前向き長軸研究で、変形性関節症と心血管疾患リスク増加の関連性がしめされた。高齢男性、成人女性で、心血管疾患リスク増加と関連、特に、虚血性心疾患、うっ血性心不全との関連性が示された。
「手術療法治療しても、かえって心血管リスク増加させてしまう」ことから、変形性関節症が変形性関節症と直結してない考察される。
60万名住民を母集団としてランダムサンプル収集し、症例対照報告による解析
比例ハザードモデルと、ポアソン回帰モデル解析
Risk of Cardiovascular Disease in Patients With Osteoarthritis: A Prospective Longitudinal Study
M. Mushfiqur Rahman , et. al.,
Arthritis Care & Research Volume 65, Issue 12, pages 1951–1958, December 2013
変形性関節症は、心血管疾患(CVD)の独立した予測因子で、補正リスク比は、高齢男性 1.15(05%信頼区間 [95% CI] 1.04–1.27)、 若年女性 1.26 (95% CI 1.13–1.42), 、高齢女性 1.17 (95% CI 1.07–1.26)
分析は、OAと年齢、性別の統計学的有意相関に従い層別化
高齢男性、若年女性、高齢女性でのリスク比は
虚血性心疾患:1.33 (95% CI 1.11–1.62), 1.66 (95% CI 1.37–2.01), 1.45 (95% CI 1.22–1.72)
うっ血性心不全:1.25 (95% CI 1.02–1.54), 1.29 (95% CI 1.00–1.68), 1.20 (95% CI 1.03–1.39)
変形性関節症非症例比較で、変形性関節症治療誤では、心血管リスク26%増加