自殺行為は、青少年の医療緊急事態の中で最も重大なものの一つ。15歳から24歳の米国の青少年において、意図的な自傷行為(自殺)は死因の第2位であり、2018年には6807人の死亡を占めている。
“うつ”を早期発見することに対してはその意義は大きいはず、実際、いくつかのscreening instrumentはその有用性が高いことが示された。スクリーニングされた“うつ”に対する介入に関して“うつ症状”改善効果の有効性はある程度示されているものの、自殺関連アウトカムへの影響は明確に示されなかった。
自殺行為は、青少年の医療緊急事態の中で最も重大なものの一つ。15歳から24歳の米国の青少年において、意図的な自傷行為(自殺)は死因の第2位であり、2018年には6807人の死亡を占めている。
“うつ”を早期発見することに対してはその意義は大きいはず、実際、いくつかのscreening instrumentはその有用性が高いことが示された。スクリーニングされた“うつ”に対する介入に関して“うつ症状”改善効果の有効性はある程度示されているものの、自殺関連アウトカムへの影響は明確に示されなかった。
小児と4歳以下成人での意図的自傷率は、高用量治療開始で、中等量開始マッチ化対象に比べ、2倍 (hazard ratio [HR], 2.2 [95% CI, 1.6-3.0])、これは、150名の高用量治療開始につき約1例の付加的状況となる。
25−64歳成人では、自殺行為の絶対リスクはかなり低く、影響リスク差はnullである (HR, 1.2 [95% CI, 0.8-1.9]).
自殺は、将来の報酬に見合わないコストという点で、耐えられない不遇から逃避という味方もできる。こういった結果を将来の見込みと誤る推定の存在が自殺行為を推定できるだろうか?自殺未遂者の多くが、ギャンブルや蓋然的学習タスクにおける期待報酬の誤推測が行われているという行動学研究がある。
この研究は、自殺リスクのある場合不利な選択をし、さらに、これらの異常が衝動性と関連する神経回路の問題と関連することを明らかにした
大学病院と外来クリニックで、66歳以上33名の被験者、自殺未遂ありの15名のうつ患者を含む、18名は自殺未遂無しで、これを「うつ対照」とする、そして、精神的な健康者20名を「非うつ対照」とした
予測下及び非予測下報酬の反応をトラッキングする皮質血液酸素濃度依存反応コンポーネントを測定
うつ高齢被験者では、報酬誘導行為のコントロールに2つの明らかな混乱がみられた。
まず、衝動性と自殺遂行(特に計画自殺性の少ない場合)は、予測される傍辺縁皮質報酬シグナルを減弱し、そして、偶発的変化への行動的強度に関わる。
2番目に、うつは、非予期報酬をencodeする皮質線条体視床の混乱と関連し、処罰的状況への行動的過剰性を予期したものである。
これらの結果は、自殺企図、うつ重症度、同時薬物使用状況、不安疾患、抗うつ薬、抗コリン作動薬、electroconvulsive therapy暴露歴、血管疾患、認知症からの影響が強い
48のランダム対照化トライアル(被験者 6674、 15の比較)
リチウムは、プラシーボに比較して、自殺減少(オッズ比 0.13, 95% 信頼区間 0.03 〜 0.66)、全原因死亡減少 (0.38, 0.15 to 0.95)
意図的自傷予防に対してリチウムのベネフィット明確でない (0.60, 0.27 〜 1.32)
単極性うつでは、リチウムは、プラシーボ比較で、自殺リスク減少と相関(0.36, 0.13 〜 0.98)し、また、総死亡数減少 (0.13, 0.02 〜 0.76) と相関
リチウムをactiveな個別治療と比較したとき、有意差は、意図的自傷行為に対するカルバマゼピンに対してのみであった。
リチウムは他の比較要素と比べ、統計学的指数差は小さいが、良好である
結論としては、リチウムは、気分障害患者において、自殺リスクを低下させる有効な治療法である。リチウムは、気分障害再発を減少することによる抗自殺効果として働いてるのではないか。だが、リチウムは攻撃性減少及び衝動性に関しても若干のエビデンスが有り、メカニズムに関して追加的知見が必要。他にも関連するメカニズムも考慮される。
年間の自殺者は平成10年以降3万人を超え続け、ピーク時の平成15年には3万4000人余りに上りましたが、今回、平成9年以来、15年ぶりに3万人を下回りました。
内訳は、男性が1万9216人、女性が8550人で、都道府県別では、自殺者が最も多いのが▽東京都で2760人で、前の年より360人(-11.5%)減りました。
次いで多いのが▽大阪府の1720人で204人の減少、▽神奈川県が1624人で228人の減少、▽埼玉県が1549人で118人の減少などとなっています。
一方、最も少なかったのは▽鳥取県で130人、次いで▽徳島県が164人▽島根県が168人などとなっています。
年齢や原因・動機の内訳を去年11月までの統計で見ると、▽60代が全体の18%と最も多く、次いで▽40代と50代がそれぞれ17%、▽30代が14%となっています。
米国:若年(13-18歳)の自殺行動 2013/01/10
http://kaigyoi.blogspot.jp/2013/01/13-18.html
子供の自殺による親への影響と、親の事前的条件 2013/12/11
http://kaigyoi.blogspot.jp/2012/12/blog-post_9962.html
親の死の影響:自殺企図リスク増加のタイミング 2013/12/11
http://kaigyoi.blogspot.jp/2012/12/blog-post_11.html
医師の自殺:不適切な薬剤選択や治療が自殺リスクとしてあげられる 2012/11/15
http://kaigyoi.blogspot.jp/2012/11/blog-post_8953.html
精神疾患は、高死亡リスク予後 2012/08/09
http://kaigyoi.blogspot.jp/2012/08/blog-post_4965.html
“精神的苦痛”の死亡率への影響は、量反応的・・・予後, 心理 2012/08/08
http://kaigyoi.blogspot.jp/2012/08/blog-post_9562.html
自殺者減少すれば、政府のおかげと政府に尻尾を振るひとも
↓
