2015年12月26日土曜日

NIH working group report :減量管理のためのゲノム情報利用について

現時点でゲノム検査でご自身の将来リスクが分かる・・・ってインチキ宣伝している業者もあるようだが・・・まだまだというのが、この世界


Press release 
5年内に個別的に患者の遺伝子に基づくダイエットのデザイン設計が可能となると予測
いくつかの体重増加・減少に関わる有望遺伝子がその根拠らしいが、一方で、遺伝子、行動、体重関連疾患との関連性を迅速に明確にする必要があるとも述べている。


以下の報告では、遺伝子検査、ゲノム研究、体重変容研究を解析し、体重に関わる特定の遺伝子を見いだしているが実際の機序は完全には理解されてないということをレビューしている





ゲノムや他のデータで治療最適化・個別化による、precision medicine。2500を超える遺伝子検査が現在利用可能だが、極端 and/or rareなphenotypeが大部分で、これらのアプローチがコモンで複雑な状況を有する、メタボリック疾患ホストの大元である肥満、炎症、インスリン抵抗性の治療に利用可能かどうか未だに疑問

Trans-NIHカンファレンスからの新しいレビュー、創造されたタイトルは、 “Genes, Behaviors, and Response to Weight Loss Interventions”
体重変化分野のゲノム・遺伝子研究の状況をレビューし、将来研究のためキーエリア同定を目的

NIH working group report—using genomic information to guide weight management: From universal to precision treatment
Molly S. Bray, et. al.  and The Conference Working Group
Obesity Volume 24, Issue 1, pages 14–22, January 2016
フルテキスト:http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/oby.21381/full




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