2014年5月29日木曜日

5月31日:World No Tobacco Day 2014

 WHO とそのパートナーは、毎年5月31日を、「 World No Tobacco Day」として、
たばこ使用関連健康リスクに重点をおき、たばこ使用を控える効果的な施策をアドボケート

600万名の喫煙者死亡、 受動喫煙でも60万名を超える非喫煙者死亡も生じている

直接的には、タバコ関連税引き上げの呼びかけである
「Raise taxes on tobacco」

http://www.who.int/tobacco/wntd/en/ 




厚生労働省:2014年世界禁煙デーについて
http://www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/kin-en/14.html

シニカルは、認知症リスク要素

常日頃、皮肉、つむじまがりを持って世の中を見ている私には耳が痛い。



cynical distrust すねた不信感
http://www.newsweek.com/cynicism-linked-dementia-study-finds-252593

この性癖の計測は、hostilityスケールのサブグループ評価の1つで、 Cook-Medley Scale で行い、3分位とする。



Cardiovascular Risk Factors, Aging and Dementia Study、平均フォローアップ期間:認知症 8.4年、死亡率 10.4年間の研究




Late-life cynical distrust, risk of incident dementia, and mortality in a population-based cohort
 Elisa Neuvonen, et. al.
Neurology Published online before print May 28, 2014, 
doi: 10.1212/WNL.0000000000000528


すねた不信感は、粗解析では認知症と相関せず。しかし、寄与要素補正後認知症の強いリスク要素となった(相対リスク 3.13; 95%信頼区間 1.15〜8.55)

さらに強いこのすねた不信感jは、粗死亡率高値 と関連(ハザード比 1.40; 95% CI 1.05 - 1.87)するが、寄与要素補正にて説明可能となった( 補正ハザード比 1.19 ; 95% CI 0.86 - .61)

心拍変動性は、総娯楽時間、ウォーキングレベル・速度と関連

よくわからない指標がならぶが、総娯楽時間やウォーキング程度、ウォーキング速度は、心拍変動による健康状況の良さと関連するらしい
http://www.atcormedical.com/pdf/TN13%20-%20HRV%20Performing%20and%20Understanding%20HRV%20Measurements.pdf



Epidemiology and Prevention
Physical Activity and Heart Rate Variability in Older Adults
The Cardiovascular Health Study Luisa Soares-Miranda,
Circulation. 2014; 129: 2100-2110 Published online before print May 5, 2014, doi: 10.1161/​CIRCULATIONAHA.113.005361

心臓死亡率と、電気生理学的機能障害ともに、加齢と共に増加。心拍変動性(HRV)は、自律神経機能の指標で有り、心臓リスクと関連する指標でもある。


仮説として、レジャー時間活動性・ウォーキングのレベルが増加するほどより時間ドメイン、回数ドメイン、非線形HRV測定値との関連性を調査。

米国高齢者985名(community-based Cardiovascular Health Study)、5年間の身体活動と24時間ホルターHRVの連続長軸的研究

多変量解析後、レジャータイム活動性総計、ウォーキング距離、ウォーキングペースがそれぞれ前向きに特異的にアHRV指数の良好な指標(normal-to-normal intervalの24時間標準偏差、超低周期パワー)と相関。


ウォーキングペースもまた、短期区分スケーリング対数高値 、Pointcare ratio ( P trend = 0.02)、less erratic sinus patternのマーカーと相関 (Ptrend=0.003 、0.02)



血管運動神経障害(ホットフラッシュなど):エストロゲン治療とSNRI治療比較

ホットフラッシュ/夜間汗など自律神経(血管運動神経)障害への治療としてゴールドスタンダードだが、関連リスク故、使用困難ぎみである。SNRIである、ヴェンラファキシン(エフェクサー)は、非ホルモン治療として広く用いられている。臨床的印象からはエストロゲンより効果は落ちる。同時に評価されたデータは無かった。



Low-Dose Estradiol and the Serotonin-Norepinephrine Reuptake Inhibitor Venlafaxine for Vasomotor SymptomsA Randomized Clinical Trial
Hadine Joffe, et. al.
JAMA Intern Med. Published online May 26, 2014. doi:10.1001/jamainternmed.2014.1891

目的:低用量経口17βエストラジオール/低用量ウェンラファキシン徐放剤をVMS症状軽減の有効性・耐用性の検証

研究デザイン・セッティング・被験者:住民から339名の閉経前・閉経後女性( 1日2回以上のVMSを有する(平均、8.1/日): MsFLASH (Menopause Strategies: Finding Lasting Answers for Symptoms and Health) clinical network サイトにて募集

ランダム化二重盲験
・ low-dose oral 17β-estradiol (0.5 mg/d) (n = 97), low-dose venlafaxine hydrochloride extended release (75 mg/d) (n = 96)
・  placebo (n = 146)
×8週間


主要アウトカム・測定
プライマリアウトカム:治療8週後のVMS日内回数平均
セカンダリアウトカム:VMS重症度、不快さ、日常生活への影響。
ITT解析にて、VMS回数の変化を比較



 ベースラインと比較して、8週目の平均VMS回収は、
エストラジオール群 3.9 (95% CI, 2.9-4.9) VMS per day (52.9% reduction)
ヴェンラファキシン徐放 4.4 (95% CI, 3.5-5.3) VMS per day (47.6% reduction)
プラシーボ群 5.5 (95% CI, 4.7-6.3) VMS per day (28.6% reduction)


エストラジオールでは、プラシーボ比較で、2.3回/日減少(p < 0.001)
ヴェンラキシン群では、同様1.8回/日減少 (p = 0.005)


VMS重症度、日常生活への不快さ、影響へも一致した効果。

 低用量エストラジオールは、ヴェンラファシンに比べ0.6回症状回数を減少( p = 0.09)

 治療満足度は、対プラシーボで、エストラジオールが最大(70.3%) ( p < 0.001)
プラシーボが最小(38.4%) 、ヴェンラファキシンは中間(51.1%) (p = 0.06)


両介入とも耐用性良好




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