2014年2月23日日曜日

COPD患者には、入院イベント増加させないため、軽強度運動維持を!

COPD患者にとって、日々の運動が入院防止にとって重要


運動量が少ないあるいは、運動量が時間と共に減少するCOPD患者では、COPDによると思われる入院イベント増加明らかで、低運動強度、1日3-6km歩行を維持し続けることが、COPD関連入院を減少させる。


Influence of changes in physical activity on frequency of hospitalization in chronic obstructive pulmonary disease
Cristóbal Esteban, et. al.
Respiratology
First published: 2 February 2014  DOI: 10.1111/resp.12239

COPD治療通院患者 543名の身体活動量自己報告、週間3日異常の補強距離と、2年フォローアップ後予後検討 
生存者 391名検討、平均1秒率予測値:FEV1% pred. 52% (± 14%)
身体活動量減少持続では、入院発生 オッズ比 1.90 ( 95% CI, 1.09 - 3.32 )
補正後でもオッズ比 2.13と関連性有り


医療コスト増大させないためにも、FEV1を少しでも増加させ、それが、運動量増加につながるよう指導すべきで、動機付け及び動機付け維持が必要なのだろう。公的コストはこういったことにより使われるべきだろう。

重症市中肺炎原因菌:肺炎球菌の次はレジオネラ

18ヶ月継続多施設前向き臨床研究、サンチアゴ市の4つの病院ICU入院の重症成人患者

104名の重症CAPのうち、肺炎球菌26%、次は、L. pneumophila 9%
Na低値は予後悪い





Importance of Legionella pneumophila in the Etiology of Severe Community-Acquired Pneumonia in Santiago, ChileMgr
Francisco Arancibia,et, al.
Chest. 2014;145(2):290-296. doi:10.1378/chest.13-0162


細菌学的検査は,喀痰・気管気管支吸引試料グラム染色・培養、血液培養2回、L. pneumophilla血清群1と、黄色ブドウ球菌抗原を免疫化学検査(BinaxNOW)施行
鼻腔分泌物を用いて、インフルエンザA、B、parainfluenza 1-3、adenovirus,
RSウィルス検査、間接免疫蛍光検査(Chemicon/EMD Millipore Corp.)検査。
血清IgM:Mycoplasma pneumoniae/C. pneumoniae(RIDASCREEN; R-Biopharm AG)、胸水・BAL検査、結核菌・Hantavirus IgM・IgG抗体にて臨床判断。ELISAで、hantavirus検査
Laguna Negra virus、Andes virus IgM、 Si Nombre virus、Andes virus IgG検査。


noteへ実験的移行

禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note