研究者らは、この系統的レビューとメタアナリシスを実施して、未治療の白衣高血圧症(WCH)および治療された白衣効果(WCE)と相関する心血管イベントおよび全死因死亡のリスクを要約。 27件の研究では、未治療のWCHまたは治療を受けたWCEの25,786人の参加者と、平均3〜19年間の正常血圧(BP)の38,487人の参加者が含まれた。 調査結果によると、未治療のWCHは心血管イベントと全死因死亡のリスク増加と関連しているが、治療下WCEはそうではない。 高血圧の診断と管理では、不在時の血圧モニタリングが重要。
Cardiovascular Events and Mortality in White Coat Hypertension: A Systematic Review and Meta-analysis
Jordana B. Cohen,et al.
https://annals.org/aim/article-abstract/2735719/cardiovascular-events-mortality-white-coat-hypertension-systematic-_review-meta-analysis
REVIEWS |11 JUNE 2019
背景:診察室isolated高血圧の長期心血管リスクへのリスク不明
目的: 未治療の白衣高血圧症(WCH)および治療された白衣効果(WCE)に関連する心血管イベントおよび全死因死亡のリスクを要約する。
データソース:
言語制限なしで、PubMedとEMBASEは、開始から2018年12月まで。
研究の選択:
正常血圧と比較したWCHまたはWCEの心血管リスクを評価する少なくとも3年間の追跡調査を伴う観察研究。
データ抽出:
2名の研究者が独自に試験データを抽出し、試験の質を評価。
データ合成
未治療のWCHまたは治療済みのWCEを有する25 786人の参加者および平均3〜19年間追跡された正常なBPを有する38 487人の参加者を含む、27の研究が含まれた。
正常血圧と比較して
未治療のWCHは心血管イベントのリスク増加(ハザード比[HR]、1.36 [95%CI、1.03から2.00])、全原因死亡率(HR、1.33 [CI、1.07から1.67]) 、および心血管死亡率(HR、2.09 [CI、1.23〜4.48])。
心血管イベントの定義に脳卒中が含まれる研究では、WCHのリスクは軽減されていた(HR、1.26 [CI、1.00〜1.54])
治療WCEと心血管イベント(HR、1.12 [CI、0.91〜1.39])、全死亡率(HR、1.11 [CI、0.89〜1.46])、心血管死亡率率(HR、1.04 [CI])、0.65〜1.66])の有意相関見られず
調査結果はいくつかの感度分析で維持
治療下で“白衣高血圧”といってはいけないようだ 間違って使ってた