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2022年11月1日火曜日

見逃されていた脂質系老化pathwayであるSGDGsの役割

SDGsかと見間違った”SGDGs (3-sulfogalactosyl diacylglycerols)”



見逃されていた、もう一つの重要な老化経路がある可能性が開かれた

SGDGは脂質の一種であり、脂肪とも呼ばれます。脂質は健康な脳の構造、発達、機能に寄与しますが、ひどく調節された脂質は老化や病気の脳に関連しています。しかし、脂質は遺伝子やタンパク質とは異なり、よく理解されておらず、老化研究では見過ごされがちです。サガテリアンは、新しい脂質の発見とその構造の決定を専門としています。

彼の研究室は、カリフォルニア大学サンディエゴ校のディオニシオ・シーゲル教授と共同で、SGDGを含む3つの発見をしました:脳では、脂質レベルは若いマウスよりも年配のマウスで大きく異なります。すべてのSGDGファミリーメンバーおよび関連する脂質は年齢とともに有意に変化します。SGDGは、老化を調節することが知られているプロセスによって規制される場合があります。

Tan, D., et al. (2022) A class of anti-inflammatory lipids decrease with aging in the central nervous system. Nature Chemical Biology. doi.org/10.1038/s41589-022-01165-6.

untargeted lipidomicsを用いて、マウスの脳内リピドームを寿命期間にわたって調べた。共発現ネットワーク解析により、3-スルホガラクトシルジアシルグリセロール(SGDGs)およびSGDG経路メンバー(分解生成物となりうるリゾSGDGsを含む)が徐々に減少していることが明らかになった。SGDGsは、中枢神経系で特に加齢に伴う減少を示し、髄鞘形成と関連している。また、SGDGはNF-κB経路に作用して、LPSによる遺伝子発現およびマクロファージやミクログリアからの炎症性サイトカインの放出を劇的に抑制することを発見した。ヒトおよびサルの脳からSGDGsが検出されたことにより、SGDGsが進化的に保存されていることが証明された。この研究により、老化および炎症性疾患におけるSGDGsの役割が注目され、脳のリピドームの複雑さと老化における生物学的機能の可能性が浮き彫りになった。

www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。



2019年12月28日土曜日

-mics特性:人生の曲がり角 34歳、60歳、78歳

mdlinxの2019年ベスト報告の一つらしい
https://www.mdlinx.com/internal-medicine/top-medical-news/article/2019/12/05/7587322



373の血中蛋白のレベルで生理学的時計の一種を知ることができる。それだけではなく、Wyss-Corayによれば、身体の組織から循環血液に移動する多数のタンパク質のレベルの変化は、老化現象を特徴付けるだけでなく、その原因となる可能性が非常に高いとのこと。
18-95歳、4,263名の血漿を分析。
「人間のライフサイクルにおける3つの明確な変曲点で、よりハーキーでジャーキーな軌跡を描くように思われることを示唆しています。 34、60、および78歳で平均して発生するこれらの3つのポイントは、存在量の顕著な変化を示しているさまざまな血液由来タンパク質の数が頂点に達する明確な時間として際立っている」




Undulating changes in human plasma proteome profiles across the lifespan,
Benoit Lehallier et al.
Nature Medicine (2019). DOI: 10.1038/s41591-019-0673-2
https://www.nature.com/articles/s41591-019-0673-2



Google翻訳
老化は、健康を制限するいくつかの慢性疾患の主な危険因子です。したがって、老化のメカニズムは潜在的な治療標的としてますます認識されています。若いマウスからの血液は、複数の組織にわたって老化と疾患の側面を逆転させます。これは、血液の加齢に関連する分子変化が加齢に関連する疾患生物学への新しい洞察を提供できるという仮説を支持します。
 4,263人の若年成人から非老人(18〜95歳)までの2,925の血漿タンパク質を測定し、年齢に伴うヒト血漿プロテオームの顕著な非線形変化を明らかにする新しいバイオインフォマティクスアプローチを開発しました。
人生の40年、70年、80年のプロテオームの変化の波は、異なる生物学的経路を反映し、加齢性疾患と表現型形質のゲノムとプロテオームとの差次的な関連を明らかにしました。加齢の研究へのこの新しいアプローチは、加齢に伴う疾患の潜在的な標的を提供するかもしれない予想外のサインと経路の特定につながりました。

