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2020年9月30日水曜日

黒人の赤ちゃんは黒人医師が担当すると予後が良い

人種差別に関しては、私たちが漠然と考えている以上に深刻な問題なのかもしれない。米国内では自らの自浄作用があるところが救い


<hr>

Physician–patient racial concordance and disparities in birthing mortality for newborns

Brad N. Greenwood,  et al.

PNAS September 1, 2020 117 (35) 21194-21200; first published August 17, 2020 https://doi.org/10.1073/pnas.1913405117

https://www.pnas.org/content/117/35/21194


<hr>解説記事

研究者らは、1992年から2015年までのフロリダ州の病院出産のデータを調べたところ、白人医師がケアした場合、黒人の新生児は白人の新生児よりも10万人当たり430人多くの死亡を経験していたことがわかった。しかし、黒人の医師が世話をした場合、過剰死亡は白人の新生児よりも10万人当たり173人にまで低下したと、研究チームは8月17日付のProceedings of the National Academy of Sciences誌に報告している。


What we can learn from how a doctor’s race can affect Black newborns’ survival

Black newborns cared for by Black doctors are less likely to die than those with white doctors

https://www.sciencenews.org/article/black-newborn-baby-survival-doctor-race-mortality-rate-disparity


SN: Why do Black patients have poorer health outcomes than white patients?

Hardeman: 

私たちの社会における健康の不平等の根本的な原因は人種差別であり、[それは]多くの異なるshape(s)やform(s)をとります。


母子保健の分野でよく議論されてきたことの一つは、人種差別のさまざまな形態と、人生全体での人種差別による累積的な不利益が、early agingやcellular agingにどのように寄与するかという weathering hypothesis風化仮説(仮訳)です。それは本当に彼らがいるよりも生理的に古い見て妊娠に黒人の出産の人々をもたらします.... 人種差別と1つの人生全体の社会経済的不利益に起因する毒性ストレスのこの発想で、彼らの健康に関して不利な立場にある黒人の人々を置く体の消耗につながることができます。

weathering hypothiesiは信じられないほど重要で顕著ですが、私たちはまた、医療の場での出会いや制度的な風土の中で何が起こっているのかを考え、話していかなければなりません。そして、ケアへのアクセスの問題もあります。このパズルには、考慮しなければならない複雑な要素がすべて含まれています。

www.DeepL.com/Translator(無料版)でほぼ翻訳しました。

SN: What led you to look at the question of newborn mortality and physician concordance?


SN: Why might having a Black physician benefit a Black newborn?

Greenwood: 黒人の医師は、社会経済的圧力の高まりにより、より困難な出産に直面しているというような、黒人の新生児が直面している具体的な経験に同調しているのかもしれない。どのような実践が異なるのかを把握し、それをすべての人に提供できるようにすべき。

Hardeman: また、医師の労働力は、患者がサービスを提供している、または将来医療サービスを提供する患者の生命だけでなく、医療におけるracismの歴史までも配慮し、racismの影響に常に完全に注意を払うことも訓練されている。racismが医療システム内に入り込んできた経緯と、コミュニティ、特に有色人種のコミュニティに行われている迫害を明確にすることができれば、この説明の一部となるのかもしれない

SN: What do the findings mean for physicians and the health care system?

2020年3月4日水曜日

医師の認知症発症リスクはそれ以外の一般と同じ

・・・だろうと思ってた!




3460名のうち医師 104名を含む70歳以上の住民ベースMayo Clinic Study of Agingコホート研究
医師と一般住民を比較して認知症発症リスクを比較
認知症評価はベースラインと約15ヶ月毎認知機能評価
医師は一般住民より高齢で男性がほとんど(93.3%)

結論から言えば、ベースラインで認知症なしでのその後の認知症発症頻度は一般住民と差が無かった



Medical Doctors and Dementia: A Longitudinal Study
Maria Vassilaki, et al.
JAGS 00:1-6, 2020 pdf
The American Geriatrics Society

