ほぼ1万名の有症状患者で、CTAと、機能試験(運動負荷心臓エコー、核ストレス試験、ストレス心エコー)を、組み合わせプライマリアウトカム(死亡、心筋梗塞、不安定狭心症入院、重大治療副作用)で比較
Outcomes of Anatomical versus Functional Testing for Coronary Artery Disease
Pamela S. Douglas , et. al.
for the PROMISE Investigators
N Engl. J Med. March 14, 2015DOI: 10.1056/NEJMoa1415516
年齢平均 60.8±8.3歳、女性比率 52.7%、胸痛・DOE 87.7%
検査前閉塞性CAD 53.3±21.4%
フォローアップ期間中央値25ヶ月
プライマリエンドポイントイベント
CTA群 164/4996 vs 機能検査群 151/5007
(補正ハザード比, 1.04; 95% 信頼区間 0.83 to 1.29; P=0.75)
CTAでは、機能検査に比べ 閉塞型CADのない患者のカテーテル回数が少ない (3.4% vs. 4.3%, P=0.02)
しかし、CTA群内ではランダム化後90日内のカテーテル検査施行患者数が多い (12.2% vs. 8.1%)
患者あたりの累積放射線照射量中央値は、CTA群で機能検査群より少ない(10.0 mSv vs. 11.3 mSv)が、機能検査群では 32.6% が暴露無し、そして、包括的暴露量はCTA群で多い (平均 12.0 mSv vs. 10.1 mSv; P<0 .001="" blockquote="">
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