2013年9月21日土曜日

ペットフードなど含有成分 エトキシキン:パクリタキセルの神経障害抑制作用効果

Ethoxyquin:動物飼料FDA認可成分で、様々な効果があり、pacilitaxelと共に与えたとき、上皮下神経線維障害発症抑制作用が認められ、これは、heat shock protein 90のchaperone活性化を調整し、ATXN2やSF3B2という2つの蛋白濃度への影響を介する、神経防御的作用機序で、Ethoxyquinが、パクリタキセルによる神経障害抑制的に働くよう、2つの蛋白減少をもたらした。

Ethoxyquin prevents chemotherapy-induced neurotoxicity via Hsp90 modulation
Jing Zhu , et. al.
Annals of Neurology
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/ana.24004/abstract


エトキシキン:ethoxyquinは、飼料・ペットフードの抗酸化剤、果実の焼け防止剤、抗菌剤として用いられる、商品名:サントキンなど。
 "非常に安定性が高くて、ビタミンEより安定度が高い、また酸化防止力があります。そして、飼料添加物で許容されており、広く使われているものです。海外に おいては化粧品とか、あるいは農薬その他いろいろなものの酸化防止の用途として使われております。エトキシキンは一部では枯れ葉剤の原料で危険なのではと疑われることもありますが、全く違います。FDAでは、これを使用して動物試験もされているようです。*(http://www11.plala.or.jp/watavets/etox.html)


これが薬剤化するとしたら、週刊金曜日とか、薬害利権団体が、ネタ増えたと喜びそう・・・

自家醸造症候群 → 極めて稀だが、この病名は 医療関係者・司法関係者なども周知必要

これが本当のビール腹、身体の中でビールを醸造し酔い続けていた男性 (http://gigazine.net/news/20130919-auto-brewery-syndrome/)



http://www.cbsnews.com/8301-204_162-57603766/beer-belly-man-becomes-drunk-when-stomach-turns-into-brewery/


論文:
A Case Study of Gut Fermentation Syndrome (Auto-Brewery) with Saccharomyces cerevisiae as the Causative Organism
International Journal of Clinical Medicine Vol.4 No.7(2013), Article ID:33912,4 pages DOI:10.4236/ijcm.2013.47054 

いろいろ報告はあったが、逸話的なのが多く、詳細不明であった。

61歳男性で、Gut Fermentation Syndromeを、糖・炭水化物変化で確認した症例。

抗真菌薬、低炭水化物食にて、この現象消失。

S. cerevisiae治療に関わらず、ヘリコバクターピロリも検出されこの関与も考慮される。


医療上飲酒量のうそ申告は多いが、ひょっとしたらその通りのこともあるのかもしれないし、交通取り締まりや交通事故などの血中アルコールだけの判断では、ひょっとしたらえん罪がごく稀にあるのかもしれない。

30年間に100例足らずの症例だが、short gut syndromeの13歳少女、同様症状3歳の例で、炭水化物高含量フルーツドリンク摂取後飲酒状態の例がある。

失業やえん罪など、社会的なインパクトもあり、この症候群の存在は医療関係者、司法関係者も周知すべき疾患である。

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