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2015年12月29日火曜日

ヨガとセルフコンパッション瞑想:アルツハイマー型認知症介護家族へのQOLやセルフコンパッションへの効果


セルフ・コンパッション尺度日本語版の作成と 信頼性,妥当性の検討
Neff(200 ) は,セルフ・コンパッション自分へのやさしさ (self-kindness), 共 通 の 人 間 性(common humanity), マインドフルネス(mindfulness)という三つの特性か らなると考え,それぞれの対極となる特性,すなわち 自己批判(self-judgment),孤独感(isolation),過剰同 一化(over-identification)を組み入れた 因子からな るセルフ・コンパッション尺度(Self-Compassion Scale: SCS)を作成
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpsy/85/1/85_50/_pdf





アルツハイマー病患者の家族介護者のcompassion meditationを伴うヨガ実践による、QOL、attention(注意力)、vitality、self-compassionへの効果評価






Yoga and compassion meditation program improve quality of life and self-compassion in family caregivers of Alzheimer's disease patients: A randomized controlled trial
Marcelo AD Danucalov ,et. al.
Article first published online: 21 DEC 2015
Geriatrics Gerontology International
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/ggi.12675/abstract


計46名のボランティアをランダムに2群割り付け
ヨガ・compassion群 (n=25)、 対照群(CG: n = 21)
プログラムは、8週継続、週毎に3回のヨガと瞑想実践、セッション時間は1時間15分

結果:ヨガ・compassion瞑想プログラムにより有意にCG群よりquality of life、 attention,、vitality、self-compassion score改善(p < 0.05)

介入後time-pointでは統計学的有意差でなかった


今回の知見:アルツハイマー型認知症家族介護者において8週間のヨガ・compassion瞑想プログラムは、QOL、vitality、attention、self-compassion改善





ヨガ・compassionの対照が、Sham-Yogaじゃないから・・・真にヨガ・compassion瞑想によるものかエビデンス的疑念が挟まれるのは仕方が無い。
ただ、なにかと悩み深い認知症家族介護者へ何もしないよりははるかに利益性は高いということだけはわかった。

2013年9月13日金曜日

老人機能障害予防ケアプログラム ・・・ 効果証明できず

すばらしいお題目でも、それは、効果を保証する訳ではない。


 "Prevention of Care” (PoC) approachは、テーラーメイドプラント、定期的評価・フォローアップを含む多次元的評価と学際的なケア

要するに、日本の介護制度の予防給付みたいなもの

Effectiveness of interdisciplinary primary care approach to reduce disability in community dwelling frail older people: cluster randomised controlled trial
BMJ 2013; 347 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.f5264 (Published 10 September 2013)


プライマリアウトカムを障害の程度としてGroningen Act
ivity Restriction Scaleで評価
セカンダリアウトカムをうつ症状、社会的サポート介入、転倒不安、社会参加


介入群 193、対照群 153

多変量解析にて、障害の程度に関するアウトカム、セカンダリアウトカムに有意差認めず


日本の介護制度は、官僚に都合良いように、牛耳り、hard scienceや科学的分析などまったく近づけさせない、いんちき制度・・・予防給付を打ち切るならその根拠をみせてほしいものだが・・・その気も無いのだろう・・・給付じり貧で、保険料だけ徴収する介護保険制度

2012年10月19日金曜日

米国ナーシングホーム ノロウィルス流行により入院・死亡増加 看護密度により改善の可能性

後顧的解析だが、ナーシングホームのノロウィルス流行は全原因死亡、入院率増加と関連する。流行期間中入院を9%、死亡を11%ほど増加させる。
示唆であり、明確なことではないが、ナーシングホームの看護濃度の高さがその流行中の入院・死亡へ効果がある可能性がある。



Hospitalizations and Mortality Associated With Norovirus Outbreaks in Nursing Homes, 2009-2010  
Tarak K. Trivedi, et. al.
JAMA. Published online October 18, 2012. doi:10.1001/jama.2012.14023

オレゴン州、ウィスコンシン州、ペンシルバニア州のメディケア認定ナーシングホームの後顧的研究で、ノロウィルス感染確定例・診断報告(CDC予防国家流行報告システム:NORS)、2009-2010

延べ2年の研究で、407名のノロウィルス感染NORSへの報告308のナーシングホームで、入院 67730、死亡 26055
入院は、ナーシングホームあたり 流行期間 124.0 (95% CI, 119.4-129.1) vs 非流行期間 109.5 (95% CI, 108.6-110.3) で、季節補正rate ratio(RR)は 1.09 (95% CI, 1.05-1.14)

同様に、死亡は、 53.7 (95% CI, 50.6-57.0) vs 41.9 (95% CI, 41.4-42.4)  (季節補正RR, 1.11; 95% CI, 1.05-1.18)

入院・死亡率増加は2週間(week 0 と week 1)、初回週(week 0)に集中。

居住者あたりの連日登録看護時間が少ないホーム(<0 .75=".75" 1.14-1.40="1.14-1.40" 1.26="1.26" 95="95" br="br" ci="ci">一方、登録看護時間が高いホームではリスク増加が見られない(RR, 1.03; 95% CI, 0.96-1.12)(P = .007 by likelihood ratio test)。入院率増加に関しては、同様のパターンを示さない。

日本の長期療養施設、老人介護入居施設では、感染症対策に対して罰則だらけで、究極の質を追求する高品質ケア研究へのインセンティブがないのがなぁ・・・
それに、介護施設では、看護密度を低下させるほど、経営的にはプラスとなるシステム、表面的な対応だけで、下痢症状などの早期発見とノロウィルス感染を結びつけ診断までに至るシステムが確立してないと思う。見聞きすると限り、非医療系の老人施設だと・・・医療知識有るはずのない経営者の思うがままの状態に思える。その責任は契約した医師へと・・・ この状況はわたしの周りだけかもしれないが・・・

noteへ実験的移行

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