2014年5月27日火曜日

変形性股関節症 運動療法効果認めず ・・・ 変形性膝関節症も・・・

変形性関節症に対する理学療法の効果について、エビデンス確立してるかのような誤解があるが、実はその意義は乏しい



Effect of Physical Therapy on Pain and Function in Patients With Hip Osteoarthritis
A Randomized Clinical Trial
Kim L. Bennell,  et. al.
JAMA. 2014;311(19):1987-1997. doi:10.1001/jama.2014.4591
ランダム化プラシーボ対照化、被験者−、評価者−盲験化、トライアル


102名の住民ボランティア(hip pain VAS 40以上)のレントゲン確認・変形性股関節症
active 群(10回治療セッション、12週間:教育、助言、マニュアル治療、自宅運小津、適切なら歩行補助): 49名
sham 群(働いてない超音波、inert gelを含む):53名

12週介入、24週フォローアップ


結局、群間差認めず



変形性膝関節症への理学療法介入エビデンス乏しい

Physical Therapy Interventions for Knee Pain Secondary to Osteoarthritis: A Systematic Review
Yi Wang, et. al.
Ann Intern Med. 2012;157(9):632-644. doi:10.7326/0003-4819-157-9-201211060-00007 







変形性関節症に対する外来リハビリテーションは見直されるべきでは・・・

レビュー:関節理リウマチ成人患者:生物学的製剤(バイオロジックス)に関わるワクチン

生物学的製剤


Review
Vaccines and biologics
Isabel Ferreira, David Isenberg
Ann Rheum Dis doi:10.1136/annrheumdis-2014-205246

自己免疫性リウマチ疾患患者は、疾患経過中感染性合併症を生じやすい。biologicsの導入は治療上重要目標に到達したが、感染性リスクの増加ももたらしている。
ワクチン回避可能な疾患もあるが、コレラの患者にワクチンはsensibleでpracticalかどうか考慮すれば明らかに価値がある。biologicsの患者への特異的フォーマルな推奨は現時点まで見られない。このレビューは、ワクチンとbiologicsについてのデータのシステマティック・レビューであり、biologics治療事故眼値規制リウマチ疾患成人患者へのワクチン推奨を考察したもの


具体的推奨は以下
  • biologics治療開始前に可能なら、ワクチン状況の包括的評価すべき。
  • ワクチンは、抗TNF治療期間中にすべきだが、B細胞ターゲット治療ではその前に行うべきで有り、疾患が安定しているときに行うべき
  •  生ワクチンは投与すべきでない、重大な合併症・重篤な反応を示す可能性があるため。
  • 不活化肺炎球菌・インフルエンザワクチンを「強く推奨」する
  • 破傷風トキソイドワクチンは健康状態では投与すべき

noteへ実験的移行

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