2018年1月23日火曜日

音楽は胸膜処置施行中の不安軽減、血圧、心拍も減少

患者の好みの音楽をイヤホンを介して検査・処置中流す


Music Reduces State Anxiety Scores in Patients Undergoing Pleural Procedures: A Randomized Controlled Trial
John Mackintosh,et al.
Internal Medicine, 18 , Jan. 2018
DOI: 10.1111/imj.13738  View/save citation
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/imj.13738/abstract;jsessionid=27F9DC4331156144570BFF038264A5C0.f03t01

ランダム化:患者の自己選択、
不安は、特性不安尺度(STAI)で評価

60名検討、音楽群ではスコア施行後 (34±11 vs. 48±13, p<0 .001="" 42="" p="0.51)</p" vs.="">
音楽群は、検査前に比べ、心拍減少 (87±17 vs. 95±15, p=0.04)、収縮期血圧(121±13 vs. 130±16, p=0.02)、拡張期血圧減少 (72±8 vs. 78±9, p=0.01)
対照群では変化認めず、心拍 (86±17 vs. 85±15, p=0.73),、収縮期 (133±21 vs. 134±20, p=0.83)、拡張期 (77±9 vs. 79±10, p=0.30)
患者疼痛スコア (p=0.8)、次回検査しても良いよというwillingness(p=0.27)、胸膜処置のパフォーマンスの満足度 (p=0.20) 、施行時間 (p=0.68) で両群間で差を認めず





気管支鏡も同様

Effect of Music on State Anxiety Scores in Patients Undergoing Fiberoptic Bronchoscopy
Henri G. Colt, et al.
CHEST Sep. 1999, Vol. 116 , 3, 819-824
DOI: http://dx.doi.org/10.1378/chest.116.3.819
http://journal.chestnet.org/article/S0012-3692(16)35307-7/fulltext

3剤耐性H.ピロリ治療に抗結核薬剤rifabutinを含む3剤治療?

H.ピロリの三次除菌、四次除菌の問題



抗結核薬であるrifabutinを含む3剤治療の報告



Rifabutin Triple Therapy is Effective in Patients With Multidrug-resistant Strains of Helicobacter pylori
Fiorini, Giulia ,et al.
Journal of Clinical Gastroenterology: February 2018 - Volume 52 - Issue 2 - p 137–140
doi: 10.1097/MCG.0000000000000540
https://journals.lww.com/jcge/Abstract/2018/02000/Rifabutin_Triple_Therapy_is_Effective_in_Patients.9.aspx

dyspepsia症状ありで1コース以上のH. pylori感染治療後3剤(クラリスロマイシン、メトロニダゾール、レボフロキサシン)耐性患者登録

エソメプラゾール 40mg  b.i.d.、アモキシシリン1g b.i.d.、リファブチン 150mg o.d. 12日間
治療意思判断でリファブチン治療失敗患者はempiricalに治療

最低1回の抗生剤治療経過後、756名中 254名に、3剤抵抗性H. pylori種

213名で除菌、82.9%(95% , 78.3-87.5%)、per-procol analysisで 88.7% (95% CI, 84.7-92.7)
多変量解析にて、細菌除菌の独立した要素同定なし






ある報告(  Shokrzadeh Leila, Alebouyeh Masoud, Mirzaei Tabassom, Farzi Nastaran, and Zali Mohammad Reza. Microbial Drug Resistance. February 2015, 21(1): 105-110   http://online.liebertpub.com/doi/abs/10.1089/mdr.2014.0081)では耐性
  • メトロニダゾール  61.3% (68/111) 
  • アンピシリン  15.3% (17/111)
  •  リファンピシン 14.4% (16/111) 
  • マクロライド(エリスロマイシン、クラリスロマイシン)   32.4% (36/111) 
  • キノロン (レボフロキサシン、シプロフロキサシン) 30.6% (34/111)


日本( http://www.daiwa-grp.jp/dsh/results/40/pdf/14.pdf)での報告
  • クラリスロマイシン 93/103(90.9%)
  • メトロニダゾール 71/103(68.9)
  • リファブチン 0/52 (0)
  • シタフロキサシン 60/103 (58.3%)

新規多剤耐性結核へベダキリン

日本でも新規多剤耐性結核へベダキリン認可されたそうで・・・
「サチュロ」は、ヤンセン・リサーチ・アンド・ディベロップメント社が創製したジアリルキノリン系の新規抗結核薬です。既存の抗結核薬とは異なる作用機序を有し、結核菌のエネルギー生成に必須であるアデノシン5'-三リン酸(ATP)合成酵素を特異的に阻害し、増殖期および休眠期の結核菌のいずれに対しても強い殺菌活性を示します。
日本では、承認に先立ち、2015年9月に希少疾病用医薬品として指定されています。今回の承認は、多剤耐性肺結核患者を対象とした国内第II相試験(TBC2001試験)、海外第II相試験(C208試験およびC209試験)等の結果に基づくものです。
https://www.jiji.com/jc/article?k=000000112.000006157&g=prt



  • サチュロ:ベダキリンフマル酸塩錠 Bedaquiline fumarate (JAN/USAN)

http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/800155_62220A0F1025_1_02.pdf


  • デルティバ:デラマニド Delamanid (JAN/USAN)

http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/180078_6222006F1029_1_04.pdf


multidrug-resistant (MDR-) および extensively drug-resistant tuberculosis (XDR-TB)が大きな問題となっている

少なくともINHとRFPの両方に耐性を示す結核菌を多剤耐性菌( MDR-TB)
XDR-TBは、直訳すれば「拡大薬剤耐性」であるが、多剤耐性結核であることが前提であり「超多剤耐性」と試訳し、「多剤耐性に加えて二次抗結核薬に含まれる6つ区分のうち、3つ以上に耐性を持っている結核菌と定義」される
http://www.jata.or.jp/terminology/z_15.html



新規薬剤であるデラマニドもベダキリンもグループDに分類され、成人では最大6ヶ月、推奨用量、OBR (optimized background regimen)に付加して使用、臨床的なモニタリング(特に、QT間隔測定)が必要。
WHOは最近デラマニドの小児適応、但しPKデータ利用で認可


http://erj.ersjournals.com/content/erj/49/3/1602308.full.pdf


論評:http://www.jata.or.jp/rit/rj/377-22.pdf
治療の潮流-2016年WHOガイドライン
2016年WHOは多剤耐性結核の治療のガイドラインを発表した。優先的に使用する薬として,日本の順位付けとやや異なる。キノロン-筋肉注射薬の次に位置する薬として,TH,リネゾリド(LZD),CS,CFZが挙げられている。ここまでが核となる結核薬で,その他の使用してもよい薬としては,一次薬であるPZA,EB,INHの高容量,その次に新薬であるベダキリン(BDQ)とデラマニド(DLM),そして最後に,PASはチエナム,メロペン,オーグメンチン等とともに中心的な役割は果たさない薬として挙げられている。

混乱しているようなので整理して、我が国の方向性を早急に明確にして欲しい

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