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2022年3月19日土曜日

閉塞型無呼吸(OSA)のCPAP治療心血管アウトカム有効性臨床phenotype

閉塞型睡眠時無呼吸症候群におけるnCPAP治療は、高血圧症や関わる心血管リスクへの効果エビデンス乏しい。 あってもmodestと記載だらけ・・・

治療  効果のあるphenotype分類を行う必要があるのではないかという・・・ご託宣論文


序文

未治療の閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)は、特に心血管疾患の罹患率と死亡率の観点から、一連の深刻な健康被害をもたらすと考えられている。心血管のエンドポイントを研究する多くのOSAコホートは、少なくともいくつかのOSAサブグループで肯定的な結論を導いている。いくつかの大規模な無作為化対照試験(RCT)では、CPAPによるOSAの治療による一次または二次心血管系予防の観点から否定的な結果が報告されている。今日まで、無呼吸-低呼吸指数(AHI)は、OSAの重症度を分類し、CPAP療法に対する医師の処方指針を示す主要パラメータであり続けている。しかし、有害な健康上の結果をもたらす睡眠呼吸障害の下流の病態生理は、睡眠ポリグラフ(PSG)のAHIでは適切に反映されない場合があることが長い間観察されてきた。さらに、OSA対象者の不均一性のため、健康上の結果に対するCPAPの効果は、OSA集団の全範囲にわたって均一ではない場合があると、ますます認識されてきている。


Cardiovascular outcomes in obstructive sleep apnoea and implications of clinical phenotyping on effect of CPAP treatment 

Pei-Hang Xu, et al.

https://thorax.bmj.com/content/early/2022/03/17/thoraxjnl-2021-217714


概要

背景 閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)の異質性についての認識が高まっている。CPAP治療の心血管系保護に関する臨床試験は、ほとんどが否定的である。我々は、睡眠ポリグラフ・パラメータと主要有害心血管イベント(MACE)発生との関連を評価し、臨床的サブグループ間でCPAP効果がより明確になるかどうかを調査することを目的とした。


方法 この睡眠コホート研究は、香港の臨床データベースと地域全体の電子健康管理データを用いて実施された。HRの算出にはCox回帰を使用した。潜在クラス分析を用いて、臨床的特徴および睡眠ポリグラフの特徴に従ってOSA患者をクラスタリングした。


結果 睡眠ポリグラフ検査を受けた1860人の中国人適格者(2006~2013年)のうち、1544人(83%)がOSAであった。追跡期間中央値8.3年の間に、278人(14.9%)がMACEを経験した。 

無呼吸-低呼吸指数(AHI)はMACEを予測しなかったが(HR: 0.95; 95% CI 0.76~1.17), 酸素飽和度90%未満の睡眠時間(TST90)(HR: 1.41; 95% CI 1.10~1.81 )は,覚醒時と夜間心拍数と同様にMACE の独立予測因子とされた。 

CPAP治療の適応となった中等度-重症OSA(n=1108)において、定期的なCPAPはMACE発症の抑制と関連しなかった。 

さらにクラスター分析により、より若く、より肥満で、より重度のOSA(AHIおよびTST90が高い)およびより多くの心血管リスクを有するサブグループ(n=333)が特定され、これらのサブグループでは定期的なCPAPがMACEリスクの低下と関連していた(HR:0.49、95%CI 0.25~0.95 )。



結論 OSAに関連するTST90と平均心拍数は、AHIではなく、MACEの強固な予測因子であった。CPAP治療が有益な効果を示す臨床表現型のサブグループが特定された。


www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。


2017年9月14日木曜日

METREX/METREOトライアル:COPD 好酸球増加型phenotype:急性増悪頻度に関するメポリズマブ有効性

喘息に関しては、ヌーカラ(Mepolizumab)も臨床経験少ないながら累積しつつあるが、それなりに効果実感する。速効性事例もあり、役立つ薬だなぁと実感している。

喘息合併症例(ACO)を含めCOPDでの使用が検討されるphaseになってきたのだろうか?
(保険適用はまもりましょう)


以下のメポリズマブ(ヌーカラ)のCOPD治験報告に関して、mixed result (METREX positive、 METREO negative)という論評(https://www.medpagetoday.com/mastery-of-medicine/pulmonology-mastery-in-copd/67854)有り、議論を待たねばならないようだ



Original Article Mepolizumab for Eosinophilic Chronic Obstructive Pulmonary Disease
Ian D. Pavord, et. al.
September 12, 2017
DOI: 10.1056/NEJMoa1708208

2つの第3相ランダム化プラシーボ対照化二重盲検平行群トライアル


  • メポリズマブ 100mg in METREX (as Add-on Treatment for Frequently Exacerbating COPD Patients)
  • メポリズマブ 100mg or 300mg in METREO ( as Add-on Treatment for Frequently Exacerbating COPD Patients Characterized by Eosinophil Level)
  • プラシーボ
52週間、4週毎投与



2つのトライアルを含有するためややこしい

METREXトライアルは、非選択的mITT研究 好酸球phenotypeを 事前年好酸球数150/μL以上、300以上で層別化
METREOトライアルは、 スクリーニングレベルで 150/μL以上、事前年間好酸球 300/μL以上

プライマリエンドポイントは、中等・重症急性増悪
安全性評価も



METREXでは
好酸球phenotype mITTにおいて、年間中等症・重症急性増悪発生率比較
メポリズマブ群  (462 名) 1.40 / 年 versus プラシーボ群 1.71 / 年(rate  ratio, 0.82; 95% 信頼区間 [CI], 0.68 to 0.98; 補正 P =  0.04)
; 全てのmITT群 (836 名)では群間差認めず (rate ratio, 0.98; 95% CI, 0.85 to 1.12; 補正 P>0.99).


METREOでは年間中等症・重症急性増悪発生率比較
 メポリズマブ 100mg群 1.27 / 年 versus メポリズマブ 300mg群 1.27 / 年 versus プラシーボ群 1.49 / 年  ; 急性増悪rate ratio比較としては、メトリズマブ 100mgと300mg vs プラシーボ群比較で、  0.80  (95% CI, 0.65 to 0.98; 補正 P =  0.07) 、 0.86 (95% CI, 0.70 to 1.05; 補正 P =    0.14)


プラシーボ比較で、メトリズマブはスクリーニング時点での血中好酸球数高いほど、中等度・重度急性増悪に対する効果は高い。



安全性プロファイルは同等




500/μL以上で信頼区間広がるのは何故だろうか?



noteへ実験的移行

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