<序文から>
医師は死亡率は低く、より健康的なライフスタイルが一般より多いとされた以前の報告がある。だが、自殺、燃え尽き、メンタル疾患は医師以外の集団より多いとされる。
医師の健康は家族や医療システム、患者へ影響を及ぼし、医療への障壁は一般と同様で、恐怖、落ち込み、自制困難、経済的コスト、時間負担などだが、それに、医師仲間から認知機能評価や診断を受けるというメンタル的障壁もある

なるほどなぁ・・・


2019年12月24日火曜日

医者のスピード違反も、甘くは扱われない

医者のスピード違反も、甘くは扱われない


スピード出し過ぎは精神科医

ということだが、整形外科、内科の方は極端ではないが出し過ぎ



高級車持ちは心臓専門医
一般内科、内科専門、放射線科もなかなか


The need for speed: observational study of physician driving behaviors
BMJ 2019; 367
doi: https://doi.org/10.1136/bmj.l6354 (Published 18 December 2019)
https://www.bmj.com/content/367/bmj.l6354

【目的】高速運転、高級車所有、警察官によるleniencyは医療専門分野毎異なるか?
【デザイン】観察研究、フロリダ
【被験者】速度オーバーによるチケット発行された医師 5372名、非医師 19,639名 2004-17
【主要アウトカムと測定項目】スピード違反 32km/時(20 mph)以上と定義
高級車所有、警察官によるスピード違反チケットのleniency、医師専門分野を年齢性別補正
【結果】14,560の速度違反チケットを受け取った5372名の医師
20 mphを超える報告のドライバー比率は医師と非医師で同様( チケットに対し 26.4% vs 26.8%)
違反チケット受け取った医師のうち、精神科が極度スピード違反が多い(ベースラインとして麻酔科に比べ補正オッズ比 1.51, 95% 信頼区間 1.07-2.14)
違反チケット受け取った医師のうち、高級車所有は心臓専門医が最も多く(補正オッズ比 40.9% , 95% CI, 35.9% - 45.9%)で最も少ないのは救急医師、家庭医、小児科、一般外科、精神科(eg, 家庭医 補正比率 20.6%, 95% CI 12.8-23.0%)
スピードを割引された、警察官の寛大さ(leniency)の証は、より大きな罰金のすぐ直下の速度と定義されたが、それは多いが、各専門分野毎の差は無く、医師や医師以外でも同様


2017年5月29日月曜日

主治医が高齢になるにつれ死亡率上昇

ハーバード大論文 主治医が高齢になるにつれ死亡率上昇
NEWS ポストセブン 5/29(月) 配信


週刊誌のネタになっているので、メモ代わりに、ブログ記載


確かに、ハーバード大学論文ではあるのが・・・

スケジュール労働シフトホスピタリスト医治療によるメディケア保険支払い65歳以上入院患者の30日後死亡率



明確に60歳過ぎると増加



Physician age and outcomes in elderly patients in hospital in the US: observational study
Yusuke Tsugawa, et al.
BMJ 2017; 357 doi: https://doi.org/10.1136/bmj.j1797 (Published 16 May 2017)










序文に 「高齢医師ほどパフォーマンスが悪くなり、臨床的知識減少し、適切な治療スタンダードへのアドヒアランスが悪くなり、診断・篩い分け・予防への計測プロセス・パフォーマンス悪化」と書かれている


まぁぐうの音も出ないが・・・

2017年3月15日水曜日

小児科医師たちの"emotional intelligence"

"emotional intelligence"は解説として、「 the ability to recognize and understand emotions in yourself and others and to use this awareness to manage your behavior and relationships.」と記載。自分の感情の客観的認識理解と、行動とその感情との関連性について管理自覚することとなるだろうか?


優秀な医師はこの"emotional intelligence"高度なのか?
https://medicalxpress.com/news/2017-03-emotional-intelligence-doctors.html





若年医師たちは、グループとして emotional intelligence surveyにおいて、スコア110の中央値群で高レンジであり、一般には100程度。

以下サブカテゴリーが極めて優秀

  • 衝動制御:impulse control (114)
  • 共感:empathy (113) 
  • 社会的責任:social responsibility (112) 


以下スコア比較的低値

  • 独善性:assertiveness (102)
  • 柔軟性:flexibility (102) 
  • 自立:independence (101)


医師に対する”emotional intelligence"の調査報告はなされたことがあるが、主として小児科レジデントへの調査は行われず

レジデント3−4年目は、1−2年目比較で assertiveness (109 vs 100)が高い
スキルや知識獲得からくる自信にゆらいするものか?

