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2021年2月12日金曜日

卵と代替品比較の有益性/有害性評価:黄身が悪い?

コレステロール論争の定番の一つ “卵”

 

 考えてみれば、“卵”論議は他の食品摂取との関連無視して行われてた気がする

リアルワールドでは卵摂食を増やせば他食品が減り、減らせば逆が起きるのが自然なのかもしれない。卵と代替品の比較での卵摂取の有益性/有害性評価としては妥当なのかもしれない。

 

 気味が悪い結果?

  • コレステロール食事摂取増加による全死亡率さらなる増加は補正次第ではその統計学的意義ある関連性を認めない
  • 食事性コレステロール1日300mg追加毎、全死亡率19%増加、全卵半個追加毎全死亡率7%増加
  • 卵白/卵代替品摂取は全死亡率減少と関連し、全卵1/2個を卵白/代替置き換えで心血管死亡率3%減少

 

2020年7月20日月曜日

卵:(一般的に)2個以上をたべよう

“卵”に関わる記事はかなり多い


ウェブ上のサイトでもまだ、卵という食品中のコレステロール含量だけで持論展開しているサイトが多く、“食べ物が全て体内に吸収されそのまんま血中に流出する”という誤った知識レベルで解説されるもんだから、「たまご2個以上食べよう運動はプロパガンダ」などという陰謀論展開がウェブサーチ上上位を占めることになる。
ネット情報の玉石混交を前提の上リテラシーに期待したいというしかない

 

以下の論文の要旨は
「1966年から2020年までの研究を含む今回のメタアナリシスでは、卵の摂取と心血管疾患イベントのリスクとの間に有意な関連は認められなかったが、卵の摂取(1日1個を超える)が冠動脈疾患リスクの低下と関連していることが明らかになった。
同様に、8件の観察研究を対象とした以前のメタアナリシスでは、卵の摂取と心血管疾患イベントとの間に有意な関連は認められない。 
しかし、このメタアナリシスでは、含まれている研究の調整変数のため、かなりの不均一性が認められた。」
というもの

ただ、量依存的な検討としてはやや不十分な気がするが・・・少なくとも動脈硬化疾患予防のため【卵を食べるな】は間違い

以下の記事の序文であり繰り返しを含むが・・・
卵は栄養素が豊富(ミネラル、葉酸、ビタミンB群、脂溶性ビタミンなど)で、生理活性化合物(ルテイン、ゼアキサンチンなど)が豊富に含まれ、良質なタンパク質が含まれています(1) 卵に含まれる栄養素や生理活性化合物は、理論的には心血管疾患の改善に寄与する可能性があります(2)。
しかし、卵にもコレステロールが多く含まれており、例えば大粒の卵1個には約186mgのコレステロールが含まれています。
卵の摂取がコレステロール値の上昇につながるという直接的な証拠はありませんが、米国心臓協会(AHA)の食事療法ガイドライン改訂版2000では、血中コレステロールの上昇を最小限に抑えるために、一般の人がコレステロールの摂取量を300mg/日以下にすることが推奨されています(3)。
 興味深いことに、最近の「アメリカ人のための食事療法ガイドライン2015-2020」では、もはや卵の摂取量に制限を設けず、健康的な食事パターンとして卵の摂取を推奨しています(4)。
 
これまでの研究では、卵の消費と心血管疾患との関連性について一貫性のない結果が示されており、かなりの議論を呼んでいます(5-8)。 これまでのところ、卵の消費と心血管疾患のリスクに関する先行研究では、結論が出ていませんwww.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。


卵1個以上と訳されてが実際は2個以上だと思われる


Association Between Egg Consumption and Risk of Cardiovascular Outcomes: A Systematic Review and Meta-Analysis
Chayakrit Krittanawong, et al.
Published:July 09, 2020
DOI:https://doi.org/10.1016/j.amjmed.2020.05.046


