16名に1人、約6%が、電話調査によると、アナフィラキシー反応をいずれかの時点で有する
AAAAI: medpage http://www.medpagetoday.com/MeetingCoverage/AAAAIMeeting/31490
Source reference:
Boyle J, et al "Anaphylaxis in America -- results from a national telephone survey" AAAAI 2012; Abstract 501.
2万を超す電話調査
アレルギーを有する場合の18%で、少なくとも1回はアナフィラキシー反応を1回でも経験。
そのうち、42%が15分以内に生じ、もっとも多いトリガーは薬物(33%)、食物(28%)、虫刺(21%)、他(15%)、不明(7%)、ラテックス(3%)
アナフィラキシー経験の内、38%がERケア、28%が抗ヒスタミン剤自己治療、13%が診療所、13%が自己投与エピネフリン
2回以上のエピソードが57%、18%のみがエピネフリンを準備
2012年3月6日火曜日
2012年3月5日月曜日
卵アレルギー減感作の有効性
Jones S, et al. "A randomized, double-blind, placebo-controlled,
multicenter trial of egg oral immunotherapy in children: An analysis of
clinical tolerance" AAAAI 2012; Abstract 245.
情報ソース:http://www.medpagetoday.com/MeetingCoverage/AAAAIMeeting/31475
経口減感作 は、卵アレルギーの子供の3/4で成功し、1/4で機能的トレランスとなった。
免疫療法22ヶ月後、脱感作 75%、反応閾値の増加を意味し、プラシーボの子供は脱感作なし(P<.001)。機能的トレランス 27.5%で、食物経口暴露でアレルギー反応を長期間示さないということを意味し、プラシーボの子供はトレランス無し(P=0.025)
卵アレルギーの累積頻度は2.5歳で2.6%で、脱感作成功の報告は小規模研究に限定されていて、安全性に疑問が残っていた。
5-18歳で、卵特異的IgE <5 kU/L、 ランダム割り付けで 2000mgまで段階的増量。
中断率、22ヶ月前までに、投与群 15%、 プラシーボ群 13.3%。
10ヶ月目に75%、22ヶ月までに92%が症状無しの最大投与量に到達。
最頻度症状は軽度で、口腔咽頭部で、治療初期に生じる。
44ヶ月まで継続する予定
3年後も45%が機能的トレランスとなり(P<0.01 vs プラシーボ) で、際限なく卵摂取可能となっている。
22ヶ月で好塩基球活性化減少(P<.001)、卵特異的IgG4急激に増加(P<0.001)
皮膚プリック試験のサイズは22ヶ月で減少し、感作・トレランス出現と相関(P=0.009、 P=0.005)
加え、機能的トレランスとなったと思われるバイオマーカーを検討したが見いだせなかった。
情報ソース:http://www.medpagetoday.com/MeetingCoverage/AAAAIMeeting/31475
経口減感作 は、卵アレルギーの子供の3/4で成功し、1/4で機能的トレランスとなった。
免疫療法22ヶ月後、脱感作 75%、反応閾値の増加を意味し、プラシーボの子供は脱感作なし(P<.001)。機能的トレランス 27.5%で、食物経口暴露でアレルギー反応を長期間示さないということを意味し、プラシーボの子供はトレランス無し(P=0.025)
卵アレルギーの累積頻度は2.5歳で2.6%で、脱感作成功の報告は小規模研究に限定されていて、安全性に疑問が残っていた。
5-18歳で、卵特異的IgE <5 kU/L、 ランダム割り付けで 2000mgまで段階的増量。
中断率、22ヶ月前までに、投与群 15%、 プラシーボ群 13.3%。
10ヶ月目に75%、22ヶ月までに92%が症状無しの最大投与量に到達。
最頻度症状は軽度で、口腔咽頭部で、治療初期に生じる。
44ヶ月まで継続する予定
3年後も45%が機能的トレランスとなり(P<0.01 vs プラシーボ) で、際限なく卵摂取可能となっている。
22ヶ月で好塩基球活性化減少(P<.001)、卵特異的IgG4急激に増加(P<0.001)
皮膚プリック試験のサイズは22ヶ月で減少し、感作・トレランス出現と相関(P=0.009、 P=0.005)
加え、機能的トレランスとなったと思われるバイオマーカーを検討したが見いだせなかった。
喘息:構成的運動療法プログラムで QOL改善
Pollart S, et al "Improvements in quality of life measures in a structured exercise program for persistent asthma" AAAAI 2012; Abstract 231.
