられており、この比率の減少が望ましい。確かにオーガニック牛乳はそれに関しては合致しているが、シーフードなどには含まれるが牛乳には含まれない不飽和脂肪酸がある。牛乳は、オーガニック牛乳が望ましいのかもしれないが、全体的にみれば取るに足りない話になる・・・論文を直接みれば、そういう感想をもつ。大金持ちで、健康に金糸目をつけないなら止めはしない・・・程度のもの。






西洋社会の食事によりω6量が劇的に増加する一方、ω3は減少している。結果、栄養学的に好ましからぬ状況。

大規模米国内オーガニックミルクと牛乳の脂肪酸含量研究


Organic Production Enhances Milk Nutritional Quality by Shifting Fatty Acid Composition: A United States–Wide, 18-Month Study
Charles M. Benbrook et. al.
PLoS ONE 8(12): e82429. doi:10.1371/journal.pone.0082429

平均12ヶ月間で、オーガニック牛乳は、通常牛乳に比べ、ω−6脂肪酸 ω−3脂肪酸はそれぞれ25%未満、62%超で、ω6/ω3比で言えば2.5倍もの差あり  (5.77 vs. 2.28)


ω3-脂肪酸個別では、オーガニック牛乳で、αリノレン酸 60%、EPA 32%、DHA 19%多い、conjugated linoleic acidとしては18%濃度が濃い。

地域的・季節的変動が中等度

仮説的に成人女性をモデルとして、3つの選択肢で牛乳脂肪酸による一日のω−6/ω−3比を評価
・ high instead of moderate dairy consumption:乳製品量増やす vs 中等度
・ organic vs. conventional dairy products:オーガニック vs 通常製品
・ reduced vs. typical consumption of ω-6 fatty acids:ω−6脂肪酸減少 vs 通常

3つの選択肢ともにω−6/ω−3比減少した
対象者は、目標比率2.3への到達必要には−80%の総量減量が必要で、
効果インパクトは、以下で言えば、1)>2)≒ 3)
1)ω−6/ω−3比低値食品への転換
2)オーガニック牛乳への転換
3)通常の乳製品消費増加


乳製品やシーフードを推奨程度摂取するとして、乳製品はより多くのαリノレン酸がシーフードより多く含む。EPAは1/3、ドコサペンタエン酸はやや多い、DHAはほぼ皆無。

消費者は、健康問題発症や慢性疾患へのリスク排除・リスク減少のために平均ω−6/ω−3比減少のためには様々なオプションを持つわけ




”オーガニック”で肥満 2010年 06月 25日

オーガニック(有機)食品に栄養的優秀性みとめず 2009年 07月 30日


有機食品の検証
http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/yuuki.html

;農水省利権化してる感は否めないし一部曖昧なところもある。国際的コーデックス委員会(FAO/WHO合同食品規格委員会)に基づくガイドラインなので基準としてはユニバーサル

有機畜産物の基準

・ 飼料は主に有機飼料を与えること ・ 野外への放牧などストレスを与えずに飼育すること 
・ 抗生物質等を病気の予防目的で使用しないこと ・ 遺伝子組換え技術を使用しないこと 
有機加工食品の生産法の基準
・ 化学的に合成された食品添加物や薬剤の使用は極力 避けること
・ 原材料は、水と食塩を除いて、95%以上が有機農 産物、有機畜産物又は有機加工食品であること
・ 薬剤により汚染されないよう管理された工場で製造 を行うこと
・ 遺伝子組換え技術を使用しないこと

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「子宮頸がんワクチン」という呼び方に、以前から違和感があります。 HPVワクチンが子宮頸がん予防に重要であることは間違いありません。日本では女子への定期接種として導入され、子宮頸がん予防を中心に説明されてきたため、この名称が広まった経緯も理解できます。 しかし、このワクチンが...