序文
卵の消費と心血管疾患リスクとの関係については、かなりの議論が残っている。このシステマティックレビューおよびメタアナリシスの目的は、卵の消費と心血管疾患イベント全般との関連を探ることであった。

研究方法
1966年から2020年1月までのデータベース開始時から、OvidのMEDLINE、Ovid Embase、Ovid Cochrane Database of Systematic Reviews、Scopus、Web of Scienceで、卵の消費量と心血管疾患イベントとの関連を報告した観察研究を系統的に検索した。2人の研究者が独立してデータをレビューした。矛盾はコンセンサスによって解決された。ランダム効果メタアナリシスを使用した。異質性の原因を分析した。

結果
23件のプロスペクティブ研究を同定し、追跡期間中央値は12.28年であった。 
総症例数123,660例、心血管疾患イベント157,324件の合計1,415,839人を対象とした。 
卵の摂取なしまたは1日1個の摂取と比較して、卵の摂取量が多い(1日1個超)場合は、全心血管疾患イベントのリスクの有意な増加とは関連しなかった(プールされたハザード比、0.99;95%CI、0.93~1.06;p<0.001;I<sup>2</sup>=72.1%)。 
卵の消費量が多い(1日1個超)場合は、卵を消費しない場合や1日1個の場合と比較して、冠動脈疾患のリスクが有意に減少した(プールされたハザード比、0.89;95%CI、0.93-1.06;p<0.001;I<sup>2</sup>=0%)。



結論
我々の分析では,卵の消費量の増加(卵/日1個を超える)は心血管疾患リスクの増加とは関連していないが,冠動脈疾患リスクの有意な減少と関連していることが示唆された。

www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。

2020年4月9日木曜日

卵食と脂肪肝の関係

卵好きが多いため、コレステロール気になる人からの質問が多い 「卵何個までOK?」というやつ
以下の論文の詳細が分からないが、心代謝系リスクある人は卵食の脂肪肝への影響あるようだから控えましょう・・・となる?あるいは、卵食べたいなら心代謝系リスク減らすよう努力しましょう・・・となる?


  • 卵摂取と肝機能検査(LT)および非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)との関連を評価した。
  • 補正後、FLI(標準β係数(β):0.196)、AST(β:0.099)、ALT(β:0.112)と卵の消費との間には有意な正の線形関係があり、第3三分位(T3)の参加者は第1三分位(T1)と比較してNAFLDの発生確率が11%高かった(オッズ比:1.11、95%信頼区間:1.07、1.17)。
  • トリグリセリド、高血圧、糖尿病をさらに補正した後、卵の消費は、 LTs and/or NAFLDの間の有意な関連は減衰し、消滅した。


結論だけ見ると「卵食が脂肪肝へ影響を与える」と直結した関連性みたいだが、実は、表題の方が正しく捉えているようで、トリグリセリド、高血圧、糖尿病の関与が卵食と脂肪肝の関連性に影響を与えていて、心代謝系リスクが関与しているというお話で、


Adverse Impact Of Egg Consumption On Fatty Liver Is Partially Explained By Cardiometabolic Risk Factors: A Population-Based Study
Mohsen Mazidia, et al.
Clinical Nutrition (Impact Factor: 6.402 )
https://www.clinicalnutritionjournal.com/article/S0261-5614(20)30153-9/fulltext
DOI: https://doi.org/10.1016/j.clnu.2020.03.035


背景と狙い
卵の消費と肝機能検査(LT)および非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)との関連を評価した。この関係は、あまり文書化されていない。

