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2015年5月19日火曜日

上側頭溝(STS):言葉音、スピーチを管理する脳領域

側頭葉に存在する、superior temporal sulcus :上側頭溝(STS)が、数十年懸案であった言語をマネージメントする主たる領域にあたることが発見された

New York University研究チーム、David Poeppelらの報告

話しや犬の声から花火の音までを聴取したボランティアの脳をスキャニング
言語聴取の時にのみ反応し、ドイツ語理解できない被験者にドイツ語を聞かせた時と比較。聴覚野は全ての音に反応するが、この領域は理解可能な言語音のみに反応する。

The cortical analysis of speech-specific temporal structure revealed by responses to sound quilts
Tobias Overath,  et. al.
Nature Neuroscience (2015) doi:10.1038/nn.4021

2013年1月22日火曜日

ABC研究;高齢者の聴覚異常は認知機能低下・認知障害発症と関連

聴覚障害の存在は、どの後の認知機能障害発症と直線的に関連する。


Hearing Loss and Cognitive Decline in Older Adults
Frank R. Lin, MD,  et. al.
for the Health ABC Study Group
JAMA Intern Med. 2013;():1-7. doi:10.1001/jamainternmed.2013.1868.
平均年齢77.4歳、1984名の Health ABC Study


認知機能低下無し (Modified Mini-Mental State Examination [3MS] score, ≥80) の被験者
6年間フォローアップ  
聴覚障害を最良耳で、4kHzで0.5と純音平均閾値で定義
トータルで、1162名のベースラインでの聴覚障害  (pure-tone average >25 dB)
この群の3MS・ Digit Symbol Substitution test score年次減衰率は、正常聴覚のヒトに比べ減少率41%、32%急激。

3MSでは、年次変化は −0.65 (95% CI, −0.73 to −0.56) vs −0.46 (95% CI, −0.55 to −0.36)ポイント/年(P = .004)

Digit Symbol Substitution testでは、年次スコア変化は −0.83 (95% CI, −0.94 to −0.73) vs −0.63 (95% CI, −0.75 to −0.51) ポイント/年 (P = .02)


正常聴覚に比べ、ベースラインの聴覚障害のある人は、認知機能障害のリスク増加24% (hazard ratio, 1.24; 95% CI, 1.05-1.48)

認知機能減少率、認知障害発症頻度リスクは線形的に個別の聴覚障害と相関した。




家族と食事してると、耳が遠くなってることに気付き、会話に入れなくなってると・・・自分の親。
ある日、自分で決断し、補聴器を買った。その後、家族内の会話に自然と入り込むことができてると満足しているのを見るにつけ、それまでの疎外感に気付いあげられなかった。

そういう経験を想い出した報告。

HPVワクチンをめぐる日本の"失われた8年"と、私たちが検証すべきこと

「子宮頸がんワクチン」という呼び方に、以前から違和感があります。 HPVワクチンが子宮頸がん予防に重要であることは間違いありません。日本では女子への定期接種として導入され、子宮頸がん予防を中心に説明されてきたため、この名称が広まった経緯も理解できます。 しかし、このワクチンが...