自民党、「統合医療」推進で政策提言へ- 今通常国会にも提出
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/36897.html
この方々、「統合医療」をほんとに真っ向から分析し、心底、話し合いをしてるのだろうか?
再掲しておく
民主党における、統合医療促進は、主に特定業界団体からの要望に基づくものであり、決して、科学的学会主導で生じたものではない。その会合の中で、厚労省 官僚が筋の通った明言を行ったことになる。まあ問題がここまで拡大したのは、いままであいまいにしてた厚労省の態度に問題があるのだが・・・
科学的エビデンスないまま、自民党までもが、“”を官界・財界・官僚で推進しているこの時代・・・暗澹たる気持ちになっている。
統合医療促進と議員たちが浮かれてる間に、医療のゆがみがさらに拡大するのである。
スピリチュアルを配慮した医療に関して現代医療に持ち込むことは当然だと思う。
だが、一般に“ 統合医療 Integrative Medicine”とは、Dr Weilが個人的な見解で行っている方法論であり、それを国全体が一般化できるような議論やエビデンスの構築があるような代物ではない。氏のウェブサイト なんて、ビタミン剤の宣伝だらけで・・・
かれらにパテントをとられたままで“統合医療”という名ばかりが暴走するのはいかが?
柔整師問題:厚労省官僚発言 「柔整師は肩こり、腰痛などに施術が出来ない」
http://kaigyoi.blogspot.jp/2012/03/blog-post_8074.html
軽薄な連中揃いの議員たち・・・
日本の政治家って、何かを作り上げようとはするけど 、現状の矛盾点を改善しようとする努力は全くといって行わない。
たとえば、検診制度において、功利的な目的を忘れて、“**がん”ゼロなんてことを言い出す。
今度は統合医療という、専門家でもコンセンサスが得られてない話を、突如、進める。軽挙妄動ぶり。この記事に名前の出ている議員たちの落選を願うしか我々にすることはないのだろうか?