BMC Cardiovascular Diabetology
Effect of SGLT2 inhibitors on body composition, fluid status and renin–angiotensin–aldosterone system in type 2 diabetes: a prospective study using bioimpedance spectroscopy
Anja Schork, et al.
Cardiovascular Diabetology201918:46
https://doi.org/10.1186/s12933-019-0852-y
https://cardiab.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12933-019-0852-y
6ヶ月時点で、HbA1c 0.8% (IQR 2.3 ; 0.4)、体重 2.6 kg (1.5; 9.3) 、BMI 0.9 kg/m2 (0.4; 3.3)減少
Bioimpedance spectroscopyにて脂肪組織mass、脂肪組織index有意減少するも、除脂肪組織parameterは安定
day 3にて、Overhydration (OH) − 0.5 L/1.73 m2 (− 0.1; − 0.9)と細胞外水分 (ECW) − 0.4 L/1.73 m2 (− 0.1; − 0.8)で、3−6ヶ月後初期値へ戻る
血中レニン活性 1ヶ月で 2.1倍(0.5; 3.6)増加、3-6ヶ月で初期値へ戻る
SGLT2i6ヶ月後の水分状況はヒドロクロロチアジド服用高血圧患者と健康者での差は認めず
empagliflozin 18名、dapagliflozin 9名の27名2型糖尿病外来患者
2型糖尿病患者へ長軸研究でSGLT2iの体組成、水分状況、RAASへの影響を検討
bioimpedance spectroscopy (BCM, Fresenius)
http://www.fresenius.co.jp/pdf/BCM_catalog2015.pdf
体組成を第1週から6ヶ月後まで評価
2019年4月11日木曜日
食事サプリメント使用は米国成人の死亡減少へのベネフィットと関連せず
解説記事:
2019年04月11日 07時00分 サイエンス
サプリでは栄養素を適切に補えず過剰摂取時には死亡リスクを高めることもあるという研究結果
https://gigazine.net/news/20190411-more-vitamin-not-supplement/
Association Among Dietary Supplement Use, Nutrient Intake, and Mortality Among U.S. Adults: A Cohort Study
Ann. Int. Med. 2019
Fan Chen, et al.
DOI: 10.7326/M18-2478
【背景】食事サプリメントの健康ベネフィット・リスクは賛否あり
【目的】米国成人での食事サプリメント使用、食事及びサプリメントからの栄養摂取のレベル、死亡率の間の相関整評価
【デザイン】前向きコホート研究
【セッティング】 NHANES (National Health and Nutrition Examination Survey) data from 1999 to 2010, linked to National Death Index mortality data.
【被検者】米国成人(20歳以上)、食事サプリメント使用の質問への回答者 30 899 名
【測定項目】直近30日内の食事サプリメント使用と食事・サプリメントからの栄養摂取。アウトカムには総死亡率、心血管疾患(CVD)、がん死亡率
【結果】フォローアップ期間中央値 6.1年間、死亡 3613発生、CVD死 945、がん死 805
食事サプリメント使用既往程度では死亡率アウトカムと相関せず
ビタミンA、ビタミンK、マグネシウム、亜鉛、銅の適切使用量 (at or above the Estimated Average Requirement((栄養学)推定平均必要量関連語EAR) or the Adequate Intake level) は、総死亡率、CVD死亡率減少と相関するも、食事からの栄養摂取に限ったものであった。
カルシウム過剰摂取 (above vs. at or below the Tolerable Upper Intake Level(( 栄養学)許容上限量の高低評価)はがん死亡率増加 (多変量補正発生率比, 1.62 [95% CI, 1.07 to 2.45]、多変量補正発生率差, 1千人年あたり死亡 1.7 [CI, −0.1 to 3.5] )
この相関は、サプリメントからのカルシウム摂取関連と見なされる (食事からの摂取と比較、≥1000 mg/d vs. no use: 多変量補正発生率比, 1.53 [CI, 1.04 to 2.25]; 多変量補正発生率差, 1千人年あたり死亡, 1.5 [CI, −0.1 to 3.1] )
Limitations:観察研究故残存寄与因子関与の可能性。食事サプリメントの報告はrecall biasに基づく可能性
【結論】食事サプリメント使用は米国成人の死亡減少へのベネフィットと関連せず
2019年04月11日 07時00分 サイエンス
サプリでは栄養素を適切に補えず過剰摂取時には死亡リスクを高めることもあるという研究結果
https://gigazine.net/news/20190411-more-vitamin-not-supplement/
Association Among Dietary Supplement Use, Nutrient Intake, and Mortality Among U.S. Adults: A Cohort Study
Ann. Int. Med. 2019
Fan Chen, et al.
DOI: 10.7326/M18-2478
【背景】食事サプリメントの健康ベネフィット・リスクは賛否あり
【目的】米国成人での食事サプリメント使用、食事及びサプリメントからの栄養摂取のレベル、死亡率の間の相関整評価
【デザイン】前向きコホート研究
【セッティング】 NHANES (National Health and Nutrition Examination Survey) data from 1999 to 2010, linked to National Death Index mortality data.
【被検者】米国成人(20歳以上)、食事サプリメント使用の質問への回答者 30 899 名
【測定項目】直近30日内の食事サプリメント使用と食事・サプリメントからの栄養摂取。アウトカムには総死亡率、心血管疾患(CVD)、がん死亡率
【結果】フォローアップ期間中央値 6.1年間、死亡 3613発生、CVD死 945、がん死 805
食事サプリメント使用既往程度では死亡率アウトカムと相関せず
ビタミンA、ビタミンK、マグネシウム、亜鉛、銅の適切使用量 (at or above the Estimated Average Requirement((栄養学)推定平均必要量関連語EAR) or the Adequate Intake level) は、総死亡率、CVD死亡率減少と相関するも、食事からの栄養摂取に限ったものであった。
カルシウム過剰摂取 (above vs. at or below the Tolerable Upper Intake Level(( 栄養学)許容上限量の高低評価)はがん死亡率増加 (多変量補正発生率比, 1.62 [95% CI, 1.07 to 2.45]、多変量補正発生率差, 1千人年あたり死亡 1.7 [CI, −0.1 to 3.5] )
この相関は、サプリメントからのカルシウム摂取関連と見なされる (食事からの摂取と比較、≥1000 mg/d vs. no use: 多変量補正発生率比, 1.53 [CI, 1.04 to 2.25]; 多変量補正発生率差, 1千人年あたり死亡, 1.5 [CI, −0.1 to 3.1] )
Limitations:観察研究故残存寄与因子関与の可能性。食事サプリメントの報告はrecall biasに基づく可能性
【結論】食事サプリメント使用は米国成人の死亡減少へのベネフィットと関連せず
おそらく、マスコミ(テレビメディア)で、大々的に報道されることはないだろう
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