だが、昨今のmicrotiota:細菌相の話題と合わせ考えると興味深いのかもしれない
Nature Communicationsの報告で、 pulsed antibiotic treatment (PAT) with a beta-lactam or macrolideで、microbiome影響が抗生剤の回数、クラスにより異なり、撹乱と回復を繰り返す
Metabolic and metagenomic outcomes from early-life pulsed antibiotic treatment
Nature Communications 6, Article number: 7486
http://www.nature.com/ncomms/2015/150630/ncomms8486/full/ncomms8486.html
これと関連する考察もなされている
Use of Antibiotics and Risk of Type 2 Diabetes: A Population-Based Case-Control Study
JCEM First Published Online: August 27, 2015
Kristian Hallundbæk Mikkelsen, et. al.
DOI: http://dx.doi.org/10.1210/jc.2015-2696
種類を問わず抗生剤暴露と2型糖尿病の(薬剤費用償還回数5以上 vs 0-1比較)オッズ比(OR)は、 1.53(95% 信頼区間 1.50ー1.55)
抗生剤個別群では2型糖尿病リスクと特異的相関性示せないが、2型糖尿病において狭域スペクトラム・殺菌性抗生剤で広域・静菌的抗生剤に比べオッズ比高い(前者オッズ比 1.55、 1.48、後者オッズ比 1.31、1.39)。
量依存関係が累積抗生剤量において見られる
2型糖尿病患者の抗生剤使用増加は、診断前15年間と診断後も同様にみられる
テレビの影響で、2型糖尿病の患者が薬剤を止めて、糞便移植をしたいと・・・口あんぐり・・・