一方、1−2年目のレジデントは、 empathy (115.5 vs 110)が高い。

性別の差は無い




Assessment of Emotional Intelligence in Pediatric and Med-Peds Residents
Ramzan Shahid et al,
Journal of Contemporary Medical Education (2016). 
DOI: 10.5455/jcme.20170116015415






IQと違い、"emotional intelligence"は教育可能。教育的介入により同スコアは改善する。特に自立性、独善性、共感に関してフォーカスすべきと解説

Read more at: https://medicalxpress.com/news/2017-03-emotional-intelligence-doctors.html#jCp




 医師に限らず、年齢と共に独善性と自立性を増長してしまうものなのだろう。

老医師の立場になりつつ私・・・確かに、柔軟性欠如傾向にあり、独善性が増しているのを自覚する

それにしても小児科の先生たちは衝動制御:impulse control 優れてると思うわ・・・成人基本の内科開業医はそう思う・・・


2015年12月21日月曜日

医師:コーヒー購入多いのは整形外科、放射線科、外科 偉くなるほどコーヒーを多く購入する

医師のコーヒー購入数:専門科目、ポジションなどとの関連する



Black Medicineとしてプロモーションされたのが1555年というから長い歴史がある
糖尿病、パーキンソン病、肝硬変、直腸癌、自殺、心血管疾患減少ベネフィット、全死亡率減少など報告されているが、コーヒーの健康各面での影響、debatableと言って良いだろう
過重労働や疲労管理戦略としてのカフェイン使用という側面


医師たちのコーヒー購入行動について検討


Christmas 2015: Professional Considerations
Black medicine: an observational study of doctors’ coffee purchasing patterns at work
BMJ 2015; 351 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.h6446 (Published 16 December 2015)


有資格医師 766名、 男性 425名、女性 341名
全ての専門:内科 201、 一般外科 76、 麻酔 67、 放射線 55、 整形外科 48、 産科 43、 神経 36、 神経外科 23、 他専門 96

ある病院食堂でのコーヒー購入した医師は84%、644名。2014年医師のコーヒー購入数 70 772



専門と年間コーヒー購買数に相関あり (F=12.45; P < 0.01)

整形外科医が年間1人あたり購入一番多く(平均 189、 SD 136)、続いて 放射線 (177, SD 191) 、一般外科医(167, SD 138)
麻酔医は最小 (39, SD 48)

男性の方が年間コーヒー購買有意に多く 128 (SD 140) v 86 (SD 86), t=−4.66, P < 0.01) 、女性医師のほぼ2倍 (mean 27 (SD 46) v 10 (SD 19), t=−6.54, P < 0.01)

階級地位もコーヒー購入と相関 (F=4.55; P=0.04)


シニアコンサルタント(5年超の経験)が最も年時1人あたりコーヒー購入多く (140, SD 169) 、ジュニアやレジデントは少ない (95, SD 85)


購入回数はヒエラルキーポジションとともに増加(χ2=556.24; P < 0.01)
所属部署トップはジュニアドクターより購入回数多い (30% v 15%)









2015年8月27日木曜日

前夜睡眠無しの翌日朝待機的手術施行手術は、医師のパフォーマンスに影響を与えない

手術関連問題事象発生率、十分な睡眠の場合 22.4%、 前夜から午前7時までの睡眠無しの場合 22.4%




Outcomes of Daytime Procedures Performed by Attending Surgeons after Night Work
Anand Govindarajan, et. al.
N Engl J Med 2015; 373:845-853August 27, 2015DOI: 10.1056/NEJMsa1415994



プライマリアウトカムは、死亡・合併症・30日内再入院(いずれかの地域病院)
セカンダリアウトカムは、30日内死亡、30日内合併症、30日内再入院、入院期間、手術時間







なら、外科医をこき使って良いのかというとそうはならない。
6時間以下の睡眠時間の医師は、睡眠時間6時間超の医師に比べ合併症率170%
http://www.reuters.com/article/2015/08/26/us-health-surgery-tired-surgeons-idUSKCN0QV2EP20150826



それまでの睡眠不足や過労蓄積など考慮されてない報告で一断面報告であることを斟酌しなければならない・・・

2012年12月17日月曜日

“高齢医師を監視下に!”

