寄与要素完全補正されているか、微妙な報告のように私には思えるが、一応、表題ごとき筆者らの意見。
Cardiovascular fitness and later risk of epilepsy
A Swedish population-based cohort study
Jenny Nyberg, et. al.
Neurology
10.1212/WNL.0b013e3182a4a4c0
2013年9月6日金曜日
オリゴデンドロサイトやその前駆細胞への覚醒・睡眠の影響 ・・・ 睡眠は神経保護的
Wisconsin大学 Chiara Cirellらは、ミエリン合成細胞、オリゴデンドロサイト前駆細胞: oligodendrocyte precursor cells (OPCs)の合成率が睡眠中高まることをマウスで示した。R
覚醒時にはグルタミン酸作動性伝達活動性高くなり、オリゴデンドロサイトやOPCsへの睡眠覚醒の影響が考えられたため、 translating ribosome affinity purification technology を用いマウスでのmicroarray analysisと組み合わせ、オリゴデンドロサイトの遺伝子wide特性を、覚醒時、睡眠時、強制覚醒時検討。
オリゴデンドロサイトの翻訳リボソーム数百に睡眠時覚醒時発現ばらつき認め、燐脂質合成、ミエリン化、OPC合成促進へ睡眠中亢進することが示された。一方、アポトーシス、細胞性ストレス反応、OPC分化が覚醒中高まった。
要留守に、EM睡眠中この合成が高まり、覚醒強制時は逆に細胞死やストレス反応が生じる。例えば、睡眠障害が多発性硬化症の症状悪化をもたらし、ミエリン合成を阻害するこtもお示唆され、免疫システムによりミエリン被覆を阻害し攻撃破壊することが示唆される。
Effects of Sleep and Wake on Oligodendrocytes and Their Precursors
The Journal of Neuroscience, 4 September 2013, 33(36): 14288-14300; doi: 10.1523/JNEUROSCI.5102-12.2013
覚醒時にはグルタミン酸作動性伝達活動性高くなり、オリゴデンドロサイトやOPCsへの睡眠覚醒の影響が考えられたため、 translating ribosome affinity purification technology を用いマウスでのmicroarray analysisと組み合わせ、オリゴデンドロサイトの遺伝子wide特性を、覚醒時、睡眠時、強制覚醒時検討。
オリゴデンドロサイトの翻訳リボソーム数百に睡眠時覚醒時発現ばらつき認め、燐脂質合成、ミエリン化、OPC合成促進へ睡眠中亢進することが示された。一方、アポトーシス、細胞性ストレス反応、OPC分化が覚醒中高まった。
要留守に、EM睡眠中この合成が高まり、覚醒強制時は逆に細胞死やストレス反応が生じる。例えば、睡眠障害が多発性硬化症の症状悪化をもたらし、ミエリン合成を阻害するこtもお示唆され、免疫システムによりミエリン被覆を阻害し攻撃破壊することが示唆される。
Effects of Sleep and Wake on Oligodendrocytes and Their Precursors
The Journal of Neuroscience, 4 September 2013, 33(36): 14288-14300; doi: 10.1523/JNEUROSCI.5102-12.2013
ゲーム必ずしも悪ではない・・・ 高齢者マルチタスク機能向上に役立つ
テレビみれば、ステレオタイプに、ゲーム批判
テレビ視聴の方が一方的受動的影響受けるので、悪影響の方が大きいはずなのに・・・
テレビというのは、馬鹿が作り、馬鹿がみるものというのは正しいのだろう。
解説記事
Gaming improves multitasking skills
Study reveals plasticity in age-related cognitive decline.
