いろいろ議論のある分野
このINTERACT2報告でも「脳出血急性期厳格降圧の有効性証明できず」とウェブ記載されている。
事前登録解析になるが、機能障害アウトカムでは有効性有るという論文本文では記載された。
このINTERACT2報告でも「脳出血急性期厳格降圧の有効性証明できず」とウェブ記載されている。
事前登録解析になるが、機能障害アウトカムでは有効性有るという論文本文では記載された。
Rapid Blood-Pressure Lowering in Patients with Acute Intracerebral Hemorrhage
Craig S. Anderson, et. al.for the INTERACT2 Investigators
N Engl J Med 2013; 368:2355-2365June 20, 2013DOI: 10.1056/NEJMoa1214609
【背景】
脳内出血患者において、高血圧迅速降下がアウトカムに与えるか否か不明
【研究方法】
発症6時間内特発性脳内出血・収縮期血圧増加患者、2839名ランダム割り付け
・降圧治療のための強化治療 (ターゲット収縮期血圧 <140 1="" br="" hg="" hour="" mm="" nbsp="" within="">or
・ガイドライン推奨治療 ( ターゲット収縮期血圧 <180 br="" hg="" mm="">プライマリアウトカムは、90病日の死亡・重大機能障害(修正Rankin scale<0-5までのスコア、症状無し:0、 重度機能障害:5>のうち、3−6と定義)
修正Rankiスコア事前特異ordinal analysisも施行。重度合併症比率を2群間で比較180>140>
【研究結果】
アウトカム決定された2794名のうち、強化治療 719/1382(52.0%)、ガイドライン推奨治療 785/1412(55.6%)
プライマリアウトカムイベントは、強化治療のオッズ比 0.87:95%信頼区間 [C], 0.75-1.01 p = 0.06
ordinal analysisでは、強化治療群の修正Raskinスコアについては有意改善が示された (機能障害 オッズ比, 0.87; 95% CI, 0.77 to 1.00; P=0.04)
死亡率は、強化群 11.9% vs ガイドライン推奨治療群 12.0%
非致死性重度副事象は、それぞれ23.3%、23.3%
【結論】
脳内出血患者において、強化降圧治療では死亡・重度機能障害プライマリアウトカムに関し有意減少示せず
修正Raskinスコアのordinal analysisで、強化的降圧治療による機能的アウトカム改善示唆する (Funded by the National Health and Medical Research Council of Australia; INTERACT2 ClinicalTrials.gov number, NCT00716079.)