米国の状況
・新規発症 2240、410名死亡
新規発症:10万対 1.2(男性)、 125.7(女性)
死亡率:10万対 0.3(男性)、22.2(女性)
生存率は女性と同様だが、男性では症状訴え少なくステージ進行後発見が多い。
男性乳がんの警告サイン
・Lump、堅い結節あるいは肥厚 (通常、無痛、しばしば圧痛)
・乳房のサイズ・形状の変化
・乳房部皮膚のDimpling、Puckering、発赤
・乳首のかゆみ、scally sore、皮疹
・乳首や他の部位の引き込み(陥没乳頭)
・乳首からの分泌物
浸潤型乳管がんが多く、小葉(lobule)からのものは少ない。
稀なものは、炎症性乳がん、乳管がん in situ(非侵襲型)、Paget病など
女性化乳房は乳腺組織の拡大で、ホルモンバランスによるもので、特定の疾患、ホルモン使用、肥満、他、思春期少年期に生じる。熱望しない場合や痛みが無い場合はさしあたって治療の必要は無い。ホルモン療法や手術。女性化乳房が男性乳がんと関連するかは不明。多くの研究では2つの病態の相関認めるという報告は少ない。
リスク要素:Klinefelter症候群、年齢、BRCA2遺伝子異常・乳がん家族歴(女性と同様、70歳までに男性でもBRCA2変異の場合7%乳がん確率となる。BRCA2変異は前立腺がんリスクも増加する)、他のがんリスク(重度飲酒、肝疾患、肥満・・・エストロゲン値増加)、放射線被曝(日本での核爆弾、小児がん放射線治療など)若年期