AMI治療のため緊急・待機的血管形成術後、70歳以下、101名
プライマリ複合エンドポイントは、新規心臓病イベント(梗塞再発、死亡、卒中、再度血管再検、生命危機心室性不整脈、典型的・臨床的狭心症再発)と臨床的有意新規合併症の組み合わせ
セカンダリエンドポイントは個別組み合わせ(プライマリアウトカムに心血管疾患再入院、NYHA分類、心理学的スコア)
このNNT数だと、かなりの効果のようだ
One-year results of the randomized, controlled, short-term psychotherapy in acute myocardial infarction (STEP-IN-AMI) trial
Adriana Roncella et. al.
International Journal of Cardiology
Received 17 April 2013; received in revised form 14 August 2013; accepted 29 August 2013. published online 18 November 2013.
1年時点で、94名解析。2治療群はベースライン特性同等。
フォローアップ時、STD患者ではプライマリエンドポイント発生低下(21/49 vs 35/45 p=0.0006; NNT 3)
狭心症再発(14/49 vs 22/45, NNT=5)・新規合併症頻度低下(5/49 vs 25/49 , NNT=3)
STP施行患者は統計学的有意に再入院、NYHA分類、QOL、うつスコア改善
Four schools of theory and therapy
理論的方向性とテクニックにより数百の種類がある心理療法
以下4つを解説:http://psychcentral.com/therapy.htm
・Psychodynamic (and psychoanalytic)
・Cognitive-behavioral (and behavioral)
・Humanistic (and existential)
・Eclectic
「人間性・実存・トランスパーソナル心理学」「実存主義的心理学」
「アメリカではすでに精神分析が定着しつつあったが、その一方では、行動変容を中心とした心理療法(行動療法)が急速に強まりつつあった。しかし、実存的ア プローチをアメリカに紹介した一人であるロロ・メイは、行動療法は人々をますます体制順応主義者にしてしまい、個性を破壊してしまう危険性があると述べて いる。そして、この問題の根は近代以降の合理主義や観念論、主客二元論にあるという。つまり、主観や理性ばかりを重視したため、情動や意志が分離(無視) され、個人としての自己自身を体験することができなくなっていることが、現代の不安の原因だというのである。そこで、こうした近代的な理性を批判する考え 方として、キルケゴールやニーチェの実存思想が重要になると、ロロ・メイは主張する。」「「不安は、ある可能性――自己の実存を充足させるある可能性――がその人に向かってあらわれてくる、その時点で起こるものなのです。しかし、まさにこの可能性そのものが、現在の安定感を破壊する可能性をも含んでいて、その安定感の方を得ようとすると、新しい可能性が否定されてしまうという傾向も生まれてく るわけです」(ロロ・メイ『存在の発見』)。」「人間は新しい可能性を現実化する自由を持っているからこそ、不安を体験するのであり、新しい可能性と現在の安定感のどちらを選ぶか、この葛藤が不安には含 まれている。そして、この可能性を現実化することに失敗するとき、罪の意識が生じてくる。強迫神経症者の罪悪感は、安定感を維持するために強迫的な行為を選び、新たな可能性に向かわないことから生じているのだ。」 ロゴセラピー、クライエント中心療法、フォーカシング、ゲシュタルト療法。「行動療法と対照的な、内面重視型クライエント自身からみた内部重視。自己への気づき、自己一致、自己了解。」「仮説が多すぎる問題」「無意識の否定なのに実体化を促し、潜在性を結果的に認めている自己矛盾の多い心理学分野との批判は当然出てくる」
http://yamatake.chu.jp/02psy/2thera/4.html