2015年4月18日土曜日

代謝脳フィードバックシステム:ショ糖(砂糖の主成分)はストレス影響低下、故に、過剰摂取となりやすい;人工甘味料と異なる



ショ糖(砂糖の主成分) 添加飲料摂取はコーチゾルホルモン抑制し、脳のストレス反応を抑制する
Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism誌 記載
人工甘味アスパルテームで影響のない、ショ糖独特のヒトへの脳内ストレス抑制作用
オピオイド反応性亢進も生じる

解説: https://www.endocrine.org/news-room/current-press-releases/sugar-sweetened-beverages




Excessive Sugar Consumption May Be a Difficult Habit to Break: A View From the Brain and Body
Matthew S. Tryon,  et. al.
JCEM  Published Online: April 16, 2015 

BMI 20−34の18−40歳19名女性

ショ糖添加飲料と、アスパルテーム添加飲料を2週間毎日3回摂取

 唾液コーチゾルと、 Montreal Imaging Stress Taskの脳領域反応試験
 
ショ糖限定でアスパルテームには見られない現象だが、ストレス誘導コルチゾール減少と相関する (P = .024) 
ショ糖群はナルトレキソンへの反応性有意低下し、 吐気減少(p=0.041)、低コルチゾール傾向 (P = .080) をもたらす

 結論としては、代謝ー脳ーネガティブフィードバック系は、糖により影響され、ストレス下にある特定の人に対して糖への固着が商事、肥満関連となりやすい状況を作る可能性がある。




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