2015年4月25日土曜日

非喘息性好酸球性気管支炎(NAEB)はその後の慢性気道閉塞を生じない?

咳喘息でなく、非喘息性好酸球性気管支炎(NAEB)、1年のフォローアップで断定して良いのか分からないけど、その程度でこの疾患では気道慢性閉塞に至らなかったという・・・


Will nonasthmatic eosinophilic bronchitis develop chronic airway obstruction?:
A prospective, observational study
Kefang Lai, et. al.
Chest. 2015. doi:10.1378/chest.14-2351



冠動脈疾患・心筋梗塞一次予防:75-94歳老人でも米国内ジェネリック・スタチンならコスト効果的

2014年75-94歳米国民へのジェネリック・スタチン投与は、CHD死亡、心筋梗塞一次予防に対しコスト効果的、しかし、高齢者に多い副作用である、筋肉痛・斤量低下症状・軽度認知機能障害を考慮すべきで、コスト効果に影響を与えるかも・・・なにせ、これら副作用は10−30%存在し、そのオフセットとなる。




Cost-Effectiveness and Population Impact of Statins for Primary Prevention in Adults Aged 75 Years or Older in the United States
Michelle C. Odden, et. al.
Ann Intern Med. 2015;162(8):533-541. doi:10.7326/M14-1430



高齢者でもスタチンによる心血管疾患一次予防肯定はされた・・・と考えて良いのだろう
ただし、安いスタチンでのみ・・・


開始閾値は、LDL<190 mg/dL, 160 mg/dL, 130 mg/dL、糖尿病の存在もしくは10年リスクスコア7.5%

認知症あれば、ベネフィット疑問という結果

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