序文

老化は臓器機能の低下の根底にあり、いくつかの疾患の主要な危険因子です。したがって、老化のより深い理解は、病気のメカニズムへの洞察を提供し、新しい抗老化治療薬の開発を促進する可能性があります。ますます多くの研究者が、ゲノム、トランスクリプトーム、およびプロテオミクスアッセイ((collectively referred to as ‘omics’:総称して「オミックス」と呼びます)を加齢の研究に適用しています。人間の遺伝学的研究は、加齢の修飾因子を比較的少数しか発見していないが、より動的な遺伝子修飾または産物を測定する他のオミックス様式は、貴重な洞察を提供している。例えば、トランスクリプトームは、老化の過程で組織や生物間で大きく異なり、進化的および炎症性経路の進化的に保存された基本的な役割を示しています。タンパク質はしばしば細胞経路の直接的な調節因子であるため、細胞、体液、および組織のタンパク質組成は年齢とともに同様に変化し、複雑な生物学的プロセスへの洞察を提供します。特に、ほぼすべての細胞および組織のタンパク質を含む血液は、バイオマーカーを発見し、病気の生物学に対する洞察を得るために分析されています。したがって、生物の老化は、さまざまな細胞タイプおよび組織の老化の側面を反映した血液のプロテオーム変化をもたらします。
おそらく血液が老化の研究に使用できるという最も強力な証拠は、老齢マウスと老齢マウスの循環系をつなぐ外科的に誘発された状態である異時性パラバイオシスを使用した実験から得られます。
これらの研究は、筋肉、肝臓、心臓、膵臓、腎臓、骨および脳を含む複数の組織が老齢マウスで若返ることができることを示しています。
老齢マウスからの血漿(血液の可溶性画分)は、若いマウスへの注入後に脳の老化を加速するのに十分であり、若い血漿は脳の老化の側面を逆転させることができます。
一緒に、これらの研究は、血漿プロテオームが老化の重要な調節因子を宿しているという概念を支持します。そのようなタンパク質の特徴を特定することは、生物の老化のメカニズムを理解するのに役立つかもしれません。
 しかし、加齢に伴う血漿プロテオミクスの変化は完全には活用されておらず、加齢の生物学への洞察を引き出すための新しいツールが必要です。
 この研究では、若年成人から非年齢ナリアンまでの血漿のプロテオーム解析を実施しました。新しい分析ツールを使用して、寿命全体にわたるタンパク質発現の変化を発見し、これらの変化を生物学的経路と疾患に関連付けました。













やっぱり 34、60、78歳という曲がり角は、-omicsでも特異的らしい


還暦同窓会の写真送られてきた(私はこの種の集まり苦手なので不参加がdefault)のを見るとメタボ・禿の集団であった(どこの同窓会とは書いてないぞ!批判は受け付けない!)
自分も当然ながら他から同様に観られてるのだろう


年齢は逆戻りできないから「それでいいのだ」
-omics研究から若返り手段できたら、そのとき 教えてほしい

(にしても、Google翻訳の進化はすごい)

2015年7月31日金曜日

地域居住転倒外傷高リスク老人へのバランストレーニング訓練による外傷回避効果

転倒・外傷リスクの高い地域住居75-85歳老人の2年間のバランスのProgressive Retraining運動プログラム




Effectiveness of two year balance training programme on prevention of fall induced injuries in at risk women aged 75-85 living in community: Ossébo randomised controlled trial
BMJ 2015; 351 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.h3830 (Published 22 July 2015)
Cite this as: BMJ 2015;351:h3830


介入群:運動プログラム 352
対照群:非介入 354




【外傷数】



Mean cumulative function (MCF) for two comparison groups:
mean number of injurious falls in women aged 75-85 in two year balance training programme for prevention of fall induced injuries (intervention) or no such programme (control)





【転倒回避数】


Difference in mean cumulative function (MCF) between two comparison groups:
mean number of injurious falls prevented in women aged 75-85 in two year balance training programme for prevention of fall induced injuries




2015年5月26日火曜日

75歳以上:言語知性要求される職業の場合認知機能減衰緩徐

メンタルな部分が要求される仕事の程度で、高齢者の認知機能低下速度への影響があるか?

75歳以上の1054名の長軸検査で、6波測定機会でのMMSE検討

言語的インテリジェンスを刺激する仕事が多い職業的経験をしたひとはそれ以外に比べ、75歳以上の高齢においてもその認知機能減衰程度少なく、維持されやすい。



Differential effects of enriched environment at work on cognitive decline in old age Francisca S. Then, et. al. http://www.neurology.org/content/84/21/2169.abstract

社会住民統計指標・健康関連要素補正多変量混合モデル
言語的インテリジェンス刺激するwork taskを要求するメンタルの高い仕事を経た対象者は、そうでない対象者に比べ、ベースラインでの認知機能の良さと相関する (on average 5 MMSE points higher) 、 同様に、8年フォローアップ後の認知機能減少程度の低さとも相関 (on average 2 MMSE points less)


高度メンタル必要労務タスクを経た対象者ではそうでない対象者に比較して高齢者認知機能減少速度は有意低下





2014年3月25日火曜日

青年期・肥満者では、ナトリウム過剰摂取にてテロメアの長さ短縮させる・・・青年期肥満は後年に悪影響をもたらす

10代青年期において、正常体重ではみられない影響が、過体重・肥満者において、ナトリウム過剰摂取によるテロメア長の短縮作用が報告された。

肥満・過体重+塩分過剰摂取の重畳効果は、若年から後戻りできない老化加速をもたらす。

Combo of overweight, high sodium intake speeds cell aging in teens
American Heart Association Meeting Report Abstract MP64
March 20, 2014
http://newsroom.heart.org/news/combo-of-overweight-high-sodium-intake-speeds-cell-aging-in-teens