方法
国民健康・栄養調査(NHANES, 2005-2010)のデータベースを使用した。共分散分析、調整線形回帰モデル、ロジスティック回帰モデルを用いた。

結果
14,369人の参加者のうち、46.8%が男性で、45.2%がNAFLDを有していた。年齢、性別、人種、教育、貧困と所得の比率、アルコール摂取量、エネルギー摂取量、喫煙量、身体活動量を含むいくつかの変数を補正した後、脂肪肝指数(FLI)、血清アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)、血清アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)はそれぞれ36.9、25.8(U/L)、23.9(U/L)であり、第1・三分位(T1)では68.7、34.9、36.5に達し、第3・三分位(T3)ではそれぞれ36.5に達した(すべての比較でp<0.001)。

同じ共変量のモデルでは、FLI(標準β係数(β):0.196)、AST(β:0.099)、ALT(β:0.112)と卵の消費量との間に有意な正の線形関係があり、卵の消費量が最も高い第3・三分位(T3)の参加者はT1と比較してNAFLDになる確率が11%高かった(オッズ比:1.11、95%信頼区間:1.07-1.17)。
注目すべきは、トリグリセリド、高血圧、糖尿病をさらに補正すると、卵の消費とLTs and/or NAFLDとの間の有意な関連は減衰し、消失したことである。

結論
卵の摂取がLTとNAFLDの可能性に悪影響を及ぼすことを強調している。これらの関連は、心代謝性リスク因子に起因すると考えられる。これらの知見は、NAFLDの病態における卵の消費の役割についての理解を深めるために確認が必要である。

www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。

2019年3月20日水曜日

食事性コレステロールと卵摂取増加により心血管死・総死亡増加と関連

話題の論文となっているようだ。なんせ、直前まで卵は多く食べた方が良さそうというような雰囲気

そもそも食事アンケート調査で結論を導き出すことにいみがあるのかという疑問も
食事アンケート大集団調査の愚行(卵摂取量と心血管医ベント)
https://kaigyoi.blogspot.com/2018/05/blog-post_29.html

外因性・食事性コレステロールのインパクトは、これまでの食事指導方法に影響をあたえるのでしばらく騒がしいだろうなぁ

結論として・・・

  • 食事性コレステロール 300mg摂取増加後と、心血管疾患発症リスク増加(補正ハザード比[HR], 1.17 ;補正絶対的リスク差 [ARD] 3.24%)、総死亡率 (補正HR, 1.18; 補正ARD 4.43%)
  • 卵半玉摂取増加毎 心血管疾患 (補正HR 1.06; 補正ARD 1.11%)、総死亡率(補正HR, 1.08;補正ARD, 1.93%)

ということらしい


卵の摂取と全てが他の食事成分と交絡的に関わるので結論としては難しいという印象をもつ。実際、
食事由来のコレステロールと卵摂取量による心血管疾患および総死亡率への有意関連性の程度中程度だが、卒中や心不全と言ったイベントサブタイプによっては一致していた。
例外:卵摂取と心血管死亡率、非心血管疾患死亡率、年齢・人種/民族・喫煙状態・CVDリスク要素(i,e. 糖尿病、高血圧、高脂血症)補正後、食事の質によるサブグループ(補正 HR 1.06, 95% CI [0.996-1.12])
冠動脈性心疾患との相関の非有意性は文献と一致
こういう解説が本文中になされている。


Associations of Dietary Cholesterol or Egg Consumption With Incident Cardiovascular Disease and Mortality
Victor W. Zhong, et al.
JAMA. 2019;321(11):1081-1095. doi:10.1001/jama.2019.1572



序文のGoogle翻訳

食事性コレステロール消費と心血管疾患(CVD)および死亡率との関連は、何十年にもわたる研究にもかかわらず、物議をかもしています。

Berger  S, Raman  G, Vishwanathan  R, Jacques  PF, Johnson  EJ.  Dietary cholesterol and cardiovascular disease.  Am J Clin Nutr. 2015;102(2):276-294.PubMedGoogle ScholarCrossref


2015年から2020年までのアメリカ人の食事ガイドラインに矛盾すると思われる2つの記述が含まれているため、最近議論が激化しています。

US Department of Health and Human Services and US Department of Agriculture.  2015-2020 Dietary Guidelines for Americans. 8th Edition. December 2015.https://health.gov/dietaryguidelines/2015/guidelines/. Accessed January 31, 2019.

