非現実的な赤ワイン・レスベラトールによるSIRT遺伝子活性化。ということで、この主の話題が多い。
SRT1720 は、 the National Institute on Aging at the National Institutes of Health主導
http://www.natureworldnews.com/articles/6216/20140301/activating-protein-sirtuin-1-improves-health-extends-lifespan.htm
加齢や代謝への影響に期待
さらに、記憶・情緒への影響も期待、腫瘍治療へも・・・って
Resveratrol Prevents Age-Related Memory and Mood Dysfunction with Increased Hippocampal Neurogenesis and Microvasculature, and Reduced Glial Activation
Maheedhar Kodali, et. al.
Scientific Reports
5,
Article number:
8075
高齢者の海馬の特徴は、神経新生の減少、微小血管床減少、星状膠細胞肥厚・活性化小グリア細胞が、加齢関連記憶・気分障害を生じる可能性がある。
レスベラトールは、ブドウの実の表面にある phytoalexinで、血管新生性、抗炎症性に働き、加齢変化を緩和する方向。
F344雄ラット2群で、4週間比較 の結果、 レスベラトール処理群では、神経再生、微小血管床増加し、星状膠細胞減少、ミクログリア細胞活性化減少が見られた。
中年ラットで、レスベラトール処理は記憶・情緒機能改善に働く可能性
2015年2月5日木曜日
卒中直後硫酸マグネシウム注 改善効果認めず
卒中発症後2時間内の硫酸マグネシウム注
90日目の障害の程度比較では、改善効果認めず
安全性は認めたが・・・
Prehospital Use of Magnesium Sulfate as Neuroprotection in Acute Stroke
Jeffrey L. Saver, et. al. ; for the FAST-MAG Investigators and Coordinators
N Engl J Med 2015; 372:528-536February 5, 2015DOI: 10.1056/NEJMoa1408827
90日目の障害の程度比較では、改善効果認めず
安全性は認めたが・・・
Prehospital Use of Magnesium Sulfate as Neuroprotection in Acute Stroke
Jeffrey L. Saver, et. al. ; for the FAST-MAG Investigators and Coordinators
N Engl J Med 2015; 372:528-536February 5, 2015DOI: 10.1056/NEJMoa1408827
COSIRAトライアル:冠静脈洞縮小デバイスにて、治療不応性狭心症改善
COSIRAトライアル(イスラエル国、Aviv Medical CenterのShmuel Banai指導)
スチール製メッシュからなる砂時計形のバルーン拡張型デバイス、センターはちょっけ3mm、8-12mmまで拡張、4-6週間ほどで組織が覆うこととなる。結果、冠静脈洞の狭小化をもたらし、圧増加し、非虚血から虚血心臓組織への還流を増加させる。
血管再建術候補とならない不応性狭心症で、冠状静脈洞狭窄デバイスにて、狭心症状とQOL改善
肝静脈縮小手術の今後に期待
Efficacy of a Device to Narrow the Coronary Sinus in Refractory Angina
Stefan Verheye, et. al.
N Engl J Med 2015; 372:519-527February 5, 2015DOI: 10.1056/NEJMoa1402556
スチール製メッシュからなる砂時計形のバルーン拡張型デバイス、センターはちょっけ3mm、8-12mmまで拡張、4-6週間ほどで組織が覆うこととなる。結果、冠静脈洞の狭小化をもたらし、圧増加し、非虚血から虚血心臓組織への還流を増加させる。
血管再建術候補とならない不応性狭心症で、冠状静脈洞狭窄デバイスにて、狭心症状とQOL改善
肝静脈縮小手術の今後に期待
Efficacy of a Device to Narrow the Coronary Sinus in Refractory Angina
Stefan Verheye, et. al.
N Engl J Med 2015; 372:519-527February 5, 2015DOI: 10.1056/NEJMoa1402556
11のセンター、104名の可逆性病変証拠ありの患者(平均年齢 67.8歳、男性 81%)
薬物治療にかかわらず、Canadian Cardiovascular Society (CCS) class III or IV の狭心症症状30日以上
プライマリエンドポイントは、6ヶ月後CSS狭心症クラス2段階改善比率
ベースラインから6ヶ月後、CCS2以上の狭心症患者改善比率は、 デバイス使用群で、有意差 (35% vs 15%; P = .02)。Class 1以上の比率も改善 (71% vs 42%; P = .003)
平均CCSスコア デバイス群 3.2→ 2.1と低下、対照群 3.1 → 2.6
AOL(Seattle Angina Questionnaire評価)は、デバイス群で 17.6点改善、対照群は7.6
他のエンドポイント、狭心症安定性、頻度、運動時間、1mm以上ST部位低下変化時間、ドブタミンストレス心エコーによる左室運動指標変化では差を認めず
副事象発症:デバイス群 64% vs 対照群 69%
Neovasc Reducer
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