2021年5月26日水曜日

冠動脈プラーク:ω3PUFA+スタチン vs スタチン単独

 ω3サプリメントでは、病理的所見は改善するんだよなぁ 病理的な部分は...

 

 

Meta-Analysis Comparing the Effect of Combined Omega-3 + Statin Therapy Versus Statin Therapy Alone on Coronary Artery Plaques
Heze Fan,  et al.

 (Am J Cardiol 2021;00:1-10)
https://www.ajconline.org/article/S0002-9149(21)00367-2/fulltext?rss=yes


スタチン治療は、冠動脈プラークの安定化と退縮に重要な役割を果たしている。また、オメガ3系のサプリメントは、冠動脈プラークに対して抗炎症作用や抗酸化作用を持つ。しかし、スタチンセラピーに基づいたオメガ3サプリメントの摂取が、プラークの安定性や組成に及ぼす影響については、まだ明らかになっていない。、PubMed、Embase、Cochraneの各データベースで、2020年11月以前に発表されたran-domized controlled trialを検索した。その結果、光干渉断層撮影法(OCT)、冠動脈CT血管造影法(cCTA)、血管内超音波法(IB-IVUS)など、異なる画像技術を用いて冠動脈の動脈硬化プラークを評価した8件の研究が組み入れ基準を満たしていた。抽出されたデータは、ランダム効果モデルの標準化平均差(SMD)または平均差(MD)を用いてプール。
 
 スタチン単独投与と比較して、併用投与はプラーク総量(SMD-0.36、95%信頼区間(CI)-0.64~-0.08、p=0.01)と繊維量(SMD-0.40、95%CI-0.68~-0.13、p=0.004)の進行をさらに遅らせることがわかった。
 
 また、血漿中の高感度C-reac-tive protein(hs-CRP)値は、併用療法群の方がスタチン単独療法群よりも有意に低かった(SMD -0.30, 95%CI -0.59 to -0.01, p = 0.04)。
 
  また、オメガ3を併用することで、プラークの繊維性キャップの厚さ(FCT)がさらに増加し、MDは29.45mmとなった。
 
  なお、血漿中の高密度リポ蛋白質コレステロール(HDL-C)、低密度リポ蛋白質コレステロール(LDL-C)、プラーク中の脂質含有量については、両群間で有意な差は認められなかった
 
   オメガ3とスタチンの併用は、スタチン投与群と比較して、冠動脈プラークの安定化と退縮促進に優れており、心血管イベントの発生をさらに抑えることができると考えられる。
 
 



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