Dietary Guidelines Advisory Committee.  Scientific Report of the 2015 Dietary Guidelines Advisory Committee: Advisory Report to the Secretary of Health and Human Services and the Secretary of Agriculture. Washington, DC: US Dept of Agriculture, Agricultural Research Service; 2015.
(1)「コレステロールは過剰消費の心配のある栄養素ではありません」。
(2)「個人は健康的な食事パターンを摂取しながら、できるだけ少ない食事コレステロールを食べるべきです。

前向きコホート研究の多くの直近のメタアナリシスでは、1日あたりのコレステロール摂取量と心血管疾患との相関性について意味ある結論づけできず、それは主にデータが少なかったこと、研究間heterogeneityによるもの、レビューされた研究の方法論的厳格性が乏しいためであった。

コレステロール、飽和脂肪、動物性たんぱく質は食物中に共存することが多い。食餌中のコレステロールとこれらの栄養素との相互作用および独立性は、CVDや死亡率との関係で不明確なままである。
さらに、全体的に高品質の食事を摂取することが、食事によるコレステロール消費とCVDおよび死亡率との関連性を弱めるのかどうか、あるいはコレステロールの食物源(卵、赤身、家禽、魚、乳製品など)が重要かどうかは不明。卵、特に卵黄は、食事性コレステロールの主な供給源である。大きな卵(≒50 g)にはコレステロールが約186 mg含まれています。卵の消費とCVDおよび死亡率との関連性は全体的にもこれらの事象のサブタイプによっても矛盾しています

 Lifetime Risk Pooling Projectからの6つのコホートからpoolされたデータでの個別被検者解析で、前述のギャップに注目した分析を行ったもの




1日当たり約290 mgの米国平均食物コレステロール消費量は、1日当たり228 mgの世界平均よりも高く、2001  -  2002年から2013  -  2014年までは比較的安定していました。
米国では卵の消費量は比較的少ないのですが、一人当たりの卵の総消費量は、2001  -  2002年の1日当たり23.0 gから2011  -  2012年の1日当たり25.5 gまで11%増加しました。
その後のバージョンの食事ガイドラインで繰り越される場合、2015  -  2020年食事ガイドラインからの食事コレステロールおよび卵消費の推奨は、CVDの予防に有害となる可能性がある米国の卵および食事コレステロール消費のさらなる増加につながる可能性があります。


日本のコレステロール摂取量、卵消費量は40g程度
(古いデータだが:https://unit.aist.go.jp/riss/crm/exposurefactors/documents/factor/food_intake/intake_egg.pdf)

日本は有数の卵消費国
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000433.000001853.html

インパクトが大きい報告になるのだろうが・・・中身をみると評価は慎重に下す必要がありそう

2018年5月29日火曜日

食事アンケート大集団調査の愚行(卵摂取量と心血管医ベント)

食事アンケート調査によりクリニカルアウトカムと結びつける報告多いが、Medpageで随分批判されている。まぁ似たような報告は多く、比例ハザードモデル解析だけで論評する講演経験しなんだか不満累積してたところで小気味が良い


「食事摂取回数と特定の健康アウトカムの影響研究なんて意味がありません。以下の論文を使って解説してみましょう」

I'll put it really plainly: Studies that use responses to a food-frequency questionnaire to link to some health outcome are not worth the paper they are printed on. And so let me use this recent egg study as an object lesson in the problems with dietary epidemiology research.

https://www.medpagetoday.com/blogs/themethodsman/73009

比例ハザードモデルといってもリスク補正十分されたとは言えない、社会・経済的背景を受け、味覚要素さえ影響を受ける。フォアグラ( foie gras)を食す人間と食さないのを比較して、この要素で生命予後や心血管疾患予後を推し量る愚とのこと