解説:http://www.medpagetoday.com/MeetingCoverage/AAAAIMeeting/31474
持続性喘息患者では、4ヶ月間のgymにおけるstructured exerciseでQOL改善
運動を阻害する要素として、喘息が運動により悪化するという思い込み、resistant training主体のgymでの運動を喘息発作のため恐れ、保険会社が運動療法への払い込みを拒否すること
structured exercise programの“公的”日本語訳、相変わらず見つからない・・・
解説:http://www.medpagetoday.com/MeetingCoverage/AAAAIMeeting/31474
持続性喘息患者では、4ヶ月間のgymにおけるstructured exerciseでQOL改善
運動を阻害する要素として、喘息が運動により悪化するという思い込み、resistant training主体のgymでの運動を喘息発作のため恐れ、保険会社が運動療法への払い込みを拒否すること
週3回、好気的運動 35分間後、10分の胸郭・上体ピラティスを行う。
必ず、warm-up 期間を設けることが運動誘発性喘息予防に重要とのこと。
対照は、運動教育を行い、1ヶ月毎にQOL測定
運動プログラム群では、疾患による死体活動制限経験が少ない (41%, P=0.04)。
50%が気分状態改善し、22%が副事象環境下への適応改善。
ベネフィット1年後も持続。
structured exercise programの“公的”日本語訳、相変わらず見つからない・・・
臨床研究:喘息アウトカム標準化
動脈硬化に関して臨床的アウトカム設定はかなり厳格になりつつあるが、その他疾患の臨床的アウトカム設定の要求や実態にばらつきがある。COPDなどの薬物的効果などは、わずかな1秒量の増加で薬物に効用ありと判断されている場合すらある。
喘息の臨床に関しても、メタアナリシスをトライする場合に"ashtma control day"と、"maximum symptom day'と同様ではない言い回しが用いられる研究の取り扱いが困難である。真に必要な情報は、どれほどの重大徴候なのか、マネージメントを如何に行ったかである。
Busse WW, et al "Standardizing asthma outcomes in clinical research: report of the asthma outcomes workshop" J Allergy Clin Immunol 2012; 129: S1-S141.
詳細は・・・
http://www.jacionline.org/issues?issue_key=S0091-6749%2812%29X0003-4
具体例
前向き研究には5つの喘息急性増悪測定項目が核となる
5つのutilization及びコスト情報が必要
観察研究では、10の項目がリスト化され、前向き研究項目に喘息特異的ICU入院と死亡をさし引いたもの
成人・10代 vs 子供のスコア化システムに違いがあり、小児は Childhood Asthma Control Test、 成人は Asthma Control Test of the Asthma Control Questionnaireを行う。
Wayne Morgan,(Workshop co-chair, of the University of Arizona in Tucson)が、symptom測定、QOL測定に関して問題提起の項目は、結論づけ出来ず、推奨から外されたらしい。
喘息の臨床に関しても、メタアナリシスをトライする場合に"ashtma control day"と、"maximum symptom day'と同様ではない言い回しが用いられる研究の取り扱いが困難である。真に必要な情報は、どれほどの重大徴候なのか、マネージメントを如何に行ったかである。
Busse WW, et al "Standardizing asthma outcomes in clinical research: report of the asthma outcomes workshop" J Allergy Clin Immunol 2012; 129: S1-S141.
詳細は・・・
http://www.jacionline.org/issues?issue_key=S0091-6749%2812%29X0003-4
具体例
前向き研究には5つの喘息急性増悪測定項目が核となる
- Use of systemic corticosteroids
- Asthma-specific hospitalization
- Asthma-specific emergency visit
- Asthma-specific ICU admission or intubation
- Death (all-cause and asthma-related)
5つのutilization及びコスト情報が必要
- Asthma-specific hospitalization
- Asthma-specific emergency visit
- Asthma-specific outpatient visit
- Asthma-specific detailed medication use
- Resource use, such personnel time or mite eradication
観察研究では、10の項目がリスト化され、前向き研究項目に喘息特異的ICU入院と死亡をさし引いたもの
成人・10代 vs 子供のスコア化システムに違いがあり、小児は Childhood Asthma Control Test、 成人は Asthma Control Test of the Asthma Control Questionnaireを行う。
Wayne Morgan,(Workshop co-chair, of the University of Arizona in Tucson)が、symptom測定、QOL測定に関して問題提起の項目は、結論づけ出来ず、推奨から外されたらしい。
大気汚染:二酸化窒素、PM2.5濃度と 戸外・室内アレルゲン過敏性 量的相関
情報ソース:http://www.medpagetoday.com/MeetingCoverage/AAAAIMeeting/31472
AAAAIのポスター発表分
Weir C, et al "Ambient air pollution and allergic sensitization: results from the National Health and Examination Survey (NHANES) 2005-2006" AAAAI 2012; Abstract 72.