Alison Abbott 04 September 2013
http://www.nature.com/news/gaming-improves-multitasking-skills-1.13674
カリフォルニア大学、脳科学者 Adam Gazzaleyの研究
NeuroRacerというゲームが高齢者のマルチタスク能力改善に役立ち、連日行うことで、6ヶ月後もその機能維持するという報告。
60歳以降年齢とともに、マルチタスク機能低下することが確認され、60歳〜85歳、30名の被験者にて4週間のトレーニング期間をもうけ、その後、能力向上に応じて難易度を上げていく。
working memoryと注意維持など能力改善した。
ゲーム中脳波脳活動性評価し、prefrontal cortexの活動性増加し、これが、タスク時注意力維持改善と関連すると思われる。
テレビ視聴の方が一方的受動的影響受けるので、悪影響の方が大きいはずなのに・・・
テレビというのは、馬鹿が作り、馬鹿がみるものというのは正しいのだろう。
解説記事
A Racing Game to Rejuvenate the Brain?
Gaming improves multitasking skills
Study reveals plasticity in age-related cognitive decline.
Alison Abbott 04 September 2013
http://www.nature.com/news/gaming-improves-multitasking-skills-1.13674
カリフォルニア大学、脳科学者 Adam Gazzaleyの研究
NeuroRacerというゲームが高齢者のマルチタスク能力改善に役立ち、連日行うことで、6ヶ月後もその機能維持するという報告。
60歳以降年齢とともに、マルチタスク機能低下することが確認され、60歳〜85歳、30名の被験者にて4週間のトレーニング期間をもうけ、その後、能力向上に応じて難易度を上げていく。
working memoryと注意維持など能力改善した。
ゲーム中脳波脳活動性評価し、prefrontal cortexの活動性増加し、これが、タスク時注意力維持改善と関連すると思われる。
【肥満・やせは遷る】肥満・やせ不一致双生児研究:マウスへ腸内細菌投与・・・肥満からの腸内細菌繁殖は肥満をもたらし、やせからはやせ
肥満必ずしも兄弟一致する訳ではなく、腸内微生物とその相違についての考察がなされた。マウスへ双生児からの細菌移植繁殖させた場合、肥満双生児からの細菌繁殖マウスでは太り、やせ双生児からの細菌移植ではマウスはやせる。
ヒト腸内細菌の構造的・機能的性状が生理的状況・病的状況へ役割を果たすという報告が最近確立しつつある。ただ、乳酸菌必ずしも全て善ではなく、プロバイオティックス特異的な部分も報告されている。
Gut Microbiota from Twins Discordant for Obesity Modulate Metabolism in Mice
Science 6 September 2013: Vol. 341 no. 6150
DOI: 10.1126/science.1241214
http://www.sciencemag.org/content/341/6150/1241214
【方法】
【結果】
肥満は大規模社会ネットワークを通じて“感染”し広がる 2007年 07月 26日
ヒト腸内細菌の構造的・機能的性状が生理的状況・病的状況へ役割を果たすという報告が最近確立しつつある。ただ、乳酸菌必ずしも全て善ではなく、プロバイオティックス特異的な部分も報告されている。
プロバイオティクス:アトピー関連検査に効果あるも、喘息・喘鳴に効果無し ・・・ 悪化菌種も存在 2013/08/23
Gut Microbiota from Twins Discordant for Obesity Modulate Metabolism in Mice
Science 6 September 2013: Vol. 341 no. 6150
DOI: 10.1126/science.1241214
http://www.sciencemag.org/content/341/6150/1241214
【方法】
germfreeマウスをグループ分けし、便細菌比培養にてコロニー化し、4つの双生児ペア、肥満性一致しないペア、肥満(Ob)、やせ(Lo) co-twinから培養集積。
低脂肪・植物多価サッカライド豊富な餌をすわせ、飽和脂肪酸・果物野菜をNHANESベースから3分位上位・下位反映餌2つに一つを与える。
Ln、Obマウスを、コロナイゼーション後、5日間共生させる。
体組成変化は、定量的MR定義。microbiota、microbiome構造、遺伝子発現、代謝を 6S ribosomal RNA profiling、 whole-community shotgun sequencing、RNA-sequencing、 mass spectrometryで評価。
Host gene expression と metabolism も特性評価。
【結果】
