鍼治療治験のsham-placeboは”ツボはずし”であえてポイントを外すやったふりをするのが普通だったと思う。これはほんの表面を刺したに過ぎないということだが、被験者わかるのでは?
以下比較
- 鍼治療: 12.5-20mmの深さでdeqi感覚を得るまでの深さ
vs
- 対照:2mmの深さで、deqi感覚が十分でない
鍼治療治験のsham-placeboは”ツボはずし”であえてポイントを外すやったふりをするのが普通だったと思う。これはほんの表面を刺したに過ぎないということだが、被験者わかるのでは?
以下比較
vs

背景:労作性呼吸困難はCOPD患者の身体活動レベルを限定することとなる。ランダム化二重盲検交差試験で、acupointにおいて経皮的電気的神経刺激法であるAcu-TENSのCOPD患者の運動中息切れへの効果を評価。
研究方法:21名の被検者、1週毎2介入後受診時評価、平均%予測FEV1 %
各々の介入日において、2回の耐久性シャトルウォーク試験(ESWT)、すわなち、Walk1とWalk2を施行。
Walk1は介入無し、Walk2はAcu-TENS vs Sham-TENSを施行(ランダム順)、45分間とWalk2中。ESWT時間とWalk1とWalk2の各々の介入日のisotime時の呼吸困難スコアを比較。ESWT時間とisotime呼吸困難の群間差も比較。
結果:Walk1とWalk2のisotimeにおいて、Acu-TENSは呼吸困難減少( -0.8 ポイント (95%, CI [信頼区間] -0.2 〜 -1.4)、しかしSham-TENSでは有意減少認めず[0.1 point (95% CI −0.4 to 0.6)]
Sham-TENSに比べ、 Acu-TENSは呼吸困難有意減少 −0.9 point (95% CI −0.2 to −1.6) 、ESWT中、群間差有意性認めず
結論:Acu-TENSでCOPD患者のウォーキング中呼吸困難改善するも、歩行距離伸ばさず
14名の研究
鍼による、心拍変動(HRV)の低周波(LF)と低周波/高周波比(LF/HF比)減少効果が非健康群でしめされた。健康群では低周波正規化(LF norm) への影響が示された。
全体的効果としては、sham/control群の方が、非健康群ではHFで、健康群ではHF normで良好。
健康被験者では、ST36のパフォーマンスとして、HRTのHF及びLF/HF比減少効果有意で、健康・被験者ともPC6において有意。
【背景】 アロマターゼ阻害剤は患者報告アウトカム(patient-reported outcomes (PROs))減少と相関する。この研究目的は現実の鍼治療(real acupuncture)とシャム鍼治療を比較し、真にPROs改善をもたらすか、アジュバントAI治療を受けた乳がん患者で評価。
【方法】 閉経後女性 stage 0からIII、AI治療乳がん患者で、治療関連筋骨格筋症状を有する患者をランダム割り付け(二重センター、ランダム化対照化トライアル)
・8 weekly RA versus SA
以下をベースライン、4週、8週、12週でPROs評価
・National Surgical Adjuvant Breast and Bowel Project (NSABP) menopausal symptoms questionnaire
・Center for Epidemiological Studies Depression (CESD) scale
・Hospital Anxiety and Depression Scale (HADS)
・Pittsburgh Sleep Quality Index (PSQI)
・hot flash daily diary
・Hot Flash-Related Daily Interference Scale (HFRDI)
・European quality-of-life survey (EuroQol)
【結果】
intention-to-treat analysis;RA群 23名、SA群 24名
ベースライン比較で、RA群スコアは有意に8週目で改善
・ CESD (P = .022)
・ hot flash severity (P = .006)
・ hot flash frequency (P = .011)
・ HFRDI (P = .014)
・ NSABP menopausal symptoms (P = .022)
SA群スコアは有意に以下改善
・EuroQol (P = .022)
・HFRDI (P = .043),
・NSABP menopausal symptoms (P = .005)
Post-hoc解析では、アフリカ系アメリカ人が非アフリカ系よりRAによるベネフィットを示唆。hot flash 重症度・頻度スコアで改善が示唆。
【結論】