米国ドラマ“ER”にもかつての名医が認知症と発覚、自覚し引退を示唆する場面があったと思う。

冒頭、アメリカの日野原先生と言えるのだろう、引退を考えてない101歳の“Dr. Ephraim Engleman”を紹介している。趣味の音楽に積極的に生きる、心身ともに丈夫な超高齢医師。

中身は、“高齢医師を監視下に!”という、医師側にとってショッキングな話題。
Aging Doctors Come Under Greater Scrutiny
By MedPage Today Staff
Published: December 16, 2012
http://www.medpagetoday.com/Surgery/GeneralSurgery/36476



AMANDAによると、100万名いる米国医師のうち、55歳超 42%、65歳超 21%。
2006年は、それぞれ35%、18%であった。
64歳超の年齢階層の実務就業増加が、個人的・経済的理由からも増大している。

だが、パイロットは45歳から定期的身体検査、65歳で引退、FBIの引退平均年齢は57歳

医師たちも定期的な健康状態、適正能力がモニターされていると一般に思われているが、そんなものは米国でも存在しない。

Narcossは、100から150名の医師を評価・推定し、約8千名の医師たちが完全に認知症になってると推定。
(米国では、一般的には65歳超では3-11%に認知症)

日本人でも、60-65歳以上で3-8%程度と考えて良いと思う。
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/detail_recog.html

H22 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/ishi/10/dl/kekka_1.pdf

就業状態にある医師のうち、60-69歳 33217名、70歳以上で26649名 合計59866名
認知症 1800名から4800名程度と考えられる。脳リザーブ理論から考えればこれより低率になる可能性はもちろんあるが・・・


さらに、Narcossは、聴覚・視力・共調運動、認知機能などに問題を有しても、医師の1/3は主治医を持ってない状況にあると述べている。



維持フィットネス能力を2年毎チェック、診療権投与という病院側の取り組み紹介。
一方、知的・身体的能力に疑いも無く、102歳まで医師を続けてるEpharaim Englemanのケースの紹介。彼の母校、スタンフォードは75歳超の医師たちに試験を要求していることにうれしくないようだが、反対もしないという意見を示している。



2012年8月21日火曜日

米国医師の4割超がもえつき、家庭医・一般内科・救急医に多い 専門医や他専門学位など持ってると少ない

医師は、多職種に比べ、バーンアウト比率が高い。前線で仕事する家庭医、一般内科、救急医の比率が高い。一方、皮膚科とか、予防医学の部門は少ない。


Burnout and Satisfaction With Work-Life Balance Among US Physicians Relative to the General US Population
Arch Intern Med. Published online August 20, 2012. doi:10.1001/archinternmed.20 12.3199


全領域米国医師大規模サンプルのburnout国家的研究 
burnoutを評価インスツルメント測定、work-life満足を検討

27276名参加呼びかけに対し、7288(26.7%)検討完遂

Maslach Burnout Inventoryを用いた評価で、1回でもburnout症状ある医師は45.8%

スペシャリティー毎にburnoutにばらつき有り、もっとも高率なのは最前線のケアアクセス医師(家庭医、一般内科医、救急医)

米国就業成人3442名の確率ベースサンプル比較とすると、医師のburnoutは多い (37.9% vs 27.8%)、そして、work-life balanceに満足してない (40.2% vs 23.2%) (P < .001 for both). 