Ob(肥満) co-twins便微生物のインタクト非培養・培養細菌により、Ln(やせ)コミュニティー由来のそれより、BMI、adiposity増加。
体組成の違いは、単鎖脂肪酸発酵(Lnにて増加)、分岐鎖アミノ酸代謝(Obにて増加0)の違いと相関、胆汁酸の種類の微生物による変化(Lnでは増加し、宿主farnesoid X受容体シグナル化のdown-regulationを伴う)と相関。
LnとObマウスを共生させることで、肥満・体増加発症予防をObケージの共生者にもたらし、微生物代謝特性がやせ状態のそれにtransformする。
LnからOb微生物へのBacteroidaleメンバーの浸潤とtransformationは相関。
浸潤と発現型rescueは食事依存的で、飽和脂肪酸米国摂取量下位3分位、果物・野菜上位3分位の食事に相当した場合に生じる。しかし、飽和脂肪酸上位3分位、果物・野菜下位3分位の食事相当では生じない。
これらの結果、食事と微生物の、伝播性・修正性相互作用は、ホストのbiologyに影響を与える。
肥満は大規模社会ネットワークを通じて“感染”し広がる 2007年 07月 26日
【スタチンと認知症】ESC: アトルバスタチンなど脂溶性スタチンが主に認知症抑制に働く
Medscape Medical News > Conference News
Statins Linked to Reduced Dementia
Sue Hughes Sep 05, 2013
http://www.medscape.com/viewarticle/810525
スタチンは用量依存的に認知症減少をもたらす
スペインの大学病院からの58,000名対象研究報告と、台湾からの報告で心房細動5221名対象の報告
いずれもスタチン未使用者での認知症発症減少報告
前者は・・・
Table. Risk for Dementia With Various Statins by Dosage Tertiles
後者は、心房細動患者の第2研究では、6年フォローアップ
認知症発症 スタチン投与群 2.1% vs 対照群 3.5%(p = 0.002)
オッズ比として、0.565で、男性、CHADS2スコア低いほど減少効果認める
リピトール(アトルバスタチン)は有意差あり
クレストール(ロスバスタチン)は有意差無し
脂溶性であるアトルバスタチンの優位性あり
他の脂溶性シンバスタチン、フルバスタチンも惜しいのでやはり脂溶性スタチンが優位?
クレストールは、肝細胞以外トランスポーターがないことを考えればがんばってる方?
参照:http://koccr.ame-zaiku.com/dousyudoukouyaku29.html
Statins Linked to Reduced Dementia
Sue Hughes Sep 05, 2013
http://www.medscape.com/viewarticle/810525
スタチンは用量依存的に認知症減少をもたらす
スペインの大学病院からの58,000名対象研究報告と、台湾からの報告で心房細動5221名対象の報告
いずれもスタチン未使用者での認知症発症減少報告
前者は・・・
Table. Risk for Dementia With Various Statins by Dosage Tertiles
Statin | Lowest-Dose Tertile (Hazard Ratio) | Mid-Dose Tertile (Hazard Ratio) | Highest-Dose Tertile (Hazard Ratio) | P Value for Trend |
Atorvastatin | 0.680 | 0.543 | 0.305 | <.001 |
Rosuvastatin | 0.365 | 0.134 | 0.129 | .011 |
Fluvastatin | 0.971 | 0.578 | 0.255 | .058 |
Simvastatin | 0.747 | 0.664 | 0.510 | .064 |
Pravastatin | 0.662 | 0.933 | 0.491 | .422 |
Lovastatin | 1.382 | 0.930 | 1.626 | .116 |
All statins | 0.923 | 0.806 | 0.311 | <.001 |
後者は、心房細動患者の第2研究では、6年フォローアップ
認知症発症 スタチン投与群 2.1% vs 対照群 3.5%(p = 0.002)
オッズ比として、0.565で、男性、CHADS2スコア低いほど減少効果認める
リピトール(アトルバスタチン)は有意差あり
クレストール(ロスバスタチン)は有意差無し
脂溶性であるアトルバスタチンの優位性あり
他の脂溶性シンバスタチン、フルバスタチンも惜しいのでやはり脂溶性スタチンが優位?
クレストールは、肝細胞以外トランスポーターがないことを考えればがんばってる方?
参照:http://koccr.ame-zaiku.com/dousyudoukouyaku29.html
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