2013年2月12日火曜日

中年時のフィットネスは、認知症全般リスク減少と関連

アルツハイマー病や他の認知症全般の一次予防は、重要な公衆衛生上の目的となっている。

前向きコホート にて中年時の心肺フィットネスとその後の認知症発症の関連性が示された。

 The Association Between Midlife Cardiorespiratory Fitness Levels and Later-Life Dementia: A Cohort Study
Laura F. DeFina, et. al.
Ann Intern Med. 5 February 2013;158(3):162-168 
125,700人年において、全原因認知症頻度 1659名、フォローアップ中央値 25年(IQR 19-30年)
 多変量解析補正後、運動量最大四分位 は、運動量最小四分位に比べ、全原因認知症ハザード低い(ハザード比 0.65 [95% CI, 0.65 - 0.77]
高運動量は、事前卒中ありの全原因認知症ハザード少なく  (ハザード比, 0.74 [CI, 0.53 to 1.04]) 、卒中なしの全原因認知症ハザードも少ない {ハザード比, 0.74 [CI, 0.61 to 0.90]).




高齢者PSA閾値見直し、もしくは、2年ごと検診で効果同様で、過剰診断減少


PSA検診方法を、高齢者で閾値をたかめるか、2年毎にするこてで、検診による死亡率減少効果はさほど変わらず、過剰診断減少可能
検診なしだと、前立腺がんのリスクは2.86%

50−74歳毎年PSA生検判断閾値4μg/Lだと死亡リスク2.1%に減少するが、過剰診断リスクが3.3%

高齢者において、PSA生検判断閾値を高める戦略では、同様の前立腺が2.15%まで死亡リスク減少で、過剰診断リスクが2.3%まで減少する。
2年に一度にすると、前立腺がん死亡リスク到達は同様で2.27%、過剰診断リスクは 2,4%。しかし、局所検査59%減少、偽陽性50%減少

Comparative Effectiveness of Alternative Prostate-Specific Antigen–Based Prostate Cancer Screening Strategies: Model Estimates of Potential Benefits and Harms
Roman Gulati, et. al.
Ann Intern Med. 5 February 2013;158(3):145-153

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