意訳をかなり含むが・・・
1)まず誰もランダムに食事を取ることなんてしない、例外は、評価家の2歳児で・・・、社会、経済、プラクティカル、味覚要素など食事の選択理由なんて様々。この単純な研究では多共役要素を補正してない。フォアグラの例・・・ 
2)卵はいろんな食品に含まれる。故に、この調査法だと信頼性が低い 
3)130を超える食品アイテム調査で、偶発的蓋然性、偽陽性確率が高くなる可能性指摘(日本のくだらない人間ドック商売と一緒でたくさん調べれば異常を検出する確率高くなり、医療商売に結びつきやすいのと同じ) 
4)130以上のアイテムに限定しているが、実際上はそれ以上の食品内容を摂取している。意図的な選択バイアスがかかっている。 
5)サンプル集団が大きい、50万もの調査の時は有意差示しやすい。多ければ多いほどよいというものではなく、普通の人間が一生涯関わりの無いイベント確率で杞憂しているようなもんだ。研究自体の意味が無い・・・

以下、その論文




Associations of egg consumption with cardiovascular disease in a cohort study of 0.5 million Chinese adults
BMJ, Heart
http://heart.bmj.com/content/heartjnl/early/2018/04/17/heartjnl-2017-312651.full.pdf

中国の異なる10地点、30−79歳500万名
層別化Cox比例ハザードモデル解析

ベースラインにおいて通常1日 0.76個、連日摂取13.1%、滅多に食べない群 9.1%(通常摂取 1日0.29個)
卵非摂食者に比べ、卵摂取はCVDリスク低下  (HR 0.89, 95% CI 0.87 to 0.92)

多変量補正HRs(95%CI) IHD 0.88 (0.84 to 0.93)、MCE 0.86 (0.76 to 0.97)、出血性卒中 0.74 (0.67 to 0.82)、虚血性卒中 0.90 (0.85 to 0.95)

全CVDエンドポイントにおいて、量依存相関認める 線形傾向 P< 0.05

連日卵摂取はCVD死亡リスク18%減少、出血性卒中死亡 28%減少


この絵の方がインパクトある



2017年11月7日火曜日

卵:耐糖能異常・2型糖尿病で血糖増加、併発症増加の可能性あり

“たまごはいくら食べても良い”という間違えたメッセージを言いふらす奴らがいる

脂質管理についてのガイドラインから派生した話だと思う

確かに、卵は必須なビタミン・ミネラル、重要な蛋白源であり、抗酸化ルテインやzeaxanthinを含むため重要な食事素材であることは確か・・・しかし、「いくらでも」というのは嘘・でたらめ


表題のごとき、血糖増加作用を無視できない 特に 糖代謝異常、2型糖尿病者では・・・




Association between egg consumption and cardiovascular disease events、diabetes and all-cause mortality
 Jing Guo 、et al.
Open Access
European Journal of Nutrition First Online: 02 November 2017


卵接種と心血管疾患(CVD)あるいは2型糖尿病(T2D)の関連性は議論上の案件。ここでは卵消費とCVD(プライマリアウトカム)とT2D、死亡率の関連性を the Caerphilly prospective cohort study (CAPS) and National Diet と Nutritional Survey (NDNS)の前向きコホートで検討



CAPS:2512 名、 45–59 年齢 (1979–1983)、食事摂取日記、発生疾患、死亡率を5年毎にアップデート。
NDNS:754名、 19-64歳 (2008-2012)


