肺動脈楔入圧だから侵襲的なのだが・・・
The Value of Passive Leg Raise During Right Heart Catheterization in Diagnosing Heart Failure With Preserved Ejection Fraction
Arno A. van de Bovenkamp, ,et al. 2022https://doi.org/10.1161/CIRCHEARTFAILURE.121.008935Circulation: Heart Failure. 2022;0:CIRCHEARTFAILURE.121.008935
背景非侵襲的な検査の精度には限界があるため、駆出率維持型心不全(HFpEF)患者の診断ワークアップにおいて拡張期ストレス検査は重要な役割を担っている。運動負荷による右心カテーテル検査はゴールドスタンダードと考えられており、HFpEFが疑われるが安静時の左室充満圧が正常である場合に適応とされる。しかし、右心カテーテル検査中に運動を行うことは、普遍的に可能ではない。ここでは、受動的下肢挙上(PLR)中の肺動脈楔入圧(PCWP)が閉塞性心不全の診断または除外に簡単かつ正確に使用できるかどうかを検討した。方法当院の肺高血圧症・HFpEF三次治療施設において、診断用右心カテーテル検査を受け、安静時、PLR、運動時のPCWP測定を行った全患者(2014~2020年)を評価した。PCWPPLRの診断価値をゴールドスタンダード(PCWPEXERCISE)と比較した。我々のコホートから得られたカットオフ値は、その後、外部のコホート(N=74)において検証された。結果非HFpEF患者39人、閉塞性HFpEF患者33人、顕性HFpEF患者37人が含まれた(N=109)。PCWPRESTが正常(15mmHg未満)の患者では、PCWPPLRはPCWPRESTと比較して診断精度を有意に向上させた(AUC=0.82 vs 0.69,P=0.03).PCWPPLR≧19 mmHg(24%)の場合、利尿薬の使用にかかわらず、閉塞性肺炎の診断に対する特異度は100%であった。PCWPPLR≧11mmHgは,閉塞性高血圧症の診断に対する感度および陰性的中率が100%であった。外部コホートでは,いずれのカットオフ値も特異度100%,感度100%を維持した.PCWPPLRまたはV波由来のパラメーターの絶対的変化は、閉塞性心不全の診断において増分的な価値を持たなかった。結論PCWPPLRは、occult-HFpEFの診断または除外に役立つシンプルで強力なツールである。
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