寝室にあるテレビ及びテレビ視聴時間に関し、369名の子供・思春期5-18歳を対照に解析。
Television, Adiposity, and Cardiometabolic Risk in Children and Adolescents
Amanda E. Staiano, et. al.
(Am J Prev Med 2013;44(1):40–47) © 2013 American Journal of Preventive Medicine
http://www.ajpmonline.org/webfiles/images/journals/amepre/AMEPRE_3629%5B3%5D-stamped.pdf
多変量モデルで、テレビの寝室での存在、テレビ視聴時間は、ウェスト径(OR 1.9-2.1)、皮下脂肪量(OR 2.0-2.5)と有意相関(p< 0.05)。
一方テレビ5時間以上視聴は、内臓脂肪量増加(OR 2.0)と有意相関。
寝室テレビは、 心血管疾患リスク(OR 2.9)、高中性脂肪血症(OR 2.0)と有意相関。
結論としては、寝室テレビの存在・テレビ視聴時間は、ウェスト径・脂肪良・腹部皮下脂肪量増加と有意相関。
テレビ視聴時間は、内臓脂肪と相関。寝室テレビの存在は子供の心代謝系リスク要素増加と関連し、その程度は運動や不健康食補正しても関連性は残る。
就寝時のテレビ視聴は、入眠時間・概日周期を乱す。そして、代謝系への悪影響をもたらす。
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