CVDなし男性 (n=1781)フォローアップ平均 22.8年、卵の摂取はCVD (n = 715)、死亡 (n = 1028)、T2D (n = 120)のそれぞれの発生と相関無し
卒中 (n = 248)、 心筋梗塞 (n = 477)、心不全  (n = 201)の個別検討にて、卵の摂取と卒中、心筋梗塞の相関性同定できず、T2D and/or IGT例では卒中リスク増加あり
1.0(参照)に対する補正ハザード比(95% 信頼区間,CI)
gg 摂食数週毎 (n) of 0 ≤ n ≤ 1、1 < n ≤ 2、2 < n ≤ 3、3 < n < 5、 n ≥ 5 あたり
1.09 (0.41、2.88)、0.96 (0.37、2.50)、1.39 (0.54、3.56) 、 2.87 (1.13、7.27)  (P = 0.01)

横断的解析にて卵摂食多いことは、T2D and/or IGTにおいて空腹時血糖増加と相関 (CAPS: baseline P = 0.02 and 5-year P = 0.04; NDNS: P = 0.05)


結論:2型糖尿病・耐糖能異常者において、卵摂取量多いと、血糖増加に関連
2型糖尿病 and/or IGTサブグループにおいて、卵摂取増加は卒中頻度増加するかは今後の課題。





卵は動脈硬化悪化させる; 卵黄×年は心血管リスク増加と相関
http://kaigyoi.blogspot.jp/2012/08/blog-post_17.html

2016年8月5日金曜日

蛋白摂取:動物由来から植物由来へ変更で死亡率減少

3大栄養素とやらの炭水化物、蛋白、脂肪は、栄養学上の主要課題で有り続けている。蛋白の摂取源で健康アウトカムに影響をあたえる。


動物由来蛋白摂取はやはり死亡率増加と関連し、逆に、植物由来蛋白摂取は死亡率減少に寄与する。加工レッドミート、卵について死亡率悪影響与える


Association of Animal and Plant Protein Intake With All-Cause and Cause-Specific Mortality 
Mingyang Song, et. al.
JAMA Intern Med.
Published online August 01, 2016. 
doi:10.1001/jamainternmed.2016.4182


米国医療者の前向きコホート(131342名)  Nurses’ Health Study (1980 to end of follow-up on June 1, 2012) と Health Professionals Follow-up Study (1986 to end of follow-up on January 31, 2012)

動物由来蛋白、植物由来蛋白を定期アップデート食事回数質問表にて評価 2014年6月20日〜2026年1月18日

主要アウトカム・測定:全原因・原因別死亡率

131342名の被検者中、女性 85013(64.7%)(平均年齢 [SD] 49 [9] 歳)

蛋白摂取量中央値(エネルギー比率評価)でみると、動物蛋白 14% (5th-95th percentile, 9%-22%) 、植物蛋白 4% (5th-95th percentile, 2%-6%)
主要ライフスタイル・食事リスク要素補正後、動物蛋白摂取量は弱いながら死亡率増加と相関し、特に、心血管死亡率増加と関連 (HR, 1.08 per 10% energy increment; 95% CI, 1.01-1.16; P for trend = .04)、一方植物蛋白は死亡率低下と相関  (HR, 0.90 per 3% energy increment; 95% CI, 0.86-0.95; P for trend   <  0.001)

この相関性は、非健康的ライフスタイル(喫煙、重度アルコール摂取、過体重/肥満、身体不活発)1つ以上に被検者に限定されるものである、これらリスク要素のない対象者では明らかでない

動物由来蛋白を植物蛋白へ置き換えは死亡率低下と相関
特に、加工レッドミートを植物由来エネルギー3%等価引き替えすると、全原因死亡HRは0.66 (95% CI, 0.59-0.75)、さらに非加工レッドミートを植物由来蛋白にエネルギー等価引き替えだと 0.88 (95% CI, 0.84-0.92) 、同様、卵から植物由来蛋白にエネルギー等価引き替えだと 0.81 (95% CI, 0.75-0.88) 










加工レッドミートは予想通りとして、卵の立場は?


卵は動脈硬化悪化させる; 卵黄×年は心血管リスク増加と相関
https://kaigyoi.blogspot.jp/2012/08/blog-post_17.html

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禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note