2016年2月19日金曜日

DPP4阻害剤に心不全入院リスク増加可能性あり

EMPA-REG Outcome研究以降、糖尿病周辺が騒がしい中・・・



システマティック・レビュー&メタアナリシス( Medline, Embase, Cochrane Central Register of Controlled Trials, and ClinicalTrials.gov検索データベース)

Dipeptidyl peptidase-4 inhibitors and risk of heart failure in type 2 diabetes: systematic review and meta-analysis of randomised and observational studies
Ling Li, et. al.
BMJ 2016; 352 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.i610 (Published 17 February 2016) Cite this as: BMJ 2016;352:i610

登録研究は43トライアル(n=68 775)、12の観察研究(コホート9、nested 症例対照研究 ; n=1 777 358)



心不全報告を含む38トライアルのプーリングにて
・低Qualityエビデンスとして、DPP-4阻害剤使用 vs 対照にて、心不全リスク増加 (42/15 701 v 33/12 591; オッズ比 0.97 (95% 信頼区間 0.61 to 1.56);リスク差としては、5年間 2型糖尿病 1000名あたり -19 〜 +28回)


観察研究では、トライアル検討知見と一般的に一致しているが、低Qualityエビデンスである。


心不全入院記載の 5つのトライアルのpoolingにより、中等度Qualityエビデンスとして、DPP-4 阻害剤 versus 対照において、リスク増加認める(622/18 554 v 552/18 474; 1.13 (1.00 to 1.26); リスク差 8 増加 (0 増加 〜 16 増加))



観察研究からの補正poolingにて、かなり低Qualityエビデンスだが、DPP-4 阻害剤 (exclusively sitagliptin) versus no useにて、心不全入院リスク増加可能性示唆  (補正オッズ比 1.41, 95% 信頼区間 0.95 to 2.09)





糖尿病薬剤でも、心血管イベント減少可能性薬剤と、増加可能性薬剤があるようだ・・・




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