2015年7月6日月曜日
遺伝的多様性は、高身長、知性向上の方向へ
遺伝的多様性は、高身長、知性向上へ、しかし、高血圧、高コレステロール血症などには多様性は影響を与えてない。
エジンバラ大学の個別entire genetic make-upで、個人の祖先関連指標である、母もしくは父からの遺伝子部分の遺伝的同定的コピー指標としてのインスタンスをピンポイント検討。
Directional dominance on stature and cognition in diverse human populations
Peter K. Joshi, et. al.
Nature (2015) doi:10.1038/nature14618
Homozygosity:ホモ接合性は稀だが、影響が大で、メンデル疾患と関連
35万4千224名の102コホート16の健康関連定量的Traitを用い、ホモ接合性を検討
身長、1秒量、全般認知機能、教育到達度の4つのTraitで統計学的有意相関
(p < 1 × 10 -300、 p < 2.1 × 10 -6、 p < 2.5 × 10 -10、 p < 1.8 × 10 -300)
ホモ接合性増加する毎、Trait値減少と相関し、例えば身長1.2cm、教育レベル10ヶ月少ないことと相関する。
すなわち、遺伝的多様性背景をもつ人は、背が高い・成長が早く、認知機能すなわち知性が高い
逆に言えば、ヒトは、より知性的に、そして高身長へと進化しているのであると・・・
私には進化の過程が間に合わなかったようだ・・・
CPE遺伝子異常と肥満・2型糖尿病との関連性
MC4R遺伝子は重症肥満の20名に1人に関係し、食行動と関連しているが、あらたな知見で、”common FTO [fat mass and obesity-associated] polymorphisms”といったweak population-based associationとは異なる、はっきりした、肥満遺伝関連性の知見。
Carboxypeptidase Eは、ポリペプチドのC末端アルギニンもしくはリジン残基の分離を触媒する酵素で、CPE遺伝子でエンコードされ、CPEは多くのニューロペプタイド、ペプタイドホルモン
インスリンや、ニューロペプタイド全般の生成に関連するため、CPD遺伝子の変異と肥満の関連性は重要なのかもしれない。
血縁家族からの肥満女性で、 Exome Sequencing CPE遺伝子の短い遺伝子産物(truncating mutation) (c.76_98del; p.E26RfsX68)
Truncating Homozygous Mutation of Carboxypeptidase E (CPE) in a Morbidly Obese Female with Type 2 Diabetes Mellitus, Intellectual Disability and Hypogonadotrophic Hypogonadism
Suzanne I. M. Alsters , et. al.
PLOSone Published: June 29, 2015DOI: 10.1371/journal.pone.0131417
GWAはやりだが、はっきりした劣性・優性遺伝の形の単一遺伝子異常もまだ見逃されているのかも
Carboxypeptidase Eは、ポリペプチドのC末端アルギニンもしくはリジン残基の分離を触媒する酵素で、CPE遺伝子でエンコードされ、CPEは多くのニューロペプタイド、ペプタイドホルモン
インスリンや、ニューロペプタイド全般の生成に関連するため、CPD遺伝子の変異と肥満の関連性は重要なのかもしれない。
血縁家族からの肥満女性で、 Exome Sequencing CPE遺伝子の短い遺伝子産物(truncating mutation) (c.76_98del; p.E26RfsX68)
Truncating Homozygous Mutation of Carboxypeptidase E (CPE) in a Morbidly Obese Female with Type 2 Diabetes Mellitus, Intellectual Disability and Hypogonadotrophic Hypogonadism
Suzanne I. M. Alsters , et. al.
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