リンゴとトマトに注目! ・・・ ってことになりそうだけど
Identification and Small Molecule Inhibition of an ATF4-dependent Pathway to Age-related Skeletal Muscle Weakness and Atrophy
Scott M. Ebert , et. al.
The Journal of Biological Chemistry First Published on September 3, 2015,
加齢は骨格筋筋肉量と筋力低下をもたらす、しかし、その分子的メカニズムは未知のままである。加齢関連骨格筋力低下・萎縮の分子学的メカニズムを、新しい介入手法と共にマウスモデルで検証
骨格筋力、質、筋肉量減少と関連する 2つの小分子、ウルソール酸(リンゴの成分;五環トリテルペノイド )とトマチジン(グリーン・トマト由来ステロイド骨格アルカロイド)を同定
小分子阻害剤は、疾患プロセスのメカニズム的考察に寄与する可能性を考え、 実験。
ウルソール酸 0.27%、トマチジン 0.05%をマウスに投与
2ヶ月後、ウルソール酸とトマチジンは加齢骨格筋でmRNA値のすこし変化。
2つの成分によるmRNA発現 signatureは、ほぼ同等
興味深いことに、ウルソール酸とトマチジンによるmRNAは、加齢筋肉において、 transcription factor ATF4による正に調整される。
これらの所見をベースに、ATF4を加齢関連筋肉脆弱性・萎縮のメディエーター候補として検討。
ウルソール酸とトマチジンによるx骨格筋内の ATF4発現ターゲット化低下により、骨格筋筋力、質、量の加齢関連低下を抑制させた。
上記の結果、ATF4が加齢関連筋力低下・萎縮のクリティカル・メディエータとしての役割明確となった。加え、ウルソール酸とトマチジンがATF4活性減少のための成分もしくはリード成分となる可能性示唆。
かつての「あるある大事典」、今の「ためしてガッテン」の大喜びしそうな話題
関連解説サイト
http://www.medicalnewstoday.com/articles/299212.php
その前に、体動かせよ
グリーントマトとは・・・赤トマトのunripe、要するに熟してないだけのようだ
http://alltomatoes.com/why-are-green-tomatoes-green/
故に、日本語では青トマトとなると解釈した ・・・知らんけど
自家農園に「みょうがと青トマト」あったのにこのレシピ気づかなかった
Wikipediaみると、ヒトでは、「 tax-responsive enhancer element in the LTR of HTLV-1」とあり、意外とATL関連症状の説明に・・・ならないか・・・知らんけど