2016年6月3日金曜日

認知疾患予防のためのコーヒー最適量 1日1-2杯?


2型糖尿病:コーヒー摂取量が増えればリスク減少、減ればリスク増加
http://kaigyoi.blogspot.jp/2014/04/2_7448.html


コーヒー摂取量多いと、死亡率増加 ・・・ 特に55歳未満
・・・週 28カップを超えると死にやすい


コーヒーと健康に関する数々の報告
http://kaigyoi.blogspot.jp/search?q=コーヒー




以下は、認知症関連病態・疾患への影響について・・・ コーヒー摂取量と、認知症関連病態・発症に関して、J字現象があるという報告



Coffee intake and the incident risk of cognitive disorders: A dose-response meta-analysis of nine prospective cohort studies
Lei Wu, et. al.
Clinical Nutrition ,
DOI: http://dx.doi.org/10.1016/j.clnu.2016.05.015



9つの前向きコホート、34,282名
フォローアップ期間は1.3〜28年

コーヒーカップ1杯未満と比べ、1-2杯では、認知疾患(アルツハイマー病、認知症、認知機能低下、認知障害)発症は低下、pooled RR(95% CI)は、 0.82 (0.71, 0.94) eterogeneity (I2=25%)有意
有意差を認めないのは、 > 3杯 vs < 1杯と認知機能疾患発症



頻度〜30%のmelatonin receptor 1 b gene (MTNR1B)変異による2型糖尿病発症リスク




Clinical and Translational ReportSwitch to Standard View
Increased Melatonin Signaling Is a Risk Factor for Type 2 Diabetes
Tiinamaija Tuomi , et. al.
Cell Metabolism (2016)
http://dx.doi.org/10.1016/j.cmet.2016.04.009



2型糖尿病のメラトニン受容体1B遺伝子のリスク変異で、約30%とコモンな変異
recall-by-genotype研究で、メラトニン処理にてインスリン分泌抑制され、リスク・キャリアでの血糖レベル高値所見が示された


  • rs10830963は、ヒト・ラ氏島のeQTLで、 MTNR1 mRNA発現増加と関連
  • メラトニンは、マウス・ラ氏島のcAMP増加を抑制、clonal なインスリン放出細胞を抑制
  • メラトニンは、マウスのインスリン放出抑制、clonalなインスリン分泌細胞を抑制
  • インスリン放出メラトニン抑制作用はリスクalleleキャリアでより強力





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