日本:2009年→2010年自殺減少:政府キャンペーンの効果との主張? Lancet掲載 2012/04/06
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
生涯において、自殺念慮、自殺計画、自殺企図はそれぞれ12.1%、4.0%、4.1%
これらの行動を有する少年の大多数はDSM-IV精神障害の少なくとも一つのクライテリアに合致する。
(後顧的年齢発症報告にもとづく)多くの一時的なプライマリな恐怖/怒り、悩み、破壊行為、薬物依存が、2因子モデルでのその後の自殺行動へのオッズ増加予測因子となる
これらの疾患に一致有意相関するのは、自殺念慮であるが、疾病数の多さが念慮者のなかで、計画・突発的な自殺行動の予測となる。
精神医療治療を受けたのは自殺成年の80%超
55%超の多くは、自殺行為以前から治療スタートされてるが、この行為を予防するのに失敗している。
自殺死別は、子供の自殺後2年間に、それ以前に比べ、うつ (ARR, 2.14; 95% CI, 1.88-2.43) 、不安障害 (ARR, 1.41; 95% CI, 1.24-1.60)、離婚(ARR, 1.18; 95% CI, 1.13-1.23) 増加をもたらす
自殺死別とMVC死別両親は、死亡前と死亡後に、アウトカムに、さほど違いはない。
うつ発生率では、MVC死別両親の方が、自殺死別両親より、発生率が高い (19.9% vs 15.9%; P = .005)
一方、自殺死別の親は、精神疾患入院率増加率が高い (P = .049)
自殺死別の親は、MVC死別例より、子供の死亡前より、うつ病を有する場合が多い (ARR, 1.30; 95% CI, 1.06-1.61)、同様に、身体疾患 (ARR, 1.32; 95% CI, 1.19-1.45)、低所得(ARR, 1.34; 95% CI, 1.18-1.51) が多い。
住民ベース後顧的コホート
小児期に、自殺もしくは偶発事故による親の死を経験した、その子供のリスクは、5年間ほど、他の年代での経験群より、それを上回り、数十年継続する。
思春期や若年成人世代で親の死を経験した子供は、親の死1-2年内リスク増加し、時と共にリスク減少する。
子供や若年成人の親の自殺経験した子供は、偶発事故死の子供よりその自殺企図入院は早増す。
自殺企図リスクの早期モニタリング・介入にとって重大な時期は、両親死亡後1-2年間で、子供の頃の親の死を経験した場合は数十年ほど長く警戒が必要。
【結果】
24年フォローアップ中央値24年、26145名の死亡
自殺が最も死因として多く、22.3%
心血管疾患 7.8%、 がん 14.9%
思春期では、膝進展力・握力評価の筋力強力なほど、全原因死及び心血管による早期死のリスクを20-35%ほど低下(BMI、血圧ど独立)
がん死亡率に関しては死亡率との関連性認めず
筋力強い思春期の子供は自殺死20-30%リスク軽減、そして、精神疾患診断(統合失調症、気分障害)16-65%リスク軽減
筋力最小10分位思春期成年は、様々な原因での死亡リスクが最も高くなる。
全原因死亡率(10万人年あたり)は、最弱、最強で、122.3 vs 86.9の差がある
心血管疾患に関しては9.5 vs 5.6
自殺死亡率では 24.6 vs 16.9
【結論】筋力が弱い思春期成年は、若年期の主要死亡原因すべてのリスク要素となっており、その全原因死亡率へのeffect sizeは、確立したリスク要素であるBMIや血圧と同等
・ 向精神薬 オッズ 28.7抗うつ薬服用少ない(OR 1.31、p=0.263)
・ ベンゾジアゼピン 21.0
・ バルビタール酸 39.5
"Details on suicide among US physicians: data from the National Violent Death Reporting System"
Gold KJ, et al
Gen Hosp Psychiatry 2012; DOI: 10.1016/j.genhosppsych.2012.08.005.
成人・高齢者 フルオキセチンとベンラファキシン塩酸 うつ重症度補正自殺リスク
実線:対照、破線:治療患者
"The key to successfully reduce the rate of suicides in Japan is thus the use of multidisciplinary and interprofessional approaches to develop comprehensive suicide prevention measures and implement them on a broader scale."秋田大学医学部 “本橋 豊”氏の引用している自叙文献
Motohashi Y, Watanabe N. Suicide can be prevented: planning and action of suicide prevention by health promotion approach. Saitama: Spika-Shobou, 2007. (in Japanese)
癌診断受けることは、疾患や治療の影響外に、即時的に、負の健康的影響を与える。
“Poisson and negative binomial regression model”を用いて、6073240のスウェーデン人のコホート研究
癌無し群に比べ、がん診断患者における自殺相対リスク
診断後1週間において 12.6 (95% 信頼区間 [CI], 8.6~17.8)・(29 人; 発生率, 2.50 / 1000 人年)診断後1年間において、3.1 (95% CI, 2.7~3.5) ・ (260 人; 発生率, 0.60 / 1000 人年)
診断後心血管死亡相対リスクは
診断後1週間において 5.6 (95% CI, 5.2~5.9)・(1318 人; 発生率, 116.80 / 1000 人年)診断後4週間において、3.3 (95% CI, 3.1~3.4)・(2641 人; 発生率, 65.81 / 1000 人年)
リスク増加は診断後時間経過と共に急激に減少 リスク増加は予後不良の癌において特に著明。
症例交叉解析により主な解析結果が確認された。
禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note