2012年12月18日火曜日

体重減少のためには好気的運動がやはり理想的



体重減少のためには、好気的運動がやはり適切

ただし、除脂肪量(すなわち、骨と筋肉の量) を増やすためにはレジスタンス・トレーニング分を増やさないといけないという常識的に思える話を証明

 

Effects of aerobic and/or resistance training on body mass and fat mass in overweight or obese adults
Leslie Willis, et. al.
Journal of Applied Physiology December 15, 2012 vol. 113 no. 12 1831-1837
119名の運動不足、過体重・肥満成人を3つの運動プロトコール割り付け
1) RT: resistance training :レジスタンス・トレーニング 
2) AT: aerobic training :好気的運動
3) AT/RT: aerobic and resistance training (combination of AT and RT) :好気的運動+レジスタンス・トレーニング
プライマリアウトカムは総体重、脂肪体重、除脂肪体重

ATとAT/RT群は、RTより、総体重と脂肪体重 減少(p<0.05)
しかし、他はさ無し

RTとAT/RTは、ATより、除脂肪体重増加(p<0.05)

経過観察期間を2倍すると、ATとRTの組み合わせプログラムはAT単独に比べ脂肪量・総体重量に関して有意差認めなくなる。

健康ベネフィットとしての必要経過期間のバランスをとれば、ATが脂肪量・総体重減少に最も適切な運動と考えられ、RTを含むプログラムは中年、過体重/肥満者にとって、除脂肪体重増加のために必要な運動と考えられる。

アメリカ小児科学会:チメロサールは防腐剤であるチメロサールの有害性否定のWHO要求を承認



AAP Endorses WHO Statement on Thimerosal in Vaccines
12/17/2012 For Release:  December 17, 2012
http://www.aap.org/en-us/about-the-aap/aap-press-room/Pages/AAP-Endorses-WHO-Statement-on-Thimerosal-in-Vaccines.aspx

“Global Vaccine Recommendations and Thimerosal”


“Ban on Thimerosal in Draft Treaty on Mercury: Why the American Academy of Pediatrics (AAP) Position in 2012 Is So Important”


  “Global Justice and the Proposed Ban on Thimerosal-Containing Vaccines”





水銀含有防腐剤はワクチン成分として中止すべきでないというアメリカの小児科学会だが、1999年チメロサールのため自閉症や他の神経発達障害に関わる可能性のためAAPはその除去を要請していた。そのときはエビデンスのない要求であった。
2004年の独立U.S. Institute of Medicine安全性レビューで、チメロサール含有ワクチンの自閉症原因としてのエビデンス無しとした。2010年連邦防疫センター(Centers for Disease Control and Prevention )も同様の結論を出した。

現在、インフルエンザワクチンの一部を除いて、米国内では、単回投与剤型としては、チメロサールは含有されてない。複数回用のバイアルは安価で製造容易であるが、細菌や真菌のコンタミネーションのリスクが高いため使用されているとのこと。

チメロサールの代替を進めたが、結果的には安全性を担保できず、商品とならないものが出てきた。有益性及び無害性にかかわらず、まだ、United Nations Environment Programの中止すべきリストに名を連ねている。子供の生命を守るためこのリスト除外はすばらしいことと述べてるが、チメロサール代替が進む米国内には影響少なく、世界のワクチンへの影響の方が大きいと書かれてる。



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