David S. Wald, et. al.
PRAMI Investigators
September 1, 2013DOI: 10.1056/NEJMoa1305520
ST上昇型急性心筋梗塞(STEMI)において、心筋梗塞に関与する血管すなわち、梗塞血管あるいは容疑血管へのPCI使用は予後を改善する、だが、非梗塞状態にある血管へのPCI、すなわち、予防的PCIに関しては意義不明であった。
英国5センター、2008年から2013年まdのランダム割り付け
予防的PCI施行 234名、 被施行 231名
プライマリアウトカムは、心血管死亡・非致死的心筋梗塞・治療不応性狭心症
ITT解析
2013年1月まで、データ及び安全性モニタリング委員会により結論的と判断し、推奨により早期中止。
フォローアップ平均23ヶ月間で、プライマリ・アウトカム
PCI予防群 21、 非予防群(infarct-artery-only PCI) 53
100例あたり 9 vs 23 (ハザード比 0.35; 95% 信頼区間 [CI], 0.21 〜 0.58; p < 0.001)
3つの組み合わせプライマリアウトカムハザード比は、 それぞれ
心血管疾患原因死亡 0.34 (95% CI, 0.11 〜 1.08)
非致死的心筋梗塞 0.32 (95% CI, 0.13 〜 0.75)
治療不応性狭心症 0.35(95% CI, 0.18〜 0.69)