ベースライン血圧 収縮期血圧140以上で評価したところ、降圧治療により、死亡率や心血管疾患リスク軽減を認めた
Blood pressure lowering in type 2 diabetes: a systematic review and meta-analysis JAMA, 02/13/2015 Evidence Based Medicine Clinical Article
降圧は、糖尿病患者において、血管リスクを減少するために広く用いられている。2型糖尿病における、降圧治療と血管疾患の関連性を明確にする。
降圧は、ベースライン140mm水銀柱以上では、死亡率改善と関連し、他の臨床的アウトカム改善と関連
これらの所見は、薬物治療を支持する所見
結果
・ バイアス低減のため40トライアル 100354 被験者)
・ 収縮期血圧 各10mm水銀柱毎
死亡率リスク低下有意 (相対リスク [RR], 0.87; 95% CI, 0.78–0.96); 絶対リスク減少 (ARR) in events per 1000 patient–years (3.16; 95% CI, 0.90–5.22)
心血管イベント (RR, 0.89 [95% CI, 0.83–0.95]; ARR, 3.90 [95% CI, 1.57–6.06])
冠動脈疾患イベント (RR, 0.88 [95% CI, 0.80–0.98]; ARR, 1.81 [95% CI, 0.35–3.11])
卒中 (RR, 0.73 [95% CI, 0.64–0.83]; ARR, 4.06 [95% CI, 2.53–5.40])
アルブミン尿 (RR, 0.83 [95% CI, 0.79–0.87]; ARR, 9.33 [95% CI, 7.13–11.37])
網膜症 (RR, 0.87 [95% CI, 0.76–0.99]; ARR, 2.23 [95% CI, 0.15–4.04])
• トライアルは、ベースライン収縮期血圧 140mm水銀柱上下で層別化すると、、卒中・網膜症・腎不全以外のアウトカムは、ベースライン収縮期血圧高いほど低下著明 (P interaction <0 .1="" p="">
・ 降圧治療とアウトカムの相関は、薬剤クラスと関連なく、有意な相違はないが、その例外は卒中と心不全。
• すべてのトライアルで、バイアスリスクと関連なく、推定は同じ。
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日本のガイドラインは果たして根拠あるのだろうか