RA、Saともに、乳がんアロマターゼ阻害剤治療患者の患者報告アウトカム改善と関連するが、群間差は有意ではない。人種的反応の差は今後の課題
季節性アレルギー性鼻炎:SAR; seasonal allergic rhinitisへの鍼治療、ランダム化対照多施設研究
46名の専門医、6病院クリニック、32プライベート外来クリニック
422名のSAR・樫の木および花粉アレルギー
介入:
鍼治療:レスキュー薬(Rescue medication:RM セチリジン) 212名
シャム鍼治療+RM 102名
対照:RMのみ 108名
測定: Rhinitis Quality of Life Questionnaire (RQLQ) overall score and the RM score (RMS) のベースラインから、初年第7週、8週、16週、2年時8週の比較
事前非劣性境界を-0.5点(RQLQ)、-1.5(RMS)
結果:
シャム鍼+RM比較し、鍼治療はRQLQスコア改善と関連
(シャム vs 鍼治療の差平均 0.5 点 [97.5% CI, 0.2 〜 0.8 点;p< 0.001];
RMのみ と 鍼治療のRMLQスコアの差平均は、0.7点(97.5% CI, 0.4-1.0;p< 0.001)
シャム鍼と鍼治療のRMSの差平均は、1.1点(97.5%CI, 0.4-1.9点; p< 0.001)
RMと鍼治療の差平均は、1.5点(97.5%CI, 0.8-2.2点: p<0.001)
初年16週後差認めず
8週後フォローアップステージ後、真の鍼治療での改善度は小さいが存在 (RQLQ 差平均, 0.3 点 [95% CI, 0.03 〜 0.6点; P = 0.032]; RMS 差平均, 1.0 点 [95% CI, 0.2 〜 1.9 点; P = 0.018])
部位隠蔽が一義的に適切である、慢性疼痛へのRCTのシステマティック・レビュー
29/31使用、17922名の患者解析
登録RCTの一次解析にて、鍼は、sham及び非鍼対照群に比べ、どの疼痛に対しても優れていた (P < .001 for all comparisons)
鍼が極端に優れているというRCT除外後、effect sizeは疼痛条件横断的に同等。
鍼の疼痛軽減を訴える患者のスコアは、背部痛、頚部痛、変形性関節痛、慢性頭痛で、sham対照より、それぞれ 0.23 (95% CI, 0.13-0.33)、 0.16 (95% CI, 0.07-0.25)、 0.15 (95% CI, 0.07-0.24)SD となり、非鍼比較のeffect sizeはそれぞれ、0.55 (95% CI, 0.51-0.58)、 0.57 (95% CI, 0.50-0.64)、 0.42 (95% CI, 0.37-0.46) SD
これらの結果は感度分析のばらつきがあり、出版バイアスと関連する。
12週後、6分間歩行試験後のBorgスケールスコアは、リアル鍼はプラシーボ鍼に比べ有意に改善(共役変数解析によるベースラインからの平均[SD] 差、-3.6[1.9] vs 0.4[1.2]、 共役変数解析による群間平均差、 −3.58; 95% CI, −4.27 to −2.90)
リアル鍼を受けたCOPD患者は、6分間歩行距離の改善を認め、運動耐用性改善、DOEの改善を示唆する
Acupuncture points used. The acupuncture points were selected according to traditional Chinese medicine theory: (1) LU1 (Zhongfu) and (2) LU9 (Taiyuan) in the lung meridian; (3) LI18 (Futu) in the large intestine meridian; (4) CV4 (Guanyuan) and (5) CV12 (Zhongwan) in the conception vessel; (6) ST36 (Zusanli) in the stomach meridian; (7) KI3 (Taixi) in the kidney meridian; (8) GB12 (Wangu) in the gallbladder meridian; and (9) BL13 (Feishu), (10) BL20 (Pishu), and (11) BL23 (Shenshu) in the bladder meridian.
「子宮頸がんワクチン」という呼び方に、以前から違和感があります。 HPVワクチンが子宮頸がん予防に重要であることは間違いありません。日本では女子への定期接種として導入され、子宮頸がん予防を中心に説明されてきたため、この名称が広まった経緯も理解できます。 しかし、このワクチンが...