二酸化窒素、微小粒子状物質(PM2.5)のような大気汚染物質暴露は、戸外、室内のアレルゲンに対する過敏症と相関する。
一方、
ヨーロッパで同様の報告がなされており、米国初の報告ということ
生データではオゾンとの関連性も認めたが統計学的有意差が寄与因子補正後消失したとのこと
ヨーロッパの大規模コホートとは ESCAPE European Study of Cohorts のことだろう http://www.escapeproject.eu/rsc/pdf/ESCAPE_brochure.pdf
日本の行政、やる気なしのようだが・・・地域限定の規制は存在する
AAAAIのポスター発表分
Weir C, et al "Ambient air pollution and allergic sensitization: results from the National Health and Examination Survey (NHANES) 2005-2006" AAAAI 2012; Abstract 72.
二酸化窒素、微小粒子状物質(PM2.5)のような大気汚染物質暴露は、戸外、室内のアレルゲンに対する過敏症と相関する。
年齢、性別、人種/民族、貧困度、喫煙状態補正後、平均NO2 10-ppb増加毎に戸外アレルゲンへの過敏症25%(オッズ比 1.25, 95% CI 1.04 ~ 1.49)増加
一方、
PM2.5 1-mcg/m3毎に、室内アレルゲンへのカビ小尤度5% (補正 OR 1.05, 95% CI 1.03 ~ 1.08)増加に相当
ヨーロッパで同様の報告がなされており、米国初の報告ということ
生データではオゾンとの関連性も認めたが統計学的有意差が寄与因子補正後消失したとのこと
ヨーロッパの大規模コホートとは ESCAPE European Study of Cohorts のことだろう http://www.escapeproject.eu/rsc/pdf/ESCAPE_brochure.pdf
日本の行政、やる気なしのようだが・・・地域限定の規制は存在する
自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法(自動車NOx・PM法)
http://tenbou.nies.go.jp/policy/description/0026.html
関節可動亢進型エーラスダンロス症候群にアレルギー性胃腸症高頻度
AAAAI (American Academy of Allergy Asthma & Immunology)
アレルギーぜん息&免疫学アメリカンアカデミー年次集会
the annual meeting of the American Academy of Allergy, Asthma, and Immunology.
http://annualmeeting.aaaai.org/
Medpageで特集
http://www.medpagetoday.com/AllergyImmunology-Meetings/
そのうちの一つ
Cutts R, et al "Gastrointestinal food allergies in children with Ehlers Danlos type 3 syndrome" AAAAI 2012; Abstract 129.
Ehlers Danlos type 3 syndrome19名のコホートで、関節可動亢進・心血管障害を特徴とするが、ほぼ全員に、アレルギーを起因とする胃腸症状を有することが判明。
平均年齢は8歳少し超過したくらい
食物除去試験(ミルク、卵、小麦、大豆が主、酪農品・ナッツ・グルテン・バナナも少数)で74%陽性
腹痛(90%)、便秘(90%)
食物アレルギー診断名として最も多いのは好酸球性腸炎・allergic dysmotility
抗ヒスタミン・免疫抑制剤100%必要で、PPIが2/3
このコホート群では、尿路系合併症を28%、心血管合併症を39%に認めた。
アレルギーぜん息&免疫学アメリカンアカデミー年次集会
the annual meeting of the American Academy of Allergy, Asthma, and Immunology.
http://annualmeeting.aaaai.org/
Medpageで特集
http://www.medpagetoday.com/AllergyImmunology-Meetings/
そのうちの一つ
Cutts R, et al "Gastrointestinal food allergies in children with Ehlers Danlos type 3 syndrome" AAAAI 2012; Abstract 129.
Ehlers Danlos type 3 syndrome19名のコホートで、関節可動亢進・心血管障害を特徴とするが、ほぼ全員に、アレルギーを起因とする胃腸症状を有することが判明。
平均年齢は8歳少し超過したくらい
食物除去試験(ミルク、卵、小麦、大豆が主、酪農品・ナッツ・グルテン・バナナも少数)で74%陽性
腹痛(90%)、便秘(90%)
食物アレルギー診断名として最も多いのは好酸球性腸炎・allergic dysmotility
抗ヒスタミン・免疫抑制剤100%必要で、PPIが2/3
このコホート群では、尿路系合併症を28%、心血管合併症を39%に認めた。
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