加齢と共に短縮するテロメアだが、喫煙にて加速し、運動不足、体脂肪量増加などがテロメア長短縮促進と関連することが知られている。 
青年期ナトリウム摂取とテロメア長短縮の関連性報告 
766名(14−18歳)を、ナトリウム摂取2分割、 2.388 mg/d vs 4.142 mg/d(AHA推奨量は、塩 2/3 ティースプーン、 1,500 mg/day最大に比べ両群とも多い)

過体重/肥満10代において、テロメア長は、有意に、高ナトリウム摂取(T/S比 1.24 vs 1.32)比較で、短縮
T/S比は、テロメア長さ/単一遺伝子あたりの長さの比率で、正常体重10代において、テロメアは高ナトリウム摂取とに有意差認めず  (T/S ratio of 1.29 vs. 1.30)




2013年6月4日火曜日

[ランダム化トライアル]中年男女において、日焼け止め毎日使用で皮膚老化減少

中年男女において、日焼け止め毎日使用で皮膚老化減少

ベータカロチンに関しては、包括的に影響診られず


Sunscreen and Prevention of Skin Aging: A Randomized Trial
Maria Celia B.  et. al.
Ann Intern Med. 2013;158(11):781-790. 

オーストラリア・ニュージーランドのランダム化住民ベース介入
55歳未満 903名 (登録住民1621名からランダム選択)
【介入】4群
・広域日焼け止め連日使用と ベータカロチン 30mg使用
・日焼け止め連日と プラシーボ
・日焼け止め任意使用と ベータカロチン 30mg使用
・日焼け止め任意使用と プラシーボ
【測定】
1992-1996のmicrotopography変化:治療割り付け群盲目化評価
【結果】
日焼け止め連日使用では、4.5年間、皮膚の検出変化認めず
トライアル終了時点でのベースラインからの皮膚老化は、日焼け止め任意使用より、連日使用の方が24%減少 (相対オッズ 0.96 (95% CI, 0.59-0.98)
ベータカロチンサプリメントは、皮膚老化に包括的影響認めず
しかし、ベースライン重症度によりそう反する相関が見られた

2013年3月7日木曜日

老人たちよ、より良き老化のため、テレビゲームをしよう!

高齢者においては、ビデオゲームで、気分改善効果があり、幸福感を増加させる

Successful aging through digital games: Socioemotional differences between older adult gamers and non-gamers
Jason C. Allaire , et. al.
Computers in Human Behavior Volume 29, Issue 4, July 2013, Pages 1302–1306


デジタルゲームを行う老人と行わない老人での、well-being、気分、うつ、社会機能などの心理機能の差

140名の老人(平均年齢77.47歳 (SD 7.31歳))サンプル

定期的使用、たまに使用、無使用の3群に分け、サンプルの60%が定期的・たまに使用

非ゲーマーと、ゲーマー老人に、群差が見られた。
項目は、well-being、負の気分、社会機能、うつ

successful agingと関連する ポジティブな活動性にゲームは役割を果たす



新聞記事
http://www.latinospost.com/articles/13773/20130306/video-games-keep-elderly-people-emotionally-healthy-new-study.htm

2012年11月7日水曜日

ザビエル禿、前頭部毛髪後退、耳たぶ皺、まぶたの脂 ・・・ 3つあれば今後心臓疾患リスク高まる



Telltale visible signs of aging may predict heart disease
Abstraxt 15333 - Embargoed until 8 a.m. PT /11 a.m. ET
November 06, 2012
http://newsroom.heart.org/pr/aha/telltale-visible-signs-of-aging-239569.aspx?ncid=36436



Anne Tybjærg-Hansen って研究者、こういう研究ばかり・・・
http://forskning.ku.dk/search/profil/?id=22312

・おでこの生え際後退
・頭のちょっぺんの禿
・耳たぶの皺
・眼瞼周囲脂肪沈着 (xanthelasmata:眼瞼黄色腫)


このうち、3つ有れば、今後35年間に
・ 心臓発作リスク57%増加
・ 心臓疾患発症39%増加


白髪が無かったことは何より・・・ 重要容疑者だったらしいが・・・

HPVワクチンをめぐる日本の"失われた8年"と、私たちが検証すべきこと

「子宮頸がんワクチン」という呼び方に、以前から違和感があります。 HPVワクチンが子宮頸がん予防に重要であることは間違いありません。日本では女子への定期接種として導入され、子宮頸がん予防を中心に説明されてきたため、この名称が広まった経緯も理解できます。 しかし、このワクチンが...