目と目をあわすことをさける(Deficits in eye contact)のが自閉症の特徴、この特徴は当初より記載されている特徴である。前向き長軸研究で、自閉症スペクトラム障害:autism spectrum disorders (ASDs)後年診断された乳児において、2ヶ月齢から6ヶ月齢
これらの観察所見は、社会適応障害指標として最も早期に現れる所見でもある。
モニターによるeye-tracking technologyを持ち、保護者との自然な関係シーンを監視し、目、口、体(頚部、肩、髪)、周辺無生物への視点を調査
月齢2ヶ月で既に、保護者への関心不足が示された。口や体、無機物に比べ、相手の目への関心比率低下がその特徴。この部位への関心低下はその後の深刻な症例と相関した。
Attention to eyes is present but in decline in 2–6-month-old infants later diagnosed with autism
Warren Jones et. al.
Nature (2013) doi:10.1038/nature12715
http://www.nature.com/nature/journal/vaop/ncurrent/full/nature12715.html
2013年11月7日木曜日
電子タバコ禁煙推進研究者報告:電子タバコは禁煙治療に役立たないという証拠をあげてしまう自爆報告
VOCsというリスクと、禁煙に伴うベネフィット・リスク
全てのVOCs含有電子タバコが容認された訳ではないが、電子タバコが禁煙の手助けになると主張している、電子タバコ禁煙補助使用推進派の Jean-Francois Etter
Head to Head
Should electronic cigarettes be as freely available as tobacco? Yes
BMJ 2013; 346 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.f3845 (Published 14 June 2013)
Cite this as: BMJ 2013;346:f3845
この人の報告だが、対照のないインターネット調査・・・これって、信頼性あるのだろうか?
この中に意味ある情報がある、すなわち、継続喫煙者に対して、1年後喫煙率変化が見られないということ。
ロイターのタイトルは微妙、中身はそれ相応なのだが・・・
More evidence e-cigs may help in quitting tobacco
http://www.reuters.com/article/2013/11/06/us-ecigarettes-smoking-idUSBRE9A519420131106
電子タバコ・肯定的報道がなされるとすれば、1ヶ月後効果だけを評価する短期的視野のそれであり、1年後の効果無しという事実を無視することとなる
A longitudinal study of electronic cigarette users
長軸的インターネット調査、2011−2013年
ベースライン、1年後477名、プラス1年367名
喫煙経験 72%、電子タバコ使用 76%
ベースラインで、現行電子タバコ使用3ヶ月間、150 puffs/day使用し、ニコチン量として 16mg/ml含む液剤を補充
毎日使用継続はほとんどが継続され、1ヶ月後98%、1年後89%。
ベースラインから1ヶ月満たない場合に限定すると、1ヶ月後継続 93%、 1年後継続 81%
連日使用者において、puffs/day数は、1年後もベースラインと変化なし
ベースラインですでに電子タバコ使用・過去喫煙歴者(禁煙状態)、再喫煙率は1ヶ月後6%、1年後も6%。
ベースラインでの現行喫煙者・電子タバコ使用者の検討では、1ヶ月後禁煙成功率22%、1年後46%
フォローアップ時喫煙継続・電子タバコ継続という、二重ユーザーでは、喫煙量において、1ヶ月後 5.3本/日減少する(from 11.3 to 6.0 cig./day, p = 0.006)も、1年後は不変。
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