日本の医療のまか不思議はたくさんあるが、薬剤上めだつのが、メトホルミンとアセトアミノフェン
某糖尿病学会の妨害はあるが、「メトホルミン」は若干つかいやすくなった。
もう一つの、アセトアミノフェン・・・・ アセトアミノフェン末を仕方なくつかってた私。
錠剤剤型「300mg」・「200mg」という処方させたくないのではと、勘ぐりたくなるような剤型種類
やっと、「カロナール錠500」発売・予定らしい
2014年12月5日金曜日
肥満者は、COPDとして誤診されやすく、吸入薬剤減量されないまま・・・ の可能性あり
肥満者のCOPD誤診、あるいは過剰診断可能性がひとつのトピックスのようだ
某呼吸器学会のおえらいさんは、スパイロメトリーを用いずに、COPD診断することに許容的だが・・・果たして良いのだろうか? 製薬会社を利するばかりで、社会的にも多大のコストとなると思うのだが・・・
Perseverant, non-indicated treatment of obese patients for obstructive lung disease
BMC Pulm Med. 2013; 13: 68.
正常な肺機能は喘息コントロール期あるいは非発作時も考えられるのかもしれないが・・・
FEV1/FVC<0.7という診断基準を満たさない症例での気道閉塞への薬物治療がかなり多いことが推定される。
肥満・体重過多患者は、COPDの誤診されやすいし、吸入薬剤のデ・エスカレーションもされがたい。
すなわち、処方継続のままになりやすい。
The Association of Weight With the Detection of Airflow Obstruction and Inhaled Treatment Among Patients With a Clinical Diagnosis of COPD
Bridget F. Collins, et. al.
Chest. 2014;146(6):1513-1520. doi:10.1378/chest.13-2759
肥満のスパイロメトリーは
・スパイロメトリーとしてFEV1、FVC、FERは正常
フローボリウムカーブで:RV近傍でtidal volume、
・FRC・拡散能は正常かやや増加
某呼吸器学会のおえらいさんは、スパイロメトリーを用いずに、COPD診断することに許容的だが・・・果たして良いのだろうか? 製薬会社を利するばかりで、社会的にも多大のコストとなると思うのだが・・・
Perseverant, non-indicated treatment of obese patients for obstructive lung disease
BMC Pulm Med. 2013; 13: 68.
正常な肺機能は喘息コントロール期あるいは非発作時も考えられるのかもしれないが・・・
FEV1/FVC<0.7という診断基準を満たさない症例での気道閉塞への薬物治療がかなり多いことが推定される。
肥満・体重過多患者は、COPDの誤診されやすいし、吸入薬剤のデ・エスカレーションもされがたい。
すなわち、処方継続のままになりやすい。
The Association of Weight With the Detection of Airflow Obstruction and Inhaled Treatment Among Patients With a Clinical Diagnosis of COPD
Bridget F. Collins, et. al.
Chest. 2014;146(6):1513-1520. doi:10.1378/chest.13-2759
COPD米国在郷軍人のコホートで、スパイロメトリー測定を行った事例。
スパイロメトリー上のAFO、 吸入治療のエスカレーション、デ・エスカレーション療法をスパイロメトリー施行前3ヶ月から、スパイロメトリー後9-12ヶ月間行われたものをアウトカムとした。
5493名の在郷軍人のうち52%でCOPDの臨床診断
airflow obstruction (AFO)、気流制限ありの患者の補正比率は、BMI増加毎、減少
AFOなしの患者では、薬物療法維持やるデ・エスカレーション療法の必要性は少ない
(正常体重 0.69 [95% CI, 0.64-0.73]、 過剰体重 0.62 [95% CI, 0.58-0.65; P = .014]、 肥満 0.60 [95% CI, 0.57-0.63; P = .001]))
COPD: クラブ細胞分泌蛋白補充治療の可能性
CCSPは、気道の透過性マーカーとしても注目され、
また、クララ細胞からClub cellへの呼称変更中とのこと。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Club cellは、気管支外分泌細胞で、クララ細胞として知られていた、ドーム状外観細胞で、短いmicrovilliをもち、細気管支から肺内に存在する。Club cell secretary protein (CCSP)は、肺機能経年劣化への防御的バイオマーカーであり、COPDの多面的特性進展は喫煙引き金の損傷・治癒のインバランスによるものとも考えられている。
初回の気管内生検採取サンプル形態計測測定にて、COPDの多面的特性患者のCCSP+細胞ないの免疫染色減少(p=0.03 vs 対照)
恒常状態では、COPDにおいてCCSP減少、CXCL8レベル増加が見られる
COPD患者に外分泌 rhCCSP投与するとCSE-誘導CXCL8遊離を阻害し、正常者と喫煙者でも同等の状況になる。
CXCL-8遊離
ex vivoのair liquid interfacce(ALI: 気相・液相インターフェース)でのCXCL-遊離とCCSP+細胞濃度とは負の相関を示す。
すなわち、in vivoにおける、rhCCSP内部補填は、CSE(喫煙物質抽出液)によるCXCL8遊離を修復し、in vivoにおいてこのメカニズムを治療適応できないか、期待される。
Supplementing defect in Club Cell Secretory Protein attenuates airway inflammation in COPD
Anne Sophie Gamez, et. al.
Chest. 2014. doi:10.1378/chest.14-1174
http://journal.publications.chestnet.org/article.aspx?articleid=2020271
また、クララ細胞からClub cellへの呼称変更中とのこと。
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Club cellは、気管支外分泌細胞で、クララ細胞として知られていた、ドーム状外観細胞で、短いmicrovilliをもち、細気管支から肺内に存在する。Club cell secretary protein (CCSP)は、肺機能経年劣化への防御的バイオマーカーであり、COPDの多面的特性進展は喫煙引き金の損傷・治癒のインバランスによるものとも考えられている。
初回の気管内生検採取サンプル形態計測測定にて、COPDの多面的特性患者のCCSP+細胞ないの免疫染色減少(p=0.03 vs 対照)
恒常状態では、COPDにおいてCCSP減少、CXCL8レベル増加が見られる
COPD患者に外分泌 rhCCSP投与するとCSE-誘導CXCL8遊離を阻害し、正常者と喫煙者でも同等の状況になる。
CXCL-8遊離
ex vivoのair liquid interfacce(ALI: 気相・液相インターフェース)でのCXCL-遊離とCCSP+細胞濃度とは負の相関を示す。
すなわち、in vivoにおける、rhCCSP内部補填は、CSE(喫煙物質抽出液)によるCXCL8遊離を修復し、in vivoにおいてこのメカニズムを治療適応できないか、期待される。
Supplementing defect in Club Cell Secretory Protein attenuates airway inflammation in COPD
Anne Sophie Gamez, et. al.
Chest. 2014. doi:10.1378/chest.14-1174
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