2016年2月2日火曜日

携帯電話へのテキストメッセージ:慢性疾患薬物アドヒアランス向上に役立つ メタアナリシス

 携帯電話テキストメッセージを用い慢性疾患の薬剤アドヒアランス改善効果をみた研究のメタアナリシス



 患者が了解すれば良い方法なのかもしれない、薬物アドヒアランス向上のための携帯メールなどテキストメッセージ





 Mobile Telephone Text Messaging for Medication Adherence in Chronic DiseaseA Meta-analysis
Jay Thakkar, et. al.
JAMA Intern Med. Published online February 01, 2016. doi:10.1001/jamainternmed.2015.7667

16のRCT、うち5つは個別化、8つは2方向性コミュニケーション、8つは1日1回のメッセージで頻回
介入期間中央値は12週間、自己報告が最も用いられる薬剤アドヒアランス評価方法


2742名、年齢中央値39歳、女性 50.3%のプール化解析では薬剤アドヒアランス改善有意:オッズ比, 2.11 ; 95% CI, 1.52 - 2.93 ;  P < 0.001)


効果は研究特性、テキストメッセージ特性(個別化、2方向コミュニケーション、連日テキストメッセージ)によりsensitiveではない



研究質に基づく登録クライテリアの変化に応じ感度分析では影響残る   (オッズ比, 1.67; 95% CI, 1.21-2.29; P = .002)


臨床トライアルのheterogeneity中等度(I2=62%)
出版バイアス補正後、ポイント推定は減少するも介入効果は残存  (オッズ比, 1.68; 95% CI, 1.18-2.39)

マリファナ使用既往は、言語記憶低下と関連

関係ないが、Coronary Artery Risk Development in Young Adults (CARDIA) studyってのもいろんな要素を包括しているコホートなんだなぁ


マリファナ使用既往は、言語記憶低下と関連
現行使用は、あらゆる認知機能ドメイン低下と関連


Association Between Lifetime Marijuana Use and Cognitive Function in Middle AgeThe Coronary Artery Risk Development in Young Adults (CARDIA) Study
Reto Auer, et. al.
JAMA Intern Med. Published online February 01, 2016. 

 Coronary Artery Risk Development in Young Adults (CARDIA) study
1885年3月25日〜1986年6月7日(year 0)での黒人・白人 5115名、18-30歳男女
25年フォローアップ(1986年6月7日から2011年8月31日 )
マリファナ暴露累積量を推定(1 year=365日マリファナ使用)
year 25で認知機能評価


year 25での認知機能3つのドメイン評価
  • Rey Auditory Verbal Learning Test (verbal memory)
  • Digit Symbol Substitution Test (processing speed)
  • Stroop Interference Test (executive function)


 year 25受診での認知機能評価3385名中、マリファナ使用歴 2852名、84.3%、中年期も使用 392、11.6%


マリファナ現行使用は、言語記憶、処理速度悪化と相関
マリファナ生涯累積暴露量は認知機能3つのドメイン全部でパフォーマンス悪化と相関


現行使用除外・寄与要素補正後、マリファナ生涯累積暴露量 で有意相関残存は言語記憶悪化


過去使用5年毎、言語記憶障害は標準化単位 0.13 (95% CI, -0.24 〜 -0.02)減少し、5年間毎、15ワードリストから1つずつ言葉記憶喪失するに相当。


補正後、遂行機能低下 (–0.03 [95% CI, −0.12 to 0.07]; P = .56)とは相関せず、プロセススピード低下 (–0.04 [95% CI, −0.16 to 0.08]; P = .51)とも相関せず










ジカ熱


ジカ熱は、フラビウイルス科フラビウイルス属のジカウイルスによる蚊媒介感染症である。ジカウイルスは、1947年にウガンダのZika forest(ジカ森林)のアカゲザルから初めて分離され、ヒトからは1968年にナイジェリアで行われた研究の中で分離された。 
http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/sa/zika.html



厚労省サイトによれば

「ブラジル保健省は、妊娠中のジカ熱感染と胎児の小頭症に関連がみられるとの発表をしており、 2016 年1月 15 日には、米国 CDC が、妊娠中のジカ熱感染に関してより詳細な調査結果が得られるまでは、流行国地域への妊婦の方の渡航を控えるよう警告を発出しました」

輸入感染として日本に定着しないかという不安も残るが、死亡例はまれで感染症状もさほど重篤ではないということで、妊婦対応に話が集中



「2015年初めにブラジル北東部でジカ・ウィルス確認され、この地域に9月に小頭症の報告増加あり、レジストリ35例報告。うち、その母親の74%に妊娠中有発疹発熱。71%がSD3未満の重症小頭症で、神経障害1つ以上あり、画像診断異常を認めた」
http://www.cdc.gov/mmwr/volumes/65/wr/mm6503e2.htm


妊娠を控えるだけじゃなく、中絶騒ぎにまでなっている現状が報道されている
http://www.newsweek.com/zika-could-change-abortion-conversation-latin-america-421761


過剰対応なのかどうか? 地域柄、カトリックも多い地域・・・社会的問題となっているのも頷ける




下記如く、 デング熱より軽症で非特異的な感染症症状主体、となると渡航歴だけが頼り



症状が軽度発熱などちょっとしたかぜとして見逃される可能性が高いこと と 潜伏期間が問題になりそう



実際、医療機関の対応は・・・


医療機関の情報提供について、
1) 医療機関において、下記の情報を参考に、渡航歴や臨床症状等からジカ熱の可能性が考えられる患者を診察した場合には、最寄りの保健所に情報提供をお願いします。
ジカ熱の臨床上の特徴
(1)症状
主として軽度の発熱(<38 .5="" font="">、頭痛、関節痛、筋肉痛、斑丘疹、疲労感、倦怠感などを呈する者(一般的にデング熱、チクングニア熱より軽症だが、血小板減少などが認められる場合もある)
(2)潜伏期間 3日~12日
(3)感染経路 ウイルスに感染した媒介蚊の吸血によりヒトへ感染
3) ジカ熱の流行国地域
本年1月 15 日時点で、ブラジル、コロンビア、エルサルバドル、仏領ギアナ、グアテマラ、ハイチ、ホンジュラス、マルティニーク、メキシコ、パナマ、パラグアイ、プエルトリコ、スリナム、ベネズエラ
・・・



Countries and territories with active Zika virus transmission


http://www.cdc.gov/zika/geo/index.html


渡航歴あり発熱者を診たら・・・保健所あたりに連絡をとる必要があるだろう





NIID:国立感染症研究所 ジカ熱とは http://www.nih.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/6224-zika-fever-info.html

ジカウイルス感染症(ジカ熱)のリスクアセスメント
2016年1月26日更新  国立感染症研究所
http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/sa/zika/6227-zikara-160125.html




厚生労働省 ジカ熱について

1 ジカ熱に関するQ&A

ジカ熱に関するQ&A



2 自治体、医療機関向けの情報

2016年01月21日掲載PDF ジカ熱に関する情報提供及び協力依頼について(事務連絡) [620KB]



3 検疫所向けの情報
2016年01月21日掲載PDF ジカ熱に関する情報提供及び協力依頼について(事務連絡) [370KB]


4 報道発表資料
2016年01月21日掲載ジカ熱に関する情報提供について


5 リンク

ジカ熱とは(国立感染症研究所)






汗の特性をリアルタイムに測定するウェアラブル・センサー

汗の特性をリアルタイムに測定するウェアラブル・センサー



Fully integrated wearable sensor arrays for multiplexed in situ perspiration analysis
Wei Gao, et. al.
Nature 529, 509–514 (28 January 2016) doi:10.1038/nature16521
Received 26 June 2015 Accepted 23 November 2015 Published online 27 January 2016




解説:
http://www.sciencedaily.com/releases/2016/01/160127141402.htm

特異的に、汗中の代謝産物や電解質を足底し、皮膚体温に基づく補正を行い、スマートフォンにリアルタイムに同期させる

結果、事前に脱水、疲労、高体温症を検知し、アラームを発することができるデバイス

noteへ実験的移行

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