年齢、性別、関連状態、週労働時間補正pooled多変量解析にて、教育レベルが高いほど、burnoutしやすい 

高校卒業と比べると、MDやDO資格の場合、burnout比率高い  (odds ratio [OR], 1.36; P < .001)
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                    MDやDO外の学士号(OR, 0.80; P=0.48)、 修士号(OR, 0.71 ;P=.01)、 専門職業・博士号(OR, 0.64; P = .04) はburnout低リスク



バーンアウトに関しては今までも多く取り上げてきた。興味や楽しみを診療の合間に見つけることができない追い込まれた状況で、重圧だけの職場では、バーンアウトしてしまうのは当然。互いに逃げ道や楽しみを見つけなければ長続きしないだろう。医療外の専門をもちながら診療をしている人たちはそのへんの逃げ道がうまいのかもしれない。


小児科レジデントではうつ、バーンアウトが多く、うつは医療過誤増加と関連する 2008年 02月 15日

医師のバーン・アウトへのカウンセリング介入 2008年 11月 14日

職場バーンアウト: allostatic load indexを利用して評価を! 短期ストレス実験とは違う!2011年 02月 23日

医者のバーンアウトの診療への影響調査 : 謝罪マニュアルのなれのはて? 2008年 07月 15日

career fit: 充実した時間が過ごせればバーンアウトも少ない 2009年 05月 26日

米国:医学生バーンアウト 教育費負債、学業成績、QOL低下の関連 2011年 09月 08日

2012年6月13日水曜日

米国:医師給与の男女差

Gender Differences in the Salaries of Physician Researchers
Reshma Jagsi, et.al.
Original Contribution|June 13, 2012
JAMA. 2012;307(22):2410-2417. doi:10.1001/jama.2012.6183


米国の国内調査(2009-2010)

このコホートの平均サラリーでは、女性 $167 669 (95% CI, $158 417-$176 922) 、男性  $200 433 (95% CI, $194 249-$206 617)
男性は、最終的スペシャリティー・アカデミックランク、指導的地位、出版、研究機関補正後も、高サラリーと相関  (+$13 399; P = .001)

Peters-Belson analysis (女性比男性回帰共役系数使用)で女性に於ける平均サラリー期待値を推定したところ、 $12 194は高くあるべきだと結論

2012年2月23日木曜日

米国外科医: 男性1.5割、女性 2.5割がアルコール依存・乱用

ロイター(http://www.reuters.com/article/2012/02/22/us-alcoholism-surgeons-idUSTRE81L1VO20120222)など、メディア配信されている。


外科医はストレスフルな仕事で、ストレス対処のためアルコールに走る。医師パフォーマンスとの関連に関心が向けられるが、この報告では調査されてない。直近の医療過誤の多い医師ではアルコール依存・乱用が多いが原因結果関係は分からない。性別、家庭内状況、職場の状況によりアルコール依存比率が異なる。これがなんらかの対処法のヒントになるかもしれない。


女性に多いのはちょっと意外。




Prevalence of Alcohol Use Disorders Among American Surgeons
Michael R. Oreskovich et.al.
Arch Surg. 2012;147(2):168-174. doi:10.1001/archsurg.2011.1481


米国内のアメリカの外科医団体の2010年横断研究


25073名の医師のうち、7197(28.7%)調査。 
1112(15.4%)が、 Alcohol Use Disorders Identification Test, version C で、アルコール乱用・依存


アルコール乱用・依存は男性医師で13.9%、女性で 25.6% 


3ヶ月に大きな医療過誤報告の医師ほどアルコール乱用・依存が多い (odds ratio, 1.45; P < .001)


バーンアウト(燃え尽き)外科医 (odds ratio, 1.25; P = .01) 、うつ外科医 (odds ratio, 1.48; P < .001)ほどアルコール乱用・依存


燃え尽きのうち、情緒的疲労感(emotional exhaustion)ドメインと、個性喪失ドメインがアルコール乱用・依存と関連。
男性、子供がいること、 退役軍人管理局での仕事などは、アルコール乱用・依存尤度減少と関連。





関連:
医師のバーン・アウトへのカウンセリング介入 2008年 11月 14日


医師全体にも多いという報告がある

みなさんも、スコア化してみてはいかが・・・
・ Alcohol Use Disorders Identification Test, version C
(whqlibdoc.who.int/hq/2001/who_msd_msb_01.6a.pdf

・ 日本語訳 : http://www8.cao.go.jp/koutu/chou-ken/h21/pdf/ref/383.pdf
ちなみに、私は、「危険な飲酒」群

noteへ実験的移行

禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note