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2021年1月5日火曜日

電子タバコ:炎症性/酸化ストレスバイオマーカーで検討したら有害性乏しかった(加熱式たばこは知らんよ)

通常の喫煙であるシガレットと、電子デバイスによるe-シガレットの炎症性あるいは酸化ストレスバイオマーカーへの影響を考慮すると後者の方がましだろうとは思うが、非喫煙者とe-シガレットの差が無いのなら、通常シガレットをe-シガレットに置き換えてもよいのではないかという話


電子タバコと加熱式タバコは違う。日本では加熱式たばこが主流となっているため、以下のe-シガレットとは別に検討されるべきだろう


Association of Cigarette and Electronic Cigarette Use Patterns With Levels of Inflammatory and Oxidative Stress Biomarkers Among US AdultsPopulation Assessment of Tobacco and Health Study

Circulation. 2020;143:00–00. DOI: 10.1161/CIRCULATIONAHA.120.051551

https://www.ahajournals.org/doi/pdf/10.1161/CIRCULATIONAHA.120.051551

シガレットと電子シガレット使用行動と以下のバイオマーカーの関連性検討

  • 炎症バイオマーカー: high-sensitivity  C-reactive  protein,  interleukin-6,  fibrinogen,  soluble  intercellular  adhesion  molecule
  • 酸化ストレスバイオマーカー: urinary 8-isoprostane


7130人の参加者のうち、58.6%がシガレットとe-シガレットを使用していない、1.9%がe-シガレットのみを使用している、29.6%がシガレットのみ使用している、9.9%がe-シガレットとシガレットの両方を使用していた(表)。 

多変量モデルでは、e-シガレットを使用した参加者と非使用者の間で、炎症性ストレスや酸化ストレスのバイオマーカー濃度に差がないことが観察された。 シガレットのみ使用者と両種類使用のデュアルユーザーでは、非使用者と比較して、すべてのバイオマーカー全体で高いレベルであった。

シガレットのみ使用者と比較して、e-シガレットのみのユーザーは、高感度C反応性タンパク質(幾何平均比、0.91 [95%CI、0.79-1.07])以外のほぼすべての炎症性および酸化ストレスバイオマーカーの有意に低いレベルであった。 デュアルユーザーとシガレットのみ使用者の間に差は認められなかった。 

米国民を代表とする成人集団研究で、排他的e-シガレットユーザーと非ユーザー(シガレットやベイピングなし)の間で炎症性および酸化ストレスのバイオマーカーに差がないことが観察され、レベルはシガレットのみ使用者と比較してe-シガレットのみの使用者の方が低かった。

これらの知見は、e-シガレットとシガレットにおける炎症性バイオマーカーや毒性暴露の最近の住民研究と一致しており、e-シガレットに完全に置換するか禁煙することが健康ベネフィット促進にとって重要

www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。


2017年8月18日金曜日

血液検査でCOPD鑑別できるか:TNFR2


無症状COPDと喫煙者を、TNFR2:tumor necrosis factor-α 受容体血中濃度による鑑別



Tumor necrosis factor receptor 2 as a possible marker of COPD in smokers and ex-smokers
Caram L, et al.
International Journal of COPD   Accepted for publication 23 May 2017
Published 7 July 2017 Volume 2017:12 Pages 2015—2021
DOI https://doi.org/10.2147/COPD.S138558
free full text : https://www.dovepress.com/tumor-necrosis-factor-receptor-2-as-a-possible-marker-of-copd-in-smoke-peer-reviewed-fulltext-article-COPD


序文: 喫煙者、COPD患者で酸化ストレスと全身性炎症亢進し、マーカーとしてCOPD診断されてない患者と喫煙者との差を同定できるか?
tumor necrosis factor-α 受容体(TNFR)とsoluble form of the receptor for advanced glycation end products (sRAGE) が無症状患者のCOPD指標となるかの検証
患者・方法:32名の喫煙者(10 pack-years超)、軽症/中等症COPD 32名(現行、既往喫煙)、32名の非喫煙者
CRP、IL-6、TNFR1、TNFR2、AGEs、sRAGE血中値測定
結果:CRP、AGEsは喫煙者・COPDで対照比較増加 (P<0 .001="" and="" p="0.01)するも、喫煙者とCOPD間の統計学的差認めず</p">
TNFR2 は喫煙者よりCOPDで高値 (p=0.004)、対照より高値(P=0.004)
COPDの存在 (P=0.02) 、CRP (P=0.001)はTNFR2と正の相関
喫煙 (P=0.04)、CRP (P=0.03)、IK-6(P=0.03) とAGEsも正の相関

交互作用項 (交差項) :interaction variable (smoking × COPD) がIL-6と正相関


結論:TNFR2が無症状喫煙者/喫煙既往者でのCOPDの存在可能性マーカーとなりえるかも
全身炎症マーカー(e.g. CRP)増加、酸化ストレス(AGEsによる測定)亢進が喫煙者と早期COPD患者で見られ、COPDとの鑑別には役立たない





br>示唆的な報告だと思うが、コストを考えれば、実験室内の話

HPVワクチンをめぐる日本の"失われた8年"と、私たちが検証すべきこと

「子宮頸がんワクチン」という呼び方に、以前から違和感があります。 HPVワクチンが子宮頸がん予防に重要であることは間違いありません。日本では女子への定期接種として導入され、子宮頸がん予防を中心に説明されてきたため、この名称が広まった経緯も理解できます。